会津八一&団塊のつぶやき

会津八一の歌の解説と団塊のつぶやき!

会津八一 1229

2016-10-23 20:14:30 | Weblog
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麦秋 2009・5・27(水)

 刈り入れを目前にした黄金色の美しい麦畑が、新聞やテレビで取り上げられている。麦秋(ばくしゅう)とは、麦の収穫期を迎えた梅雨前の初夏を言い、季語でもある。今では農機具が発達したので、刈り入れはコンバインなどで短時間に行われるが、昔は米も麦も植え付けから刈り入れまですべてが手作業だった。以下に八一の早稲の歌。

 汽車中(第2首)      解説
 
   わさだ かる をとめ が とも の かかふり の
          しろき を み つつ みち なら に いる

   (早稲田刈る乙女がとものかかふりの白きを見つつ道奈良に入る)