~ ヤモえもん ~

休日は毛鉤釣り…自然に触れ、酒を楽しむ。

都会の隠れ家

2022年06月17日 | ブログ
知り合いから、日本酒好きには、うってつけの店があるのでと、誘われた。場所は?えっ、銀座ですか…。お店の入り口を入ると、気取らない落ち着いた居酒屋だ。酒の種類も豊富で料理も美味い。気付けば酒量も増えていた。

ビルの1階に置いてあるメニュー表。黒板のメニューからも期待できそうだ。

おとうしはシュウマイ。これだけで中生ビールをグイッといける。

お造りは、人数に合わせて好きなものを出してくれるのが良い。

とうもろこしのかき揚げを塩でいただく。サクサクとした食感が良い。日本酒の辛口が合いそうだ。

白海老のかき揚げもまた美味しい。

高知県安芸郡安田町の南酒造場(1869年創業)が醸す「南」。しっかりと酸味を感じるが後口はすっきりと切れる辛口の酒。

福島県河沼郡会津坂下町の曙酒造株式会社(1904年創業)が醸す「一生青春」飲み口は淡くフルーティーで、後味スッキリと言った感じのお酒。

ホタテの磯部焼き。醤油と海苔が絶妙な味になって、日本酒には最適かな。

最後におさけをおかわりをして…。



青葉若葉

2022年06月10日 | ブログ

2014年4月に廃線となったJR岩泉線。この線路跡と並行する道路(国道340号線)を車は大川方面に向かっている。曲がりくねった幅の狭い道、対向車が気になった。しばらくすると、大川に架かる大渡橋にさしかかった。この橋を渡り左折すれば、大川松草線だ。しばらく川沿いの道を走り、入渓点を見つけ、釣り支度を始めた時だった。急にお腹がゴロゴロとしだして、我慢できない。トイレがない場所では、ひと目を憚り木立の影で「雉撃ち」するしかない。切羽詰まった時こそ、恥も外聞もないものだ。今回の釣行は、予期せぬ事ばかりを経験する旅になったようだ。

急いで、釣り支度を済ませ、冷んやりとした溪の流れに足を踏み入れた。

 
 入渓した場所の少し上流では、iwameさんの竿が曲がっている。今日は期待できる日になるかも…。
 iwameさんを追い越して、上流へ…。何とか俺の毛鉤にも山女が出てくれた。
 この流れというところで、小さいながらも岩魚が出てくれた。

水深のあるゆったりした流れから、飛沫が上がった。コンディションの良い岩魚が、気持ちよく竿を曲げてくれた。

釣りメシは、コンビニのおにぎりとメンチカツ、そして、いつものレタスサラダ。どうやら、渓を遡行して、汗をかいたこともあり、お腹の具合も良くなったようだ。
 ランチタイム前に、このポイントで一度毛鉤に反応した魚を狙って、毛鉤をチェンジする。
狙いどおり、カディスパターンの毛鉤で…。やりましたよぉ〜!

木々の緑が初々しく鮮やかな緑色。初夏、樹種によって様々な緑のハーモニーと柔らかく降り注ぐ日差しは、身体にじんと染み込んでくるようだ。青葉若葉、そして澄んだ青空が生を感じさせる。
 梅雨の晴れ間をねらっての東北釣行ではあるが、例年、雨にあう時もしばしばだが、珍しく今年は天気に恵まれた。

まだ、明るい夕暮れの宮古の街を、今宵の居酒屋に足を向ける。

本日のメニューは、黒板に書かれているのだが、小さくて文字が読めませんよと言ったら、スマホに写して注文して…とおかみさんのアドバイスが…。なるほど。その手があったか。

春雨の中華風サラダのおとうしで、生ビールを…。お腹の具合も良くなって、安心して飲めるな。

大トロ、鮃、たこ、メカジキ、そしてどんこの肝和えのお造り。こうなったら、お酒の出番でしょう。
先ずは、地元の岩手県宮古市鍬ヶ崎下町の菱屋酒造店(嘉永5年(1852年)創業)が醸す、「千両男山)の純米酒。香りを抑えた落ち着いている。味もしっかりしていてバランスのとれていると思う。燗にして飲んだらまた旨味が出るような気もする。
 
焼き鳥のねぎまは、鶏肉とネギのバランスが良い。

川海老のから揚げを摘みながらの日本酒も良い。

岩手県下閉伊郡岩泉町の泉金酒造株式会社(安政元年(1854年)創業)が醸す、龍泉「八重桜」純米吟醸。酒米が、吟ぎんがということもあって、上立ち香は穏やかな香り。含み香は酸味を感じる。色が黄色味があったが、後味は爽やかという感じの酒でした。

青森県上北郡七戸町の株式会社 盛田庄兵衛(安永6年(1777年)創業)が醸す、純米吟醸「七力」春しぼり 無濾過生原酒。新鮮さを感じる香味と酸味と旨味がバランスよく後味は爽やかな感じの酒でした。

宮古の街に夜の帳が下りる。明日も天気が良さそうだ。新緑の渓が待っている。
 

I overslept.

