秋暑の褒美

気がつくと、今夏は、ひと月以上も日記を書いてい。印象深い出来事がなかったわけではないのだが、何故か気合いが入らなかった。夏休みもお盆に墓参りの日だけ休んだだけで、猛暑に耐え、忙しなく過ごしてきた。今日、8月最終の日は、電話設備工事の立会いで、休日出勤となった。8時半頃から機材やら装置が搬入され、暑い中での作業が始まった。床下に配線を通し、機器を配置している人達を横目に、やり残している仕事をやろうと思うのだが、興味深い仕事ぶりが気になって仕方がない。他人の仕事は、見ているだけで、時を忘れる。気付くとお昼を過ぎていた。平日は、もっぱらお弁当持参だが、周りの会社も休みの今日は人も少ないので、外食と決めていた。いつも人通りの多い道も空いていて、店も空いていた。これなら、のんびりと食事ができそうだ。夜は、居酒屋だが、ランチタイムはリーズナブルの定食がある。厚切り牛タン定食を注文したが、何故か物足らなくなって、禁断の昼生麦酒を…。美味い！
店を出た時、ほろ酔いの顔に秋風が通り過ぎたのを感じた。生麦酒は、夏を頑張って過ごした、ご褒美だ。


ジョッキは、控えめに…。