カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

WBA&IBF世界バンタム級タイトルマッチ

2021年12月18日 22時01分59秒 | スポーツ / SPORTS

WBA世界バンタム級チャンピオン   WBA世界バンタム級10位
IBF世界バンタム級チャンピオン   IBF世界バンタム級5位

    井上 尚弥(大橋)        アラン・ディパエン(タイ) 
     21勝(18KO)              12勝(11KO)2敗

井上尚哉選手がモンスターであるが故に対戦相手は大変である。
ディパエン選手はムエタイでも50勝10敗の戦績。日本でも
K-1やキックボクシングからボクシングへ転向する選手がいるが、
似て非なる競技なので大成した選手は少ない。でもタイ人で
ムエタイ出身でボクシングでチャンピオンになった選手は多い。
ウィラポン、カオサイ・ギャラクシー、ポンサクレックなど。

ムエタイ出身の選手はボディが強いらしい。膝蹴りに比べれば、
所詮パンチは痛くないと言う事だ。ボディは鍛える事ができるので、
井上選手の強烈なボディーブローでも倒れなかったと言う事か。

                 

1ラウンド:井上選手がスピードのある左ジャブをディパエン選手の
ガードの間にヒットさせ前進する。時折フェイントもかけ翻弄。
  (井上選手:10-9:ディパエン選手)

2ラウンド:井上選手の左ジャブが的確に当たる。
ディパエン選手は空振りが多い。
  (井上選手:10-9:ディパエン選手)

3ラウンド:井上選手が左で試合をコントロール、ワンツー、
左ボディー、右アッパーで前進しディパエン選手が下がる図式。
  (井上選手:10-9:ディパエン選手)

4ラウンド:井上選手は左アッパーを連発。ディパエン選手も
右フックを返すも、井上選手のパンチは的確でかつ強烈。
井上選手がロープを背にして誘うがディパエン選手は連打できず。
井上選手が一方的に打ち続けるがディパエン選手は粘る。
  (井上選手:10-9:ディパエン選手)

5ラウンド:井上選手が上下に打ち分ける。ディパエン選手も
時折返すが軽い。井上選手が一方的に攻め続ける。
  (井上選手:10-9:ディパエン選手)



6ラウンド:井上選手の強烈なボディーブローが当たるが、
ディパエン選手は倒れない。そして右フックでも倒れない。
  (井上選手:10-9:ディパエン選手)

7ラウンド:井上選手が余裕をもって追いかけ連打するが、
ディパエン選手はガードを固めて耐え、足を使って逃げる。
  (井上選手:10-9:ディパエン選手)

8ラウンド:井上選手の攻撃に耐えていたディパエン選手だったが、
左フックでダウン、なんとか立ち上がるが左フックが当たった所で、
レフェリーがストップ。2分34秒、井上選手のTKO勝利。

ディフェンシブな選手を倒すのは難しいが、
追って、追って、追って、手を緩めず、終始攻め続け、
最終的にダウンを奪い勝利した井上選手は凄い。

それにしてもディパエン選手は無茶苦茶打たれ強かったが、
ストップの後は歩けないほどだったから、ストップは妥当。
限界まできていても闘争心なのか立ち続けた気持ちに
大きな拍手をおくりたい。

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コメント
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