すとう信彦 & his band

社会起業家(チェンジメーカー)首藤信彦の日常活動とその仲間たち

宮中御茶会

2009-11-13 20:35:56 | Weblog
在位20年記念行事の一環で今朝、宮中に御茶会で招かれた。二重橋を渡って宮中に入るのはこれが初めて。雅楽の舞楽を観賞した。雅楽と称せられるが、対として行われる萬歳楽と延喜楽がそれぞれ、中国系の舞と朝鮮系の舞であることを初めて知った。茶会といっても茶の湯ではないから、大勢の人が巨大なホールに詰めかけている。久しぶりにペシャワール会の中村哲医師に会って、ホールの片隅で、アフガニスタン情勢の意見交換を行った。ドナルド・キーン氏なども来ていて、天皇皇后両陛下も皇族の方々も、和やかに会話されていましたね。
昼に中学時代の恩師U先生が来訪。昔の先生というのは、なんというか、タイムマシンみたいなところがあって、なんか話していると、どんどん時空が逆転して、昔に戻っていく感じ。もっとも、こっちはすっかり、50年前に戻っても、高齢の先生と中高年の小生が話している光景は周りのひとからはどう見えるのだろう?
「浪人の4年間は辛かった」みたいな話をしたら「私もつらかったのよ」と言われた。そうだよな、きっとそういうもんだと納得した。先生、心配をかけてもうしわけありませんでした・・・
夕刻に党本部で新陳情システムの説明会。けっこう激しい議論あった。そのあと、冷たい風と雨の中を急死した大学院時代の友人の通夜へ。もう黒いネクタイを取りに行く間もなかったので、やむなくキオスクでネクタイを購入。店の人が同僚と、最近はこれがよく売れるのよ、やっぱり天候不順なのかしら、なんて話している。
こころ穏やかな友人だった。あまり無理して研究することもなかったと思うが、鈴の音のような凛として、ひそやかな研究者としての姿勢のまま、旅立ってしまった。惜別。
雨中を議員会館にもどり、来週の文部科学委員会質問の項目立てをする。