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アコギのブリッジピンエンド交換

2023年08月31日 | Weblog
 HeadwayHSJ-5115SE/ZR のブリッジピンエンド交換をしようと思って、牛骨の蝶貝のインレイ?装飾が施されているピンエンドを購入して、昨日到着した。
実物を確認して、ネットでの写真と同じ物だと確認して安心した。 ただし、牛骨? 写真のギターに取り付けられて居る写真とは同じだが、単品で載せてある写真は少し黄色っぽい色合いの物なので、この色合いとは違って、完璧な真っ白。 本当に牛骨なんだろうか? とちょっと疑うような気もする。 
形もとても綺麗に成形されているので、牛骨を加工したんだろうか? プラスチックの成形? だと思うほどに綺麗な形状をしている。
まっ、それでも蝶貝の装飾がとても綺麗なので、その点はとても良いと思った。 まっ、実際に今純正で付いているエンドピンも牛骨だろうと思うが、同じように真っ白なので、疑うような事もないだろう。 
同じような物がネットでは半額程度でも買える物もあったが、あえて、高い方の物を選択した。 これは、Amazonでプライムだったので、仮に写真と違っていた場合には即返品する予定だったから。 
サイズはレビューにもあるが、おそらくかなり太いのだろうと思うけど。
それは想定内で、今日はこれからギターの弦交換時にこのエンドピンを削って、ギターのブリッジ穴に合わせて1個づつ削る事になるだろう。 
音が悪くならないならそれで良いのである。特にこのエンドピンで音色が良く成るとも期待はしていないので。
レビューにはこのエンドピンで音色が良く成ったと言う書き込みもあるが、実質的にエンドピンで変化する音色は微かな物だろう。 実際には弦の種類や弦の劣化度などが大きな音色の変化になる。 
アコギはスチール弦なので、弦の種類は膨大な程ある。 コーティング弦のような煌びやかな音色になる弦もあるし、フラットランドのようにメローで落ち着きのあるジャズ系の音色もあるし、ノンコーティング弦のようにフラットで素直な音色の物もあるし、スチール弦は耐久性が良いので、半年でも交換する事が無い人も居るし、1ヶ月程度で交換する人も居るので、そうした弦の劣化などが大きな音色の違いになる。
もちろん、ギターを弾く時間もそうだけど、どんな弾き方をするのかも、そして、保管状態なども弦を長持ちさせる要素に成る。
最近はアコギはほとんど弾いていないので、弦の劣化はあまり無いだろうと思って居たが、先日ギターを弾いてみると、その音色が落ちている、音量も音色も衰えを感じた。 これは前回交換した弦の種類にもよるだろう。 フラットなノンコーティング弦を張ったが、張り始めはとても良いと思ったが、やはり劣化が早いのだと思った。 ギターを弾いていない事もあるだろうが、それだけではなく、やはり弦の種類を選択することはとても重要な事だ。 
これはアコギだけでは無く、クラシックギターでも同じ事は言える。 
そのギターの特徴に見合った弦を選択する事はギターの良い特性を生かすためにもギターとの相性が良い弦を選択する必要はある。 
ただし、これは以外と難しい。 実際に私も弦をいろいろと交換して居るが、本当に良いと思える弦がどれなのか? 音色だけでは無く、音量やサスティーンの伸びも大切だけど、弾きやすさも大切で、ハイテンション弦では押弦がキツくなるので、出来る限り柔らかい押弦を求めると、音色に切れが無くなったり、高音の張りが無くなったり・・。 どちらを選択する基準にするかで弦の種類を決める事になる。 
トップ材が堅い材質(スプルース)にはやはり切れに良い弦が相性が良いと思うが、シダーなどの少し柔らかいトップ材は逆にテンションが弱い弦の方が鳴りが良くなる気もするし、サイドバッグの材質も音色のは影響があるので、そうした弦との相性はかなりシビアな物だ。 
サイドバック材が柔らかい材質だと振動も大きくなり、トップ材の振動と相殺する傾向が強くなり、サスティーンの伸びなども良く無い。 
ギター全体が振動する事は音色にはあまり良くないのはその振動が音に変換される原理を理解すると分かるだろう。 
トップ材の振動がギターなどはほとんど音色や音量に関わる。 弦の振動ももちろんサウンドホールからギター内部へ伝わって、音として反響する。
なので、弦の振動する方向が縦方向だとサウンドホール内に波動が伝わり易い。 横方向の振動ではギターのサウンドホールに入り込む振動が少なくなるので、音量も下がるのは音の原理からすると当然だ。 
さらに、トップ材が振動してギター内部で反響して音としてホールから外に出てくるが、その時にサイドバッグも同じように振動すると互いの振動で音は相殺作用となり、音が小さくなる傾向になる。 
なので、トップ材の振動を素直に出すには、サイドバッグの振動を押さえる材質(硬質の材質)の方がより音色も音量も綺麗で張りのある音色に成る。 

こうした理由から、私の2本のギターのトップ材はスプルース、サイドバッグはギターの材質としてはかなり硬質のホワイトエボニー(45limited)、パーフェロー(EstesoSP)の組み合わせである。 もちろん、音の違いは当然、他の要素も重要だ。 トップ材のブレイジングの構造や、サイドバッグにもブレイジング構造が施されているが、そうした要素なども重要だ。 
さらに言えば、サドル、ナットの材質や、ブリッジの材質、弦高、弦の種類。 ペグにも音色に影響を与えるとも言われているので、全体の組み合わせで決まる。 
さて、これからアコギの弦交換、ピンエンドの交換作業をしよう。 
午前中には終わらせる予定で、午後にはいつも通りにギターの練習をする。 
今日の筋トレは胸筋、下半身。 
今日は猛暑日で洗濯物もよく乾く日になった。 少し雲もあるが、雨が降る心配は無い。 昨日は終日雨が降る天気だったが、今日は雨の心配はないだろう。 






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