すとう信彦 & his band

社会起業家(チェンジメーカー)首藤信彦の日常活動とその仲間たち

緊迫する終盤国会

2009-11-19 20:28:47 | Weblog
臨時国会は来週で終わるという予定で、各委員会質疑が一挙に加速。文部科学委員会も四人の新人を含め与党も6人が質問に立った。新人とは言え、初回に質問する議員だから、それぞれキャリアがしっかりしていて、与党だから質問もマイルドなものだが、堂々たる質問だった。小生はしんがりの質問者として大臣所信の枠の中で、地方分権化時代の文部省としてのアカウンタビリティ、児童・生徒の自殺対策、そして国際化問題について質問した。せっかく教育予算が交付税交付金増額という形で自治体に配られても、自治体によってはそれを他に流用する可能性があることを指摘。さらに自殺対策に関しては、そもそも警察発表の自殺数と、家族・学校の意思が入った文部省定義の自殺数とのギャップから、学校における自殺対策や原因究明について質問。単に対策だけでなく、ターゲット値を定めて、教育関係者の総力をあげて自殺数激減に努めることを訴え、大臣からも前向きの回答を引き出すことができた。しかし、留学生30万人計画に対応したグローバル30は、予算が限られ、13大学しか助成対象とならないお粗末さで、しかもその評価・審査プロセスに疑義があることを指摘した。まあ、質問は的を得たものとは思うが、野党席から同感、賛同のヤジ(?)が飛んだのには驚いたね。自民党議員も野党になって質問すると、人によっては生き生きと専門性を生かして質問していた。やっぱり政権交代はほんとに必要だなと実感した。
ところで、今日、議員室でブログを書いていられるのは、本会議が深夜までずれ込んだためだ。いやはや臨時国会でこれほどもめるとは...いけない、アナウンスが始まった、議場に駆けていかねば...