カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~チャンディーガル・カレー・アーシク~

2021年12月19日 21時43分59秒 | 映画 / MOVIE

2019年の作品、タイトルはヒンディー語で、
「チャンディーガルで恋しよう!」。

チャンディーガルと言う北インドの都市を舞台にした、
ラブストーリーだが、ちょっと変わった題材である。それは・・・
性転換手術を受けた元男性とノーマル男性との恋愛である。

チャンディーガルはパンジャーブ州とハリヤナ州の州都で、
建築家ル・コルビュジェの計画に基づいて造られた都市。

インドらしからぬ街と言う事でこの映画の舞台に選ばれたのか?
と勝手に想像している。(未確認)。

主演のアーユシュマーンは2020年公開の「シュブ・マンガル・
ジャーダー・サワダーン」でインド映画初のゲイの恋愛を演じたが、
今作品でも元男性を愛する男性役を演じている。
相手役の元男性を演じるのは、女優バーニー・カプール。

  <ストーリー> 

重量挙げチャンピオンのマヌ(アーユシュマーン・クラーナ)は、
トレーニングしているジムにやって来たズンバのインストラクターの
マーンヴィ(バーニー・カプール)に一目惚れし集中できなくなる。

マヌがマーンヴィを誘う形で二人は情熱的な関係になり、
マヌの家族もマーンヴィを歓迎し結婚するものと期待する。

 最近のインド映画はいつの間にか規制が緩和されたのか?
 かなり激しいラブシーン(ヌードはなし)の連続、笑。

ところがマヌが結婚を決意した時に・・・・
マーンヴィは自分が性転換手術を受けて女性になった事を告げる。
マヌは元男性と肉体関係をもっていた事や元男性と気づかなかった事、
(結果的に)騙されていた事にショックを受ける。

 そう言う大切な事は最初に言うべきだと思うけど、
 (まぁ言おうかどうか躊躇するシーンはあったけど)
 相手を思いやる気持ちがあれば最初に言うなぁ。
 でも判らないもんなんだね。手術痕って残らないのかなぁ?
 美容整形って凄い技術なんだね。

マーンヴィが男性であった事を知ったマヌの家族が、
ジムでそれを言ってしまったがためにマーンヴィは窮地に追い込まれる。

マーンヴィの父親が倒れマーンヴィは病院に駆けつけるが、
そこでもマーンヴィが女性になった事を受け入れられない母親や親戚が反発する。
マーンヴィが元男性でも愛せるのか? マヌは葛藤しつつも病院に行く。

そしてコンテストの日、ライバルが好成績をあげ差を付けられたマヌは、
最終種目の重量挙げでインド記録を塗り替え優勝する。
駆けつけたマーンヴィを抱き上げるマヌ。

 最後はみんなが認めて、めでたしめでたしなんだけど、
 現実としては保守的なインドでは厳しいだろう。
 これが多様性を受け入れるきっかけになるかなぁ(?)。

 一緒に観た友人とも話し合ったのだが、
 劇中の言葉があまり理解できなかった。その理由(いいわけ)は
 パンジャーブ州の話だったのでヒンディー語ではなく、
 パンジャビー語が混ざっていたからだろう。もう一つ、
 若者の会話だったので早口だった事もある。
 まぁ理解できなかった「いいわけ」である。

コメント
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