今日はいつもの射場に行きました。とてもいいお天気だったのに、ボクを入れて4人しかいませんでした。
ボクはまず、コンパウンドで60m、50m、40mのサイトを確認しながら、FITA900ラウンドの点つけをしました。結果は858（283-283-292）点で、一応自己新記録でした。
事務局長閣下に報告すると、50mが低すぎると言われました。記録を調べてみると、昨年、ニャーはボクに、570（285-290-295）点を目標にするようにと言っていましたから、確かに低すぎます。来週もう一度練習する機会があるので、より高い点数を出せるようにがんばります。
でも、120cm的って、なぜか当たりにくくて困ります。ゴールドが大きいから精度の高いエイミングができないのが原因と聞いたこともありますが、本当のところはよくわかりません。ゴールドの面積が大きいのだから、もっと当たるはずなのに。
土曜日、ゆみ組の練習会に行きました。北の射場からMさんが来ました。O工場長は仕事で来られませんでした。
Mさんはとても熱心なリカーブアーチャーです。いつもはリカーブの聖地と言われる北の射場で教わっているそうです。時々ボクたちのゆみ組の練習会に来ます。ボクもMさんにアドバイスをすることがあります。彼女の話を聞いていると、北の射場でどのように教えているのかがよくわかります。
M田さんは熱心なあまり、教わったことを自己流にアレンジしてしまいます。いい結果が出ることもありますが、悪い結果が出ることもあります。土曜日は、悪い方の結果が出ていました。
Mさんがリリースすると、弦が押し手にバンバン当たります。以前はこんなことはまったくありませんでした。そこで彼女の話をよく聞いてみると、立ち方について、「足の指でタオルをたぐり寄せるような感覚をもちながら立つ」ように教わったそうです。おそらく、足の指の方に重心を置くことを分かりやすく伝えようとしたものと思われます。でも、彼女はそれを誤って理解し、かかと重心で立つのがよいと思い込んでいました。そのため、背中が反りかえって、弦が押し手に当たりやすくなっていたのです。それで先週の試合も点数が出なかったのでしょう。
ボクは彼女に、タオルのたぐり寄せの例が、足の指先を意識するための説明だということと、かかと重心は背中が反るのでよくないことを伝え、それからボクがいつも初心者指導のときに使う表現で説明したところ、弦は押し手に当たらないようになりました。
弓を教えるのって、いつも難しいと感じます。表現のしかたひとつで、まったく反対に理解されることも多々あるのですから...
土曜日、ミヤさんと連れて北の射場に行きました。先週の試合で無残な結果（目標900点。結果は700点台前半）に終わってしまったミヤさんに、何か射型についてヒントを得てもらおうと思って、連れて行きました。北の射場には、有名なショップの店員さんも来られ、いろいろ教えて下さるそうです。その方に会いたいと思って行きました。
北の射場は会員のみなさんが毎日手入れします。だから射場は全面草原なのに、伸び放題の草むらはなく、的を乗せる台も何基か増設されていました。草原は土もやわらかくて、歩くのはとても気持ちいいです。いつもの射場は、M次長が中心になって環境を整備して下さっていますが、もっとみんなで協力する必要があると思いました。
ボクも久しぶりにリカーブを持っていき、練習しましたが、思うように当たりません。50mでミスを出してしまったので、30mの練習に集中しました。いつの間にか小さな射型になっていたことに気づき、押し手をしっかり伸ばして大きく、速く動作する射型にしてみると、よく当たりました。
北の射場では「56点しばり」というルールがあり、30mで56点以上を出さなければ帰ることを許されないのだそうです。それで一生懸命行射し、何とか30mで57点も出ました。こういう緊張感のある練習を積んでいるから、北の射場チームは強いのかもしれません。
ボクは今まで、射型の悩みを解決したいと思った時、ヒントを得ようと思って北の射場に行くようにしていました。でも、ミヤさんがアーチェリーを始めてからは、なかなか行けず、そのため壁を突破するための新しい知見を得られなくなり、伸び悩んでいました。ミヤさんに北の射場を紹介したものの、遠いから行きたくなさそうでした。北の射場は自ら「リカーブの聖地」と言っているだけに、リカーブに関する知識や情報がたくさん得ることができました。ミヤさんが練習できない日は、できるだけ北の射場に行こうと思いました。
ここ数カ月間、体重は59.8kg~60.5kgで安定していました。とはいうものの、いっこさんとの約束で、来年の6月には58kg台に達していなければなりません。
右大腿部に麻痺が出てきたので夏ごろから「腰わり」を中止し、弓の練習をやりすぎて肩が痛いので、「テッポウ」も中止。今はロングブレスダイエットとラジオ体操だけで、現状維持が精いっぱいでした。
何か新しいダイエット方法を探そうと思い本屋さんに行くと、「9回で絶対やせる！猫のびストレッチ」というムックを見つけました。「たった1動作で20kg 15kg続々やせた！」というキャッチコピーも...
表紙が「もしドラ」のようなキャラクターが描かれていて、少し恥ずかしかったですが、さっそく購入しました。
「猫のびストレッチ」をやってみると、腰のあたりからじんわり暖かくなってきます。太学功（たいがくこう）という気功をアレンジしたストレッチメニューだそうです。呼吸も作用しているようです。
アーチェリーにはあまり関係がなさそうですが、おなか周りがすっきりしてくると、背中が反らなくなることは経験則で知っているので、まっすぐの姿勢で、弓（リカーブ）をまっすぐに立てて、行射できるようになるかもしれません。
今日、今年最後のシングルラウンドの試合が行われました。ボクはコンパウンドでエントリーしました。コンパウンドで出場するシングルラウンドの試合は、今年初めてです。審判をしたり、佐渡に帰ったり、お葬式に出たため、試合のスケジュールが合わなかったのです。
目標は1300点。もし1300点を出せたら、コンパウンドで公式戦に出るのは止め、リカーブの練習に戻る計画でした。リカーブが上手になるためのコンパウンドだったので。今日の結果は次の通りです。
90m：290点
70m：334点 ←この日のCP第1位。試合での自己新
50m：324点
30m：351点 ←試合での自己新
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合計：1299点 ←試合での自己新
最初の90mの点数が悪くて最後まで足を引っ張りました。なぜか矢がストンと落ちて5点を出したり、6点に3本もグルーピングしたり、さっぱりでした。どうもサイトが違うようでした。すっかり気持ちも落ち込みました。今回は1300点をあきらめ、来シーズンでいいと思って70mに挑んでみると、思いのほか点数が出ました。59点というエンドもありました。M次長もキムさんも、あきらめるのはまだ早いと言って励ましてくれました。
午後の50mは324点で今一つ伸びず、30mで352点出せば1300点達成という状況になりました。ボクは緊張しやすくて、「この1射で勝負が決まる」と言う状況になれば十中八九だめです。
30mが始まり、第1エンドは60点、第2エンドは59点。もしかしたら1300点出せるかもと思ってしまいました。その後のエンドは57点... まだ4点まで大丈夫。第4エンド59点、第5エンド58点。残り1点。そうして迎えた第6エンドは、第1射で9点に外し、もう1点も失うことができなくなりました。2射目、3射目は10点。4射目は、あともう少しと思って、引き手に力が入って9点に外し、ここで1300点の夢がついえ去りました（でも、ここまで頑張れたと言いたいです）。最後は10点に入れて終了。結果は1299点、第2位でした。
昨年の試合での最高点は1270点。それよりも29点もアップしました。でも目標は達成できていませんから、来シーズンで達成できるように、コンパウンドの練習を続けます。
