いち年ゆみ組のブログ

アーチェリーと、うちの植物たちと、読んだ本のことなどをのんびりと...

あ、当たらない...

2012-10-07 21:09:13 | アーチェリー

来週の日曜日に開催される選手権大会に向けて、今日はコンパウンドの練習をしました。

第1射から失敗し、90mに届かず、"X10 protour"をついに地面に落してしまいました。損傷は軽微で、シャフトに外傷はなく、よく見るとポイントの先端が若干変形し、ヴェイン2枚が外れかかっていました。M次長は「ポイントだけ後で交換すれば大丈夫」と言ってくれました。

その後も90m、50mで行射しましたが、なぜかさっぱり当たりません。たぶん、昨日ミヤさんと一緒に50m30mの練習試合をした時の疲れを残してしまったのでしょう。引きこみも甘いし、押しては震えるし、「今ここ」のタイミングでリリースできないし... そこで、30mで射型を確認しようと思って移動し、行射しました。

行射していると、まず、ニャーが見に来てくれました。「最初は何点?」「うん、9点...」「第1射は10点、できればXに的中させたいね」と言って、すぐに立ち去りました。気遣いかもしれません。M次長も見に来てくれました。「あまり気にするな」と言って、やはりすぐに立ち去りました。気遣いかもしれません。

しばらく行射していると射が安定してきたので、30mで点つけをしました。結果は352点でした。これなら大丈夫。そう思って50mの的に移動し、行射しました。もう暗くなってきていて的が見えにくかったのですが、かなりいいグルーピングでした。でもやや左に的中することが多く、点数はよくありません。M次長が言ってくれた「気にするな」のことばを思い出して、行射の一連の流れやリリースのタイミングだけ確認して、練習を終えました。

明日の練習が、実質的に選手権大会前の最後の練習になると思います。明日は行くと言っていたミヤさんには悪いですが、ボクはコンパウンドに集中します。


ボクたちの連盟、ハチと戦う

2012-10-07 20:32:22 | アーチェリー

今日もいつもの射場に行きました。ボクが射場に着くと、問題はすでに発生していました。それは、スズメバチの巣をどうやって駆除するか、ということ。ボクも昨日見つけたのですが、約15cmくらいの大きさでした。いつの間にこんなに成長したのか...

事務局長閣下は、この近在でもっとも高価なスズメバチの巣を駆除するスプレーを買ってきました。M次長は、すでにキンチョールを1缶、巣に噴霧していました。しかし、みんな巣の近くに行きたがりません。ボクは都会の子なので、ハチの巣の駆除等を生まれて一度もやったことがありません。

「では、誰が巣を駆除する?」 事務局長閣下の問いにみんな嫌がっていましたが、最後には事務局長閣下が買ってきたスプレー缶を手にして、M次長が巣に向かい、ついに意を決したかと思うと薬剤を墳射しました。スズメバチが飛び出してきたら、きっと逃げることはできません。スズメバチの飛行速度は人間が走る速さと比べものにならないくらい速いのです。万一スズメバチに刺されたら、救急車を呼ばざるを得ません。周囲には中学生たちもいて、万一のことがあれば大きな問題になります。緊張が走りましたが、幸いなことに、スズメバチは1匹も出てきませんでした。

その後35秒間、M次長は薬剤を噴霧し続け(途中で事務局長閣下が「もったいないからもういいよ」と言い出しましたが...)、さらに4mくらいの長い棒で巣をつついて落とし、踏みつけて粉々に壊しました。その後、数匹のスズメバチが飛来し、巣を壊された復讐に襲撃されるかと警戒しましたが、襲われることはなく、無事に巣を駆除できました。

ありがとうM次長!! あなたは射場の英雄です。またスズメバチの巣や、大きなムカデや、畳小屋の裏手にある池の近くで蛇を見つけたら戦って、ボクたちみんなを守って下さい。


ゆみ組に「新型」配備

2012-10-07 08:00:38 | アーチェリー

ゆみ組の練習会に、シローさんが「新型」を持ってきました。新型というのは、"G5 PRIME"というカムが二重の作り(パラレルカムというのだそうです)になっているコンパウンドボウです。

O工場長やニャーといっしょに「新型」を見せてもらいました。ハンドルやリムは黒色です。かなり大きめのカムはグレーです。全体的に細身のしまった感じの弓です。質感がやや「プラモデル」(特にカムの色合いは軍艦の色によく似ている)のように見えます。持ってみると、思っていたよりも軽く感じます。ただし、シローさんはウェイトをゴテゴテとたくさんつけているので、ボクの弓よりは重く感じました。

見た目だけでなく、パラレルカムはたいへん合理的な設計だと思いました。同様のコンセプトはK教授も4~5年前に言って、いろいろ実験していましたが、そのコンセプトを実現すると、"G5 PRIME"になるのか、と思って感心しました。

平たくいうと「かっこいい」弓です。ボクも欲しいと思いました。そこで「参考までに」シローさんに値段を聞くと10万円を超えているとか... シローさんは「すぐに買いなさい!!」と言いましたが、ボクの家の軍事費(弓関係に使うお金をボクの家ではこういいます)は、弓を新調するほどの予算を確保していません。今年の軍事費は矢を新調することでほぼ使い切ってしまいました。特別予算を編成するには、財務大臣のいっこさんの賛成が必要ですが、それはきっと無理... 他にも倍率の高いレンズがついた自分のサイトと、リリーサー、センターロッド、サイドロッドを買わなければいけないので、弓を買い換えるのはまだずっと先のことです。

すぐに弓を買うことができるシローさんが、本当にうらやましい限りです...


マルチ的は難しい...

2012-10-07 07:33:33 | アーチェリー

10月14日の選手権大会は、50mで6リング的を、30mで5リング的を使う予定です。ミヤさんがシングルラウンドの試合は初出場ですから、的の大きさに慣れてもらうために、5リング的(いわゆるマルチ的)を使って、50mと30mで練習試合をしました。

実はボクも、50mでマルチ的を使ってあまり練習していません。5点以下に外すことが多いからです。30mから始めたところ、なぜかクリッカーが切れなくなって、最後の射がMになり、295点でした。

次に50mに向けて準備をしたところで、事務局長閣下が「的だたみの大きさを変えるから作業をせよ」と大号令を出しました。電動のこぎりで畳をカットしましたが、かなり疲れました。畳を切る作業は、予想以上に力が必要です。

その後(ボクはすでにくたくたです)ミヤさんと一緒に50mの点つけを始めました。ボクは11個のMを出し、192点でした。このMは大体5点の位置に外れたもので、合計すると55点。192点に55点を加えると247点。やや低いもののいつもの点数に近づきます。

この練習を通じて、5点以下に外している射の多さを実感し、合計点数に大変衝撃を受けました。いつも点付けをしますが、5点以下の記録は「しかたがない」「こういうこともある」と言ってあまり分析しませんでした。こういうことがあると、50mで点数を伸ばせない原因を考えるようになります。当面の間、50mでマルチ的を使った練習をして、6点以上で点数をまとめることにこだわってみたいと思いました。

夕方、ミイくんが射型を診てくれました。パワー不足(K教授によれば女子高校生級だとか)が原因なので、楽にドローイングできる方法を教えてくれました。この射型もしばらく続けてみようと思います。目標はマルチ的を使って50m30mで600点です。