夜間瀬川鉄橋脇で新潟沖中越地震と遭遇してしまった。
踏切は鳴り続けるが列車は来ない。
しっかり抑止がかかったようだ。
「ようだ」というのは、現地で情報を入手する手段が皆無に近いことによる。
多分、現場の方は対応に追われているだろうし、すぐに運転再開するとも思えない。
結局、様子見ということになる。
かれこれ二時間ほど経った頃、夜間瀬川鉄橋を保線係員が徒歩で渡っていった。
これで運転再開か、と思 . . . 本文を読む
去年の今頃、全線完乗を達成した秋田内陸縦貫鉄道。
ここもご多聞に漏れず、利用実績が低迷し存廃議論が起こっていることを以前の記事でお伝えしている。
この時は存廃の結論を出すまで一年以内としていたが、秋田県は開会中の9月定例県議会で存廃問題に言及し新たな動きを見せ始めたようだ。
「秋田内陸線『現状維持は困難』知事方針」(Yahoo!ニュース、元記事河北新報・9/11)
記事の要旨をまとめておく。
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2000系A編成が長野へ去ってしまうと、後は1000系「ゆけむり」を撮るだけ。
車両運用が事前にわかっていると、行程も立てやすい。
須坂からやってきた、その「ゆけむり」を後打ちで撮影する。
さて、後は湯田中からの折り返しを撮影しようかね、と思い暑い中「ゆけむり」を待ち続ける。
夜間瀬駅方の踏み切りが鳴り始めた。
時計を見ると10時を回った辺り。
湯田中から「ゆけむり」が折り返してきた。
そ . . . 本文を読む
目の前を走り去った2000系A編成。
マルーン色の列車の後を追うべく後続列車に乗る。
幸いなことに湯田中までの直通列車なので乗り継ぎの必要がないのは有り難い。
少し車内でまどろむ。
信州中野を過ぎると、列車は山間の中を走るようになる。
目的地の夜間瀬駅の手前、信濃竹原駅で行き違いのために二両編成の列車は停車する。
反対側からやって来たのは件の2000系A編成だった。
運用情報は事前に入手して . . . 本文を読む
とはいえ、現在「設計中」とのことなので具体的な想像図が出てくるのはもう暫く先のようだ。
「特急新車両を09年春に導入 小林近鉄社長」(京都新聞、9/7)
記事のポイントとしては、
・新型特急車両が登場するのは2009年春。
・新型特急車両は「アーバンライナー」や「伊勢志摩ライナー」のような特化型の特急車両ではなく、標準軌全線で使用可能な汎用型。
・10両を先行投入する。
といったところだろうか . . . 本文を読む
車両のLRV化がほぼ終了し、乗車人員も微増に転じた福井鉄道。
その矢先に唐突な話が飛び込んできた。
「福井鉄道 単独で鉄道経営困難」(日刊県民福井、9/8)
「福井鉄道:福武線で追加支援要請へ 『現状では存続困難』と、県と沿線3市に」(毎日新聞、9/8)
要点を整理しておく。
○福井鉄道は、同社単独での鉄道部門の存続が困難として近く福井県と福井、越前、鯖江の沿線三市及び同社による協議会を設けると . . . 本文を読む
短い一夜は明け、7月16日の朝を迎えた。
この日は早くから行動する予定になっている。
というのは、朝ラッシュ時に稼働する2000系を撮りたかったためだ。
市役所前6時30分発の普通電車に乗る。
途中でマルーン色の2000系A編成とすれ違う。
これを撮ろうと朝陽で下車。
朝陽駅から歩いて5分程度の所に気に入っている撮影スポットがある。
そこで湯田中へ向かうA編成を撮影した。
この後は、この編成を . . . 本文を読む
昨日から長野にいる。往路は台風9号の影響で約4時間足止めされたりした。
それでも、目的の長野電鉄2000系D編成「りんご塗装」は乗車と撮影を達成できたので、一矢報いた気分だ。
さて、今日はどうするか。
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長野へ向かったA編成を見送ってから一時間が過ぎた。
時計を見ると、そろそろ湯田中へ向かったD編成が折り返してくる時刻だ。
まだ夜の8時過ぎというのに、ホームには人影が殆ど見られない。
そんな寂しいホームで一人電車を待つ。
ようやく2000系D編成が姿を見せた。
車内を見ると利用客は皆無に近い。
やはり需要は少ないのか、それとも客の流れが逆なのだろうか。
湯田中へのB特急を見ると、少ないながらも客 . . . 本文を読む
大井川鐵道でタイ時代の姿に復元されようとしているC56 44。
そのC56 44の火入れ式が4日に新金谷駅で行われたことを毎日新聞の記事で知る。
運行開始は来月7日からということなので、その時には記念イベントが開催されるのは間違いないところだろう。
行くかどうかはこれから考えるとして、タイ時代の姿になった同機が客車列車の先頭に立つ日が待ち遠しい。
その一方で、大井川鐵道の蒸気機関車を巡ってはこん . . . 本文を読む
存廃問題に揺れる、いすみ鉄道。
4月に存続・廃止の両論を併記した中間報告を発表し、8月に最終結論が出される予定になっていた。
しかし、当の8月が過ぎ、9月に入っても最終結論が出てこない。
どういうことか、と思っていたら、9月4日の朝日新聞の記事に現状がまとめられていた。
いつものように要点を整理する。
○いすみ鉄道の存続を巡り筆頭株主の千葉県と沿線自治体が揺れている。
筆頭株主の県は存続の条件と . . . 本文を読む
小布施駅から須坂へ戻り、2000系A編成の普通列車で朝陽まで乗車。
短い乗車時間だったが、ロマンスシートの座り心地は悪くなかった。
その2000系は夕方になると入庫する「ゆけむり」に代わってB特急の運用につく。
「夕方」からということで、日の長い時期だと走行写真も狙えるが、今回はちょっと変わったことをしてみたい。
といっても、単に「夜の駅に停車している2000系を撮りたい」というものだが。
B特 . . . 本文を読む
駅構内に併設されている「ながでん電車の広場」を堪能した後、駅そのものを見て回ろうと思う。
先の「ながでん電車の広場」のおかげもあるのだろうか。
構内も何処となく古びて見える。
この駅が特急停車駅とはちょっと思えない。
一旦外に出て駅舎の外へ出る。
結構規模の大きい駅舎だ。
駅舎を一通り見てから周りの散策を始める。
といっても、線路伝いに歩いてみるだけだが。
しばらく待っていると、特急列 . . . 本文を読む
月が変わっても名古屋古書会館での古書即売会は続く。
今回は8月31日から9月2日までの日程で「オールデイズクラブ」が開催される。
いつもなら土曜日の午後一番に出向くのがパターンだが、ご存じの通り旅行中。
という訳で、旅行の帰り道に途中下車して即売会へ出向くことにした。
会場に着いたのは午後4時ちょうど。
最終日は5時閉場だから、残り時間は一時間しかない。
とはいえ、こちらも旅行疲れがたまってい . . . 本文を読む