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佐賀北高校から学ぶべきこと

中小企業診断士の長谷川です。おはようございます。
今日は佐賀北高校についてのお話です。

今年の夏の甲子園優勝は佐賀北高校でしたね。終了直後は日本中が佐賀北高校の優勝に驚き、感動していました。

少し時間をおいて改めてこの優勝を振り返ってみたのですが、プロジェクトという視点で見たときに、いろいろ勉強になることがあります。

佐賀北高校は佐賀県のいわゆる「地方の普通の公立高校」なのですが、野球部の百崎監督が今回の優勝の重要な鍵を握っていました。

百崎監督は、2001年に神崎高校という佐賀県内の別の公立高校で春夏の甲子園に連続出場を果たした経験がありました。その後佐賀北高校に移りましたが、佐賀北高校で「甲子園で勝利したい」という強い思いがあったようです。

佐賀県はもともと傑出した私立高校が少ないということもあり、プロジェクト期間1年の「甲子園勝利」という実現可能なプロジェクトを実施している環境を作り出したわけです。

甲子園出場に魅力を感じた選手という人材が集まり始める。日頃の練習では、甲子園勝利という目標を達成するための実戦的な練習をすることによって、選手の意識を甲子園出場から甲子園勝利へと引き上げる。実戦的な練習を通して人材を磨き上げていく。そのような地道な取り組みで実力を高めていきました。

但し、将来プロを目指しているような有名な選手は、有名な私立高校へスカウトされてしまいますので、それを前提としたチーム作りをしています。

・固い守りから試合を作っていく
・制球の良いピッチャーを複数人揃え、継投させる
・体力勝負に負けないように基礎トレーニングを重視する

制約の大きい環境の中で、どうしたら甲子園で勝てるのかを試行錯誤し続けた結果が今回の優勝だったのでしょう。

経営資源不足を前提としたプロジェクト計画・運営。中堅・中小企業にとって重要な視点です。


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経済産業大臣登録 中小企業診断士
経済産業大臣認定 第一種情報処理技術者
内部統制評価機構認定 内部統制評価者
川崎市中小企業サポートセンター派遣専門家
L2Lビジネスプランナー
ドリームゲートアドバイザー
長谷川進
E-mail : hasegawa-info△goo.jp (ご相談・ご依頼などございましたら、お気軽にメールでお知らせください。上記メールアドレスの「△」を「@」に変更してお使いください)
  

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