オンマは辛いよ

~グチはゴミ箱へ、思い出は宝箱へ~

やれやれ…

2009年09月01日 23時07分48秒 | 娘の話
今日から待ちに待った新学期

二人のギャングどもも、元気にへ行きました




「この夏休み、うちの子たちは、一度も体調を崩すことなく、元気に過ごしました」



と、報告したかったのですが。

最後の最後で出ちゃいました。




ウチの学校の夏休みの宿題は、しおりに

・必ずしなければいけない宿題
・この中から2つ以上選んでしなければいけない宿題

という風にリストが並ぶ

「この中」のリストこそ、ややこしくて面倒な物が目白押しなのだが、息子は工作読書を選び、

娘は低学年で1つ以上だったので、料理を選んだ


面倒極まりなかったが(おい!)夏休み最後の日曜日、娘と一緒にカレーを作った。
(たまには母親らしいこともしとかないとね


頑張って作ったカレー、上機嫌で食べ始めた娘だったが…。


みんながイモトのゴールの瞬間を見ようと、テレビの画面に釘づけになってる中、いつの間にか無口になっていた。

いつも、うちの家族の中で一番の早食い大食いの娘が、今日は進んでないようだ。



ふと、娘を見た私は、息を飲んだ

全身に出た、じんましん



娘は、もともと肌の弱い子である。

しかし、食べ物で反応したことは、なかった。

「何や?何があかんかったんや!
「え?何やろ…玉ねぎ触ったから?

驚きのあまり、半狂乱になるアッパ君と、意味不明な回答を導き出すオンマ。


時間がたてば、ひいてくるのは分かっていたけれど、このままじゃ痒くてたまらないだろうから、病院で注射か薬をもらってこよう、ということになった。

電話で問い合わせると、夜間救急診療所がT区にあり、11時半まで開いている、とのこと。

私は娘を乗せて、をとばした。

診療所の駐車場は、いっぱい

かろうじて1台だけ、スペースが残っていた。

停めたら、今度は娘が降りたがらない

「どうしたん?大丈夫、こわくないから」
「だって…わたし、パジャマで来ちゃったもん」
「アホかっっ!!おしゃれしてくるとこちゃうわ!誰も見てへんっちゅーねん」

娘をひきずりおろし、入口へ。


暗くてよく見えなかったが、駐車場の車の中にも、待ってる子どもが何人かいた

診療所に1歩入ると、ますます

今、9時半ですよ、夜の


なんでこんなに多いの…

ほとんどが娘よりはるかに小さい、赤ちゃんたち。

みんな頭には冷えピタ、親はマスク姿。



それにひきかえ、待合室で待っている間、みるみるじんましんがひいていく娘…



やっとこさ診察室に入ったときには、すっかり治ってました

でも先生は、嫌がるそぶりもなく、ちゃんと話を聞いてくれ、

「じんましんはやはり、食べ物が原因でしょうね。でも、判明しないことが多いです。大事なのは、じんましんが出た時、今回のように痒がってるだけならいいのですが、息苦しそうにしてるときは、今日のように待たずに、救急車呼んでください。じんましんが肺や喉に広がってる可能性がありますので

そ、そんなこと、あるんですかっっ



先生は、念のためにかゆみ止めの錠剤を出してくれた。


家に帰ると、アッパ君が驚いて言った。

「おぉ、きれいになったなぁ。やっぱり、注射うってもらったら、一発やなぁ」
「それがな、診察受ける前に治ってもてん」
「はぁ?」
まぬけなアッパ君のすっとんきょうな叫び声を背に、娘を寝かせに行った



まぁ、大事に至らなくて、よかったです

最後に大騒ぎしましたが、無事に2学期を迎えられて、やれやれでございます