いち年ゆみ組のブログ

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K教授の最終講義

2013-09-22 09:31:21 | アーチェリー

土曜日の朝、いつもの射場に行きました。ほんとうは引越しの準備を少しでも進めないといけないのに、そうせず、できるだけ練習したかったのです。

50mを集中的に練習しましたが、さっぱり当たりませんでした。240点前後が精一杯。ニャーも見てくれました。解決策はありません。ニャーは、点数が出ない時でもめげずないで、目標を定め、その目標を達成するための手段をよく考えるようにとアドバイスしてくれました。ニャーもさすが全国クラスの選手だけあって、いいことを言います。ありがとう。

午後になると、K教授が来ました。K教授はボクが練習している様子を見て、調子が悪いのに気づかれたのでしょう、いろいろアドバイスをして下さいました。それは、いつもよりも長い講義でした。ボクに弓を教えるのはこれが最後とK教授も思われたのでしょう。根気づよく、自ら弓を手に取り、ボクに付きっきりで教えてくださいました。ひとつひとつが、一般論ではなく、ボクの体や癖を踏まえた、ボク向けの内容でした。今まではどちらかというと細部にこだわったアドバイスでしたが、今日はとてもシンプルで、わかりやすかったです。そのことを正直に言うと、今までの積み重ねがあったからすぐに理解でき、実践できたんだよと言って下さいました。長らくK教授から指導を受けていなかったのですが、ボクに教えたことが何かを覚えていらっしゃったのでしょうね。

そして、教わったとおりに行射すると、一気に点数が上がりました。50mで286点でした。280点を超えるのはずいぶん久しぶりのことです。その後K教授も弓を持ってきて、ボクと一緒に行射しました。K教授は相変わらず52ポンドの弓を飄々と引いていました。その姿を見るのも、これが最後かもしれませんね。

帰宅して、K教授から教わったことを忘れないうちに、全部ノートに書き出しました。A4版の大きな紙面で3ページ超の量になりました。今後の練習の指針は、K教授の最終講義で教わったことを軸にしようと思います。

 


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