~ ヤモえもん ~

休日は毛鉤釣り…自然に触れ、酒を楽しむ。

おしょうらい

2016年08月13日 | ブログ
漢字では、「御招霊」です。富山では、お盆にご先祖の霊を迎える時、おしょうらい棒に火をつけ、ご先祖様が迷わないように回して合図するもので、迎え盆に欠かせないアイテムだそうだ。
実家の玄関先で、おしょうらい棒を振ってみた。
立秋を過ぎたお盆の夜は、日中暑かった富山でも風は涼しく感じられた。

高岡の有限会社清都酒造場の勝駒とホタルイカの沖漬けで晩酌。

夏の夜

2016年08月06日 | ブログ

8月になって、連日の暑さとお決まりの夕立が続いた。今宵は、私の住む町の花火大会だ。今日は雷雨もなさそうだ。夕食が済む頃から、ど〜んっと言う音とともに外が明るくなった。家からそれほど離れていない河川敷での打ち上げ花火なので、臨場感はたっぷりだ。腹ごなしに、散歩がてら見物に出かけた。会場付近は、露店が並び昼間のような明るさだ。花火が打ち上げられたが、あまりにも明る過ぎて情緖がない。やはり、夏の夜を焦がす花火は、会場から少し離れた静かな場所で、川風の涼を感じながら眺めるのが良いようだ。


遊魚券の販売拒否??

2016年08月01日 | ブログ

我々の釣行には珍しく晴天が続き、今日も暑い中での釣りとなった。帰宅のルートを考え、東北自動車道上でICにアクセスの良さそうな渓を選んだ。鹿角八幡平インターチェンジを下り、十和田八幡平四季彩ラインの線路渡る。

見覚えのある景色の中、迷わずいつもの日釣り券販売所を訪ねた。何度かインターホンのボタンを押した。確かに呼び出しているのだが、家の中にいる犬の鳴き声だけで、人が出てくる気配を感じられない。それでもしばらく待っていると、2階のベランダにお婆さんが顔を出した。日釣り券が欲しいと言うと、「売れない」との返事。釣り券の販売拒否などあるはずがないので、その理由を聞くと、渓に行く林道が崩れていて、工事中のため立ち入り禁止だとか…。済まないが、下流で釣りをしてくださいと案内されてしまった。仕方がないので、別の渓を探して別の釣り販売所で情報を得ることにした。どうやらこの辺りは熊が出没しているらしく、特に釣り券を売ってくれなかった先の渓は熊の目撃例が多いのだそうだ。とりあえず、漁協の管轄の地図を入手し、それを頼りに水量のありそうな川を探した。何とか釣りのできそうな川を見つけ入渓することにしたのだが、車を止めた近くの道の真ん中に、大きな熊の糞があるではないか。「やっぱり。いるんだな。」と自然の中での常識を再認識した。

幸先良くiwameさんが岩魚をつりあげた。

強い日差しの中で、フライにティペットを通すことが辛い。暑さで頭がボーッとなる。「真夏の釣りは厳しいわ。」この時点で、全身汗でびっしょり。「泳ぎた〜い。」

護岸すれすれにフライを流して、やっと岩魚が出てくれました。「これで、やっと帰れるな。」と自分に語りかけ、暑さでふらふらとなった身体に鞭を打って渓をあがった。

今日唯一の岩魚。小さいけど、フライを拒否してくれなかったことに感謝。

小さい渓で半日を過ごし、涼を求めて国道沿いの食堂で釣りメシと決め車を走らせた。いくつかラーメン店や定食屋があったが、なんとなく気になるネーミングのドライブインに入った。結構流行っているお店らしく、地元のお客さんが家族連れで食事をしていた。本日のおすすめメニュー「スタミナ丼とラーメンのセット」を注文して、今回の猛暑の遠征釣行に幕を引いた。

The journey gose on