体育館での練習後、お腹がすいたとナオさんが言うので、ニャーも誘って晩ごはんを食べに、近くのガストに行きました。ごはんを食べながらナオさんの話をいろいろ聞きました。
ナオさんは、目標を達成する意欲がとても強く、しかもモチベーションもとても高い、トップクラスのアーチャーです。そういう強さが必要なのでしょう。ボクたちの連盟にいる人は、みんな温和で、どちらかと言うと農耕民族なのですが、ナオさんやその仲間たちは、狩猟民族のようです。
ナオさんには伝説がいくつかあり、そのひとつに「ほふく前進」があります。この伝説を詳しく語ることは、ボクにはためらわれます。プラネタリウムの伝説も聞きました。
ナオさんは、パワーストーンに興味があります。自分が強くなる組み合わせの石をいくつもひもに通して、手首に巻いていました。占いにも興味があるようです。ボクは三碧木星だと言ったら、ああ、あきっぽい正確ですねっ!!と言われました。手相も観てもらったら、お笑い線、愛情線、しつこい線が長く、旅線というのもあるのだとか。スポーツ線もしっかりあるそうです。どれも聞いたことのない名前ばかりで、ほんとかなあと思って聞いていましたが、横に座っていたニャーがお腹を抱えて笑っていましたから、たぶん当たっているのでしょう。
ボクの場合は青い石を身につけるとよいそうです。どういう自分を目指したいかを考えて、それに見合った石を組み合わせてもらえるそうです。ニャーはボクに、「緊張しない組み合わせ」にしてもらったらと言って大笑いしました。
ニャーはボクに、いつもの仲間と練習や試合をするだけでなく、他の都道府県の選手とも交流したり、試合で戦ったりしないと、成長しないと言いますが、ナオさんも同じことを言いました。自分がもっと成長するために、幅広くいろんなことを求めることと、アーチェリー以外のどんな分野でもいいので、打ち込めるものを持っておくことを勧められました。ナオさんはハイキックだそうですが... いくつかの分野で秀でてくると、作用し合ってもっと高みを目指せるそうです。
いろいろなことを学べて、すばらしい一日でした。