2022年06月09日 | ブログ

「あぁ〜っ、やっちゃいました。すみません。迷惑をかけて、本当に申し訳ないです。」と謝りの電話をかけ、慌てて家を出た。寝坊して、3時半の出発時間に2時間も遅れてしまったのだから、取り返しがつかない。只々、反省しながら友人宅に向かった。言い訳にはならないが、前日、遅くまで他人の仕事に関わっていたので、帰宅が夜中になり、出発までの時間に合わせて、仮眠をしたのが失敗だった。目覚まし時計のアラームが鳴ったのを止めて、不覚にもまた寝てしまったようだ。毎日、通勤する際の起床時刻に目を覚まして、「しまった!」と我に返ったが、時すでに遅しであった。スマホには友人からの着信が何度も記録されていた。後で、友人からは、私が事故などで倒れているのではないかと心配したそうだ。お詫びの言葉が見つかりません。

すっかり、明るくなった東北自動車道を北上する。宮城県を過ぎる頃から日差しが出てきた。何とか天気はもちそうだ。
しかし、寝坊による遅れは、毛鉤釣りに打って付けの時間帯を過ぎてしまったかも知れない。渓には、既に何人かの毛鉤釣り師が、ロッドを振っていたが、釣支度を整え渓におりた。遠征初日、釣果なしに終わるわけにはいかない。ひたすら、毛鉤を流れに乗せ、渓を歩く!。
入渓点のすぐ上流でiwameさんのロッドが曲がっていた…。

小さい岩魚だが、何とか釣果なしは免れた。

ニッコウイワナらしい岩魚も毛鉤をくわえてくれた。
今日の釣りメシは、メンチカツの入ったのり弁とレタスサラダ。箸休めに胡瓜の漬物を添えて。
二段堰堤は、上の段から滝のように水が流れ落ちていた。数日前から降った雨で、水量は多いが、渓の濁りは消えていて、釣りに支障はないのだが…。
15時頃退渓。宿泊先の宮古へ移動。何年ぶりだろうか…、最近は新型コロナウイルスの感染者も少なくなり、街中の活気も取り戻しつつあるようだ。

18時半になっても明るい街並みからお店に入ると、夜の帳が下りた雰囲気で、何となく落ち着く。

先ずは、生ビールで喉を潤し、日本酒の出番を待つ。
焼き鳥がないので、から揚げで我慢。

気まぐれサラダもボリュームありと言った感じ。

刺身の盛り合わせ。ホタテ、サーモン、金目鯛?
岩手県花巻市の川村酒造(大正11年(1922年)創業)が醸す「酉与右衛門(純米吟醸)夏ぎんが」。上立ち香はフルーツのような穏やかな香り。含み香は酸味と旨味があって、後味はすっきりとした軽快な飲み口。低アルコール(14~15度)のせいか飲み飽きないお酒かも。

三陸に来たら、やっぱりこれですね。ほやの刺身と日本酒の相性は最高。
福島県西白河郡の大木代吉本店が醸す「楽器正宗」の本醸造中取り。酸味のバランスが良くキレもいい感じの酒。

またまた、美味しいあての登場。生牡蠣にレモンを搾ってさっぱりと。

とり皮ポン酢もさっぱりしているもののボリュームはたっぷり。

さらに、塩ホルモンを追加したが、この量は食べきれない。


地元、岩手県宮古市の造り酒屋、菱屋酒造店(嘉永5年(1852年)創業)が醸す「千両男山」。すっきりした呑み口、サラッとしているようで味のある酒。

枡酒を飲み干し、カネゴンとウルトラマンから、「一日、おつかれ!」

三陸鉄道、宮古駅の時計が、まもなく就寝の時間をお知らせします。(ちょっと、早すぎない。)明日は、寝坊をしないよう、目覚ましを忘れずに…。