韓国民族芸術団「クンドゥル」の演奏と演劇を観に行った。
三道サムルノリは、楽器(チン・ケンガリ・チャング・プク)を使う。【チン(鉦)は風を、プク(太鼓)は雲を、チャング(鼓の一種)は雨を、ケンガリ(小さい鉦)は雷を表現し、また、金属製の楽器は天を表し、木と皮の楽器は地を表す】
高度に洗練された打楽器を聞きながら、あまりに凄く体が震える。
パンソリは、一人の語り手であり歌い手でもソリクンとコス(鼓手)による演奏だ。澄み切った声が田園地帯に響く。
プンムルノリは、打楽器とテピョンソ(ラッパ)を用いて演奏する音楽とパフォーマンス。サンモ(頭に着ける紐)のパフォーマンスは、凄い。
マダン劇「順風に帆をかけて」は、韓国の統一の願いを現わす演劇。私の心を打つ。悲願を涙と笑いで終わる。