~ ヤモえもん ~

休日は毛鉤釣り…自然に触れ、酒を楽しむ。

feel like I'm in overseas.

2022年11月25日 | ブログ
ホテルの朝食バイキング会場は、ハングル語、タイ語の宿泊客が、テーブルごとに数人ずつ座って、賑やかに談笑しながら食事をしている。そんな雰囲気に圧倒され、一人だけ部屋の隅のテーブルで、窓の外を眺めながら、静かに食事をしていた。そんな私に、ホテルのスタッフが気遣ってか、日本人は貴方一人だけなので、不便をかけますと話しかけてくれた。自分が海外旅行をしていると思えば、こんな環境は普通なのだからと返事をすると、明日も海外の方で満室ですと言われてしまった。円安の影響やインバウンドの解禁で、海外からの旅行者が増えて、ホテルも活気が出てきたようだが、ホテルのスタッフは、メニューの説明や席への案内で大変そうだが、どこかイキイキしてるようだ。



福岡の博多に来たら、水炊きだよと言うことで、本日も昨日に続いて鳥料理。水炊きで知られている「長野」で、英気を養おうと鍋を囲む。それにしても、この出張で体重が増えたように思うのは、私だけじゃないのでは…。ホテルの姿見の前に立つのが、怖いかも。
もつ煮込み、手羽元煮だけでも酒飲みには十分だ。
スモークチキンは、フランスパンに挟んで食べるにちょうど良い。お土産にしたいほどだった。

唐揚げ。水炊きはこの後登場。そろそろ胃袋の隙間がなくなって来たような気もすが…。

本命の水炊。この鳥づくし料理を味わうため、今夜はビールを少なめにして、焼酎「さつま小鶴」のロックに…。水炊きは、鍋の鶏の旨味が溶け込んだ鶏ガラスープを飲んでから、骨付き肉、鶏つくね、白菜などを白濁した鍋に入れて、ポン酢で食べる。サッパリしていて美味いが、鍋の中をきれいにするまで食べれない量だ。〆の「おじや」を食べる頃には、お腹も苦しくなるほどだった。

屋台が並ぶ中州は、金曜日と言うこともあって、人が出ている。やはり、海外からの旅行者も増えて、賑わいが戻っているようだ。


那珂川に架かる橋や川沿いの木々のイルミネーションが、目を楽しませてくれる。
博多の最後の夜を惜しみながら、那珂川沿いを歩いて来ました。


歴史ある街

2022年11月24日 | ブログ
今朝も、出勤日の起床時間と同時刻に、目が覚めた。カーテンを開けると、外は夜の闇に包まれている。朝食の時間には、まだ間があったので、カーテンを開けたまま、ベッドでうとうとしていると、窓の向こうの空が白んできた。外を眺めると、大浦天主堂とそこに続く坂道が一望できた。窓を開けベランダに出て、清々しい空気を全身に吸いこむ。眠気はいっぺんに吹き飛んだ。朝食を素早く済ませて、約束の時間まで、石畳の坂を歩くことにした。オランダ坂や祈念坂は、観光客の姿はなく、暮らしの中に、人の営みならではの声や生活感のある音響いている。何処からか、惣菜を作る美味しそうな匂いが漂って来た。この時だけは、観光客もいない静寂がある。
幕末の志士達が、駆け抜けた歴史的な坂道。彼らは、何を思って朝をむかえたのだろうか。もし、この坂道で、偉人達にすれ違えたら、尋ねてみたい。

ホテルの部屋のベランダから大浦天主堂に続く坂道の眺望は…。

ホテル脇の坂道を上ると、坂の上に、外壁が白い漆喰で塗られたレンガ造りのゴシック様式の教会が、高い尖塔を天に突き刺すように堂々と美しさを放っている。 1865年に建てられた、日本に現存するキリスト教の教会の中で最も古い建築物。正式名称は、「日本二十六聖殉教者聖堂」。日本二十六聖人の殉教地である長崎市西坂の丘に向けて建てられている。
このマリア像(日本之聖母像)は、日本に潜伏キリシタンが大勢いたことが全世界に伝わった時に、フランスから贈られたもので、天主堂入口の礎石の上に置かれている。
上の天主堂の写真の樹々に隠れている、右側の祭壇のマリア像は、「信徒発見のマリア像」と呼ばれている。
この像も大浦天主堂が完成した時、フランスからもたらされるたものだそうだ。信徒発見という名の由来は、潜伏キリシタンの信仰の歴史の中で意義のある出来事だったようです。


