カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~鼓動を高鳴らせ(日本語字幕版)~

2021年12月25日 22時17分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR

2015年の作品、タイトルはヒンディー語で「心をときめかせろ」。
「鼓動を高鳴らせ」は邦題である。

アニル・カプール、プリヤンカー・チョープラ、
ランヴィール・シン、アヌーシュカ・シャルマ、
ファルハン・アクタルなど豪華キャストで繰り広げる、
久々のこれぞボリウッドのどたばたラブコメディー。

メーラ家の飼い犬プルートが家族について語り、
物語が進んで行くのだが、声はアーミール・カーン。

  <ストーリー> 

デリーの実業家カマル・メーラ(アニル・カプール)は、
会社が傾きかけているが見栄を張って結婚30周年記念の
クルーズに関係者を招待する。

妻ニーラム(シハリ・シャー)とは仮面夫婦であり、
カマルの度重なる浮気にはニーラムも周囲も気づいている。
カマルは会社を立て直すためにスード(パルミート・セティ)の
家族を招待しスードの娘のヌーリー(リディマ・スド)と
自分の息子カビール(ランヴィール・シン)を結婚させ、
会社の資金を得ようと画策する。

ところがカビールはダンサーのファラ(アヌーシュカ・シャルマ)と
恋仲になり、ヌーリーもスード家と犬猿の仲であるカンナ家の
息子ラナ(ヴィクラント・マッセイ)と相思相愛になる。

カマルの娘アイシャ(プリヤンカー・チョープラ)は、サニー
(ファルハン・アクタル)と愛し合っていたのだが、サニーが
部下の息子だったため別れさせられ、マーナブ(ラフル・ボース)と、
結婚させられていたが愛する事ができず離婚を考えていた。

クルーズの途中でサニーが乗り込んで来て、アーシャの心が
揺れ動く・・・。

で、カマルの思い通りに事は運ばず、すったもんだの末に、
メーラ家は家族会議で各自の膿を出し切り、アーシャは離婚、
カビールは解雇され船を途中で降りたファラを探すため、
海に飛び込む!!

メーラの家族(愛犬プルートを含む)は救命ボートを海に降し、
カビールを救出しファラの元へと運ぶ。

 クルーズの船の上でいろんな事が起こり(驚)、
 思い通りに事は運ばなかったが、家族として腹を割って話し合い、
 お互いに悪かった事は悪かったと認めて謝罪し、
 許すところは許しあった結果、丸くおさまると言う結末。

 インド映画ならではの、強引に無理やり(笑)
 ハッピー・エンディングに持って行くと言う(爆)。

 インドの家族ってこうなんだ、と言う事が判る作品。
 妻は(神である)夫のする事には目をつぶって我慢し耐える、
 子供は(神である)父親の言う事に従うべきである。
 でも子供の世代は考え方が変わって来ている事に気づいて、
 受け入れなきゃね・・・・みたいな感じかな。

コメント
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