酒盃

２年ぶりに酒盃を訪れる。

玄関に入るだけで、背筋がピシッと伸び、気合が入る。




でも、調子に乗ってやり過ぎないようにしよう。


まず、今月のきき酒３種セットをいただく。




お通しは、それぞれがひと手間加えられていて、鮮やかな香りと味が楽しめ、酒が旨く感じる。




闘う体力をつけるため、食事療法を緩めているが、４年ぶりに鶏さし(比内地鶏)を食べてみる。




結構気が小さいので、恐る恐るだが、美味しくいただいた。


大好物のハタハタの飯すし。




生姜醤油をつけると、また香りが立つ。


確か、「できれば純米吟醸で、生酒系のフルーティーなものを」とお任せしたら、実は苦手な山廃が出てきたので、驚いた。

純米吟醸「雪の茅舎」。




でも、口に含むと驚いた。

予想外だが、フルーティーで好きな酒だ。




また、このぐい呑みは、ここのご主人が作られたということを隣りにいた地元の方にきき、驚いた。

今回は、ご主人ともお話ししたし、カウンターで隣り合わせた地元の方々などと、ずっと話をして、楽しい時間を過ごさせてもらった。


男鹿産の天然岩がき。




添えられているワカメで潮の香りが広がり、ジュンサイでトロリっとして、岩がきがより一層美味しく感じられる。


うすにごりも。




これで、秋田での湯治が完結した。