オンマは辛いよ

~グチはゴミ箱へ、思い出は宝箱へ~

命がけ

2009年09月09日 11時37分53秒 | 息子の話
練習が終わると、S先生がこちらへ近づいてきた。

「けろろさん、兵空連(兵庫県空手道連盟)のホームページ見ました?」

「あ、はい。何か審判足らんみたいですね」

「ちゃうわっっ!!そんなんどーでもええねん!」

「へ?何でしょう…

「イ・ン・フ・ル・エ・ン・ザ

「あ、あぁ!読みました読みました

学級閉鎖のクラスの子は出場できひんって書いてあったでしょ」

「はい」

「ほんでも、まず伝染ると思って覚悟してください

; ̄ロ ̄)!!

「学級閉鎖のクラスのリストは挙がってると思うんですよ。ほんでも『自分そのクラスちゃう』って言って出る子も絶対おると思うんですよ」

「あぁ…そうですよね~

「ほんで、来週の火曜日の練習は休んで下さい

; ̄ロ ̄)!!


潜伏期間が3日ほどあるでしょ。みんなに菌バラまいたらあかんから。ねっ?K先生」

S先生は、支部長のK先生を振り返った。

S先生は

「別にええんちゃうん?そこまでせんでも大丈夫やろ」

「ま…まぁ、詳しいことは金曜日に





「…やってさ」

家に帰って子ども達を寝かせた後、アッパ君に今日の先生の話を伝えた。

アッパ君は眉をしかめて言った。

「もうええんちゃうん、やめとき。」

「何でっっ?!

「そんなん、『伝染るの覚悟で』って、入賞常連の子やったらまだしも、Yみたいな弱いヤツ何でそこまで命がけで出なあかんねん

「命がけって、んな大げさな




で、結局どうなったか、ですか?


連れて行くに決まってるじゃないですか!

もちろん、学級閉鎖になると、どうなるか分かりませんが…