日々雑感

残りの人生 こころの趣くままに

春待つ日々

2021-02-07 | きいてきいて

昨日今日の気温なら「春遠からじ」と
気も緩むし、日暮れが30分伸びるだけで、
気分が軽くなる。

朝から晩まで暖房に入り浸り、本や新聞を読みながら
ウトウトする日課に、勿体ないなぁと思う。



子ども達が火鉢に群がっておしゃべり三昧でも
いつも傍らに編み物をする母がいた。
子どもたちにセーターを一枚ずつ編むのさえ大変
なのに、古いセーターなどを解いて、洗って・・

日課をこなし、子どもたちの宿題を見ながら、
延々と「主婦」「母」をこなすのである。


私が嫁いでからのことだが
「子どもは何人いてもいいものやなぁ」と独り事の
ように呟いていたのを、いまだに思い出す。
不肖の子ばかりでも意に介さなかった母は
やっぱり世界一。






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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
sirousagigamanohoさま (suri-riba)
2021-02-08 21:17:11
母は明治最期の人間です。でもね島之内の女学校だったのでお友達は競って「屋号入り」人力車での通学だったそうです。
子どもの頃から母べったり。何一つ母を凌ぐものなしの私の人生です。あぁ~あ!
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オールドレディさま (suri-riba)
2021-02-08 21:01:43
今頃は手編みなどあほらしくてできませんね。余程の趣味のものでないとねぇ。それにカシミヤ以上に暖かく、洗濯機で洗えて、安価で、軽くて、速乾性でもある夢のような素材がいっぱいあって・・。だから物を大切にしなくなったのかもね。
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手仕事で365日 (sirousagi gamanoho)
2021-02-08 18:16:22
大正生まれの母親像!
強くて逞しくて一日中家事に精出していたなあ
晩年その反動か?好きな時に、好きな場所へ、神出鬼没!
「やるね!おばあちゃん」と孫たちに一目置かれていたガッツばあちゃん。
suri-ribaさんの母上のような、理想像ではなかったけど、遠い昔の苦労話は他人には聞かせない心がけはsirousagiも手本にしています。

三寒四温 もう少し気を引き締めて頑張ろう!
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Unknown (オールドレディー)
2021-02-08 09:44:04
ガラス戸から差し込む光で部屋は温室のようで、「春はすぐそこ」って感じがします。が、奈良のお水取りが過ぎるまではまだまだですね。
今冬は「巣ごもり」生活が続いて外へ出ないので、厳寒というほどの寒さはあまり感じませんでした。暖かい部屋でのん気に過ごすことができて幸せです。
「母さんが 夜なべして 手袋編んでくれた」という懐かしい歌を思い出しました。うちの母は不器用で、編んでくれた手袋が軍手のようで、はめるのが恥ずかしかったことを思い出しています。
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