いち年ゆみ組のブログ

アーチェリーと、うちの植物たちと、読んだ本のことなどをのんびりと...

殿さんの気持ち

2013-09-15 09:26:45 | アーチェリー

土曜日、午後からいつもの射場に行きました。いつもの射場で練習できるのは、たぶんこれが最後。

この日もリカーブで50mを練習しました。290点や300点を出せた頃の感覚を取り戻せず、250点~270点が精一杯... 80cm的でテストを受けるなら、たぶん大丈夫。でも40cm的だったら、だめかもしれない。

久しぶりに、M次長と殿さんに射場で会えました。殿さんから、「ACE-620の矢はいりませんか?」と尋ねられました。聞くと、殿さんの弓にはやわらかすぎるそうです。せっかくのお申し出なので、譲っていただくことにしました。

帰宅して考えたのですが、殿さんはきっと、もうすぐ東の国へ行くボクに、何か記念になるように、この矢を下さったのだと思います。殿さんは、いつもおもしろい話ばかりしていますが、とてもシャイ。だから、絶対に言葉に表さないので確かめようもないのですが。

思えば4年前、急死した先代からボクがゆみ組を引き継いだ時に、殿さんはいろいろボクに気を使って、ポイントやノック、ノッキングポイント等を分けて下さったり、冬にK市の体育館で練習させて下さいました。ノッキングポイントを分けて下さる時なんて、「一番古いのをあげますね」とみんなに聞こえるように言いながら新品を手渡してくれました。殿さんかっこいいと思いました。それは、M次長も同じ。いつも、いろんなものを分けて下さったり、貸して下さいました。タケちゃん、事務局長閣下、A師匠、K教授、大師匠、T師匠もそうでした。みんなそれぞれ持っている物や知識を惜しみなく分けて下さいました。それに応えようとがんばったのですが、実績を残せませんでした。ごめんなさい...

夕方、草取り用の鉄骨の溶接作業に来ていたM父ちゃんから、東の国に行く前に、ちょっといいところで会食をしようかと誘って下さいました。M父ちゃんも80歳。次はもう、会えないかもしれない。ぜひ実現したいです。

今日はこの後、無事大政奉還をしたことと、今までのお礼を伝えに、タケちゃんと一緒に先代のお墓参りにいく予定です。