黒湯温泉

玉川温泉での１５日間の湯治を終え、傷んだ肌を癒すため、乳頭温泉郷に行く。


途中にある鎧畑ダムのダム湖は好きな場所だ。







新緑の時期、黒湯温泉に行く途中の林の中はすごい緑色だ。




黒湯のお湯の色は何とも言えない。




室内の方が色が濃い。




泉質は単純硫黄泉(硫化水素型)だが、身体にはかなり効いたようで、結構疲れた。


このあと、鶴の湯温泉に行った。


そして、田沢湖駅から東京とは逆方向の秋田市へ、スーパーこまちで向かった。




続く。

玉川温泉 9

１４日目。

昨夜は湿疹が痒くてなかなか寝られなかった。

明日が最終日なので、クールダウンのひとつとして肌を癒すため、玉川温泉に近い志張温泉に行った。


帰りに大場谷地で一休み。

６月２日は一面雪景色だったが、もう新緑だ。




目的にしていたミズバショウ。







仙人が奥の方はすごいよというので、行ってみた。


何か全面が白っぽくなって、すごそうだ。




興奮して鼻息が荒くなってしまった。

まさに、花畑だ。




ミズバショウとエゾノリュウキンカだ。













思いっきり元気になった。

玉川温泉 8

今日は夏のようだった。

午後はあまりに暑いので、室内の岩盤浴を夕方することにして、散歩してみた。

この前、車で通った時、少し気になるところがあった。

遠くに雪山が見えたのだ。

息を切らしながら、少しづつ登っていく。

まだ、雪が残っていた。




快晴なので、樹木の緑が鮮やかだ。




もっと、遠景がきれいな橋があるが、熊が出るかもしれないので国道の三叉路でバスの通行整理をしている人に、「橋の所まで行きたいけと、熊は大丈夫ですかね。」と訊いてみたが、「出ねえとは、言えねえな。」と言われた。

でも、少し歩いて行ったものの、湯治に来て熊に襲われたらシャレにならんなと思って、引き返した。

でも、三叉路までも、何箇所か出ているところを通ってきていたので、周りを見ながら、温泉に戻った。


ところがまだ下に、もっとよく見えるところがあった。

必死で登ったので、周りが見えてなかったようだ。




夕方、風呂に入ると、何人かの人が私を見る。

風呂からあがって鏡を見ると、身体中に玉川温泉独特の湿疹がかなり出ていた。

体調を考えて、風呂は押さえ目にしていたが、さすが１３日目だ。

玉川では湿疹が出るのは勲章なので、これからは胸を張って風呂に入ることにしよう。

玉川温泉 7

今朝も体調はよくなく、朝食もあまり食べられなかったが、大噴で１時間ほど寝ていると少し楽になり、午後から岩盤で軽く背中を温めることができました。

夕食は十分食べられたので、何とか復活しつつあるようです。




玉川温泉は、「大噴」という源泉から一気に流れ始める。

98℃、ＰＨ1.2の強酸性の温泉が毎分約8,400リッターと大量に湧き出す。

下流に流れると玉川毒水と呼ばれており、水力発電のため田沢湖に流したため、田沢湖に住むクニマスが絶滅したが、３年ほど前に山梨県の西湖に放流されたものが生き残っていたのをさかなクンが見つけたということが話題になったが、その元凶の強酸性水が玉川温泉の温泉水である。

この酸性水が湧きだす大噴のすぐ下流にあるのが玉川温泉で、この効能を求め全国から多くの人が集まってくる。

岩盤浴をしていても空気の中にこの成分は含まれており、持っている小銭は変色し、携帯やカメラは液晶が変色したり故障したりする。

今宿泊している相部屋は、温泉が流れる川のすぐ横になるので、どれほど影響があるのか調べてみた。

窓枠に色が同じくらいの硬貨を２４時間置いていると、




右が置いていたもので、薄いコバルト色というか、光ったように変色している。


わかりにくいので、１枚の半分を露出させてみた。




朝、岩盤浴に行く前にセットして、昼前に帰ってくると、もう色が変わっていた。


１日半置くと、こうなった。





１円玉は変化がない。




玉川に最初に来た時は、この部屋でパソコンを使っていたことに恐怖を感じる。


恐るべき玉川温泉の大気だ。


この部屋にいるだけで、体調がよくなると云われる訳がわかる。

玉川温泉 6

一昨日からダウンしています。

熱中症だと診療所で言われました。

岩盤浴のやり過ぎです。

一番気をつけないといけないことをやってしまいました。

余力を残していたはずが、ギリギリだったようで。


今日の夕方、整体をしたのもマイナスになったようで、呼吸が苦しくなって不整脈も出て倒れそうになってしまいました。


明日からゆっくり復活します。