~ ヤモえもん ~

休日は毛鉤釣り…自然に触れ、酒を楽しむ。

ハリケーンツアー!

2017年07月04日 | ブログ
横なぐりの雨が、窓を叩く音で目が覚めた。午前6時、テレビをつけてニュースを観る。台風3号が長崎市に上陸したらしい 。昨夜は誰も語ることのなかった飛行機の運行状況が、朝食時の話題だった。思えば、今回の旅は、宿泊先は決まってはいたものの、何処に立寄るかは決まっておらず、気ままなものだ。行き先は風まかせと言った感じで、進路が読めないのは台風と同じだ。行く先では、予想しなかった感動もあったり、発見もあった。まさしく、ハリケーンツアーの名前が相応しい。
朝食と山暖簾の食堂、そして台風の雨の中撮った建物の外観。



「山暖簾」の前で、旧友達との記念撮影。

長崎と言えば、「ちゃんぽん」かな。

JR九州の特急列車「白いかもめ」に乗って長崎を後に…。

はたして、予定どおり飛行機は飛んだか?

沈黙…。

2017年07月03日 | ブログ
どうやら、台風3号が九州の長崎に向かって、進んでいるらしい。ニュースでは、今夜から明日にかけて接近して、長崎辺りに上陸すると報じている。今日は、レンタカーを使って、佐世保で佐世保バーガーを食べる。途中の西海橋、展海峰、遠藤周作記念館などに立寄り、今宵の宿「山暖簾」(黒川紀章が作った施設)に向かう旅だ。出津村の遠藤周作記念館では、すごく驚かされた。史実等を基に遠藤周作が創作した歴史小説「沈黙」のモデルとなった場所だ。江戸時代初期のキリシタン弾圧の中で信仰とは何かを考えさせられるものだったように思う。長崎であればこそ体感できるものかもしれない。若い時に読んだ小説を思い出させてくれた。沈黙の碑に書かれた言葉、心が熱くなった。


新西海橋からの渦潮は、大潮となる9日が見どころらしい。今日は、その凄い渦潮を想像して穏やかな流れを眺めた。

九十九島を眺める展海峰からの景色

黙々と佐世保バーガーをかぶりつく。佐世保といえば、軍港でアメリカのネイビー基地もある。そこに暮らす人々のお腹を満たすだけの大きさもありそうだ。ポテトもついでに注文。


今宵の宿泊地「山暖簾」の料理と日本酒に酔う。この宿泊施設は、温泉もあり、佐世保市内からも30分以内で来れる、佐世保市世知原町の静かな山麓にある。建築家の黒川紀章が設計した建物は周りの景色に溶け込むように、屋根は緩やかな曲線をもっていた。

台風の接近に伴い、明日の飛行機の運行状況が気になるが、不安な気持ちを顔には出さず、楽しい時を過ごした。これも沈黙…?


平和への願い

2017年07月02日 | ブログ
長崎を訪れるのは、何年ぶりになるだろうか…。今日の長崎は、梅雨の晴れ間の陽射しが、夏を思わせる。旧友と会うまでの時間があるので、平和の尊さを肝に命じて市電に乗った。平和公園は、人もまばらで、出会う人は外国人ばかり、異国の人の長崎の原爆に関心が高いのには頭が下がった。この悲惨な出来事を忘れてはならないと、平和への願いを心に誓った。


お腹の空くのも忘れて、歴史的な出来事を目に焼き付けるように、ひたすら歩いた。宿泊先の近くに戻り、長崎らしい遅い昼飯(皿うどん)を食べた。急にお腹が空いて来た。

旧友との再会で、夜の老けるのも忘れて語り合った。