~ ヤモえもん ~

休日は毛鉤釣り…自然に触れ、酒を楽しむ。

次なるシーズンこそ…。

2017年10月15日 | ブログ

鉛色の空、吐く息が白くなっている。暖かくなるという予報は、何を根拠にしたのだろう。昨日履いていた、濡れたウェーディングシューズの紐を結ぶ手がかじかむ。流心でじっとしていると背筋が硬直しそうだ。下流には寒さを堪えて、anglerがロッドを振っている。上流では、iwameさんがtroutを掛けたようだが、手元でバレてしまった。水面はなんの変化もなく、時間だけが過ぎていく。寒さに耐えきれず、流心から出て、浅瀬に立ち、岸側の淀みにflyを落とすと、突然水面から消え魚の重さが手元に伝わるが…、やっと、訪れたチャンスは、張りつめた釣糸の緩みと共に終わった。ロッドが曲がり、釣糸が限界まで張りつめる。川の中を走り回り、無我夢中で魚の引きを耐えながら、釣りの女神に祈る…。そんな時が来るのを待ち続けて、川に立っている。


解禁当初の流れのように、身体の芯が冷えそうだ。この空の色では、日差しは期待できない。


Let's hope the next chance !


Trout that has been caught ….

2017年10月14日 | ブログ

今年の渓流釣りシーズンも幕を閉じ、多くのFly Fisherは、自然渓流で釣りが出来るフィールドを求め、ここ荒雄川に集って来るようだ。このフィールドでは、毎年10月に大きなtroutが放流され、パワフルな魚との駆け引きが、流れの中で楽しめる。釣り支度をして流れに入ると、上流、下流には多くの釣り人がロッドを振っており、釣りをする場所が見つからないほどだ。


良いポイントには必ず、anglerが流れに立ち込んでいた。

iwameさんは上流で、良いサイズのtroutを釣り上げた。私の釣った魚と言えば、手の平に乗る可愛いヤツだった。目の前にはゆうゆうと流れを泳ぐtroutが…。息を殺して毛鉤を流すが、偽物と見破って流れに戻って行った。どうやら魚の方が一枚上手のようだ。

日が西に傾き、川辺にも夕闇が迫って来た。そろそろ川から上がる時間だ。明日も天気は大丈夫らしい。もう一日、川を歩こう。


今回は、渓流釣りシーズンの終わりを締めくくる意味の釣行だ。納竿の酒宴も楽しみの一つだ。宮城県の美味しい酒を美味しい肴で乾杯だ。利き酒三種の升に溢れた酒をストローですする。
う〜ん!この飲み方は、酔いが回りやすいわ。(笑)