summer diary

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近年の雨は異常だ

2019年09月05日 | Weblog
 昨夜は台風13号の影響だと言うことだが、この中部地方の三重県の四日市から鈴鹿周辺は豪雨に見舞われて、雷も夜間は鳴りっぱなし。 昨日から今朝にかけて勤務だったけど、三重県方面は数秒毎に空が光り、雷の轟音が轟いていた。
高速道路は四日市を起点として、東名阪、伊勢道、名神でも通行止めであった。今朝の勤務明けの時間でもまだ通行止めは解除になっていない状態で、さらには今夜は伊勢を中心に大雨の危険がある様子だ。 
先日は九州地方では大雨の被害がニュースで流れていたけど、今回はこの東海地方が同じように大雨の被害に見舞われた。 
このように、近年の気象は確かに以前に比べると局地的な豪雨被害が続いている。これはまるで熱帯地方のような雨の降り方である。 熱帯地方のように都市ではなく、熱帯雨林や広大な湿地で豪雨となったとしても被害自体は皆無だろう。しかし、一旦それが人が暮らす町並みとなると話は全く別問題である。 インフラ整備の問題ではなく、到底許容できるような雨量ではなく、毎年のように観測史上記録的な豪雨となるととても予想できないような被害が想定される。各都道府県だって、そんなかつてないような豪雨を想定するのは難しいし、仮に想定できたとしても、それに対する対策が出来ることは限られている。 
当然、住民の安全は第一と言いながら、これまでも避難勧告が発令されていても、自宅から避難する人の確立は意外と低いことも分かっている。
誰だって、避難場所よりも自分の家で過ごすことを望むのは当たり前だろう。されに、まさかこれほどの被害になるとも思っていない・・・とうことが本音だろうと思う。 しかし、もう、今後はそうした過去の経験が何も役に立たないことをしっかりと認識することも必要になってきたと自覚することも大切だ。 土砂災害や冠水、防風、川の決壊なども数十年無かったとしても、実際には起きていることはこの数年の災害を見ていると当然の事のように起こっているのである。
川に隣接するような宅地や土地の低い場所、山がすぐ近くにあるような土地に住んでいる住民はやはり普段から豪雨などの災害を想定することが大切だろう。 私が住む住宅街は雨に関しては一切心配するような場所ではなく、どれほど雨が降っても全く雨が溜まるような場所ではないので、その点に関しては安心できる場所である。 
高台で雨水は勢い良く住宅街の外へ流れて行く地形になっているし、高台で周辺には山なども何もない。 地盤も強固なので、地震で液状化する土地でもない。 まっ、家を建てるにはこれほど完璧な場所はないだろうと思える土地に住んでいるので、自然災害の中で唯一地震でどれほど揺れるのか??これだけである。 
だから、水害などの被害のニュースを見ていても正直、実感としては沸かないのであるが、この住宅街から外に出ると、土地の低い場所もあり、道路の冠水などの災害は当然あるのである。 
以前、東海豪雨の時にも、車で通勤する際には少し走った場所では冠水や土砂の流出などの被害で走ることが出来なく、その時には2日間も仕事に行くことが出来ない状態であった。 
自宅は被害はなくても、生活自体にはその影響は免れない。  
この東海地方は意外と地震も台風の影響での被害も年間と通しても少ない地方だろうと思うけど、今回はその中でも珍しく雨の被害があったことになる。
今後も来る返し、豪雨被害は起こるだろうし、まだまだもっと大きな被害が起きる可能性は今より高いだろうとさえ思うのである。
毎年のように降水量も過去の記録を更新し続けている。 これからまだまだこれまで以上の被害が高い確率であるだろうと予測していたほうが良いだろうことはしっかりと認識する必要があるだろう。