昔、私は会社の旅行の幹事をした事があった。行く先は甲府の昇仙峡。夜は、ホロホロ鳥料理を食べて、翌日は山梨県立美術館に行った。こんな時、幹事は得だ。美術館に行けるなんて!
あれから、約三十年、丁度、今年開館三十周年だ。思い付いて山梨県立美術館に行った。
外観は覚えていないが中に入ると、ミレーの作品、取り分け「種まく人」を覚えている。こうやって見ると暗い色で描かれているので、よく分からないが堂々とした態度がよい。他の絵も農民の生活が愛情豊かに描いている。
更に特別展で「ベルギーの近代絵画のあゆみ」は、ジュール・ブルトンと言う人の描いた「朝」が目に止まった。一仕事を終わって(?)朝靄の中、帰り道をゆっくり歩いている。これも農民の絵だ。私は働く人の絵が好きだ。
左の絵がジュール・ブルトンと言う人の描いた「朝」、右の絵がミレー「鶏に餌をやる女」。
今度は、昇仙峡に行こう!
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