長崎の港は、軍港佐世保とは違って、海上自衛隊やアメリカ海軍の船は少ないが、最新の護衛艦も係留されていた。

1597年、豊臣秀吉の命により、主に京都に住んでいた26人のキリシタン(日本人やスペイン人)が、長崎の西坂の丘で磔、処刑された。後に、彼らはカトリック教会に聖人に認められ、“日本二十六聖人”と呼ばれている。

お昼に、ちゃんぽん麺を食べようと、地元の人達に人気の中華店「永楽苑」に立ち寄った。この店は、ちゃんぽんも美味しいが、「しいたけ肉そば」が人気とか…。豚肉、白菜、人参、ネギなどの野菜の他に、丸ごとの椎茸を入れてトロミをつけた、あんかけ麺。野菜の歯ごたえと椎茸の旨味が味わえる一杯。タンメン好きには、たまりません。

今日一日、長崎市内の訪問先を廻り、明日と明後日の仕事を考えて、福岡市内のホテルに移動した。ホテルへの到着が遅くなったが、予約をした中州川端の居酒屋「一分」で、遅い酒宴となった。

店内は、カウンター席と板の間のテーブル席になっている。

お通しは、茶碗蒸し、鯖寿司、白子ポン酢の三品。これだけで十分。

刺身は、鰤、鮪、鯛の三種

焼酎「黒霧島」をロックで。酒の肴になる刺身には、この甘い醤油が合う。

炙り鯵のにぎりだが、肉厚におろした鯵を軽く特製の酢で締めてある。美味い!

丸ごとトマトのメンチコロッケとマカロニサラダ。からもオリジナルメニュー

やっぱり、熱燗を頼んじゃいました。

この水炊きは、スープが少し透き通っていて、しっかり鳥の旨味がが出ている。先にスープを飲んだらいい塩梅で、日本酒が飲みたくなってしまった。

中州川端から渡辺通りのホテルまで、歩いて酔い覚まし。途中、博多祇園山笠の7月15日の追い山笠のクライマックスとなる櫛田入りで有名な櫛田神社。

常設展示されてる櫛田神社の飾り山笠(国重要無形民俗文化財)
明日は、8時出発。さっさと寝るぞ。





トップガンと鯨…。

2022年11月23日 | ブログ
す一か月ぶりの出張で、福岡県と西九州を3泊4日で巡る。明日の午前中に長崎での仕事があるため、祝日の今日は移動日になった。せっかく、長崎に行くのであればと、西九州新幹線の「かもめ」に乗らない手はないので、航空機は羽田と福岡の往復の便にした。
関東地方は生憎の雨で、離陸して高度10,000mに達するまでは、ほとんど雲の中で景色は真っ白だ。離陸前にイヤホンをもらったので、映画でも観ようと洋画を選択。作品は、レンタルDVDでも新作の「マーベリック」だ。トムクルーズが操るF-18の映像は、航空機の中で観ると、ちょっと違う臨場感がある。まるで空を飛んでる感じ…。そう感じるのは、空の上で観ているからだろうか。
足と手に随分と力が入っていたようで、隣の席の人に気づかれているようで恥ずかしい気がした。
さて、博多からは、西九州新幹線の旅だ。
リレーかもめに乗って、吉野ヶ里遺跡付近の田園風景を眺めていると、晩秋の洛陽が目に飛び込んできた。

新幹線が大村市付近を走る頃、大村湾が右手に見えて来る。夕方の5時を回っていると言うのに、関東地方と違ってこの明るさだ。日本列島は長いと実感。

武雄温泉で、リレーかもめ41号から新幹線かもめ41号に乗り換えて長崎へ。

新幹線かもめ号は、東海道新幹線のN7000S同じ車両。


間もなく、長崎駅。武雄温泉から24分の旅だった。

長崎は鯨料理が有名なので、今宵は気楽に鯨が食べられるお店に…。飲み放題で4,500円はリーズナブルです。

さえずり、ベーコン、末広、百広、赤身、尾羽の部位を使った、鯨の六種盛り。

今宵は、日本酒は控えめに、九州の焼酎をロックで…。

お造りは、鮪、鰤、鮃、ほたて、太刀魚の盛り合わせ。酒の肴には、これだけでも十分かな。

海老の塩焼き、頭の部分もよく上がっていて美味い。

豚の冷しゃぶサラダ

長崎牛のステーキまだついてるなんて感激!

ホタルイカの沖漬け

オコゼの唐揚げは、ボリュームまあって、食べ応えは最高。

 

コース料理の〆は、ご飯と味噌汁でシンプルに…。