満月または新月と、楕円軌道における月の地球への最接近が重なることで、地球から見た月の円い形が大きく見えるということだそうだ。今夜は倍率の高いデジタルカメラを使って、逆光補正をうまく使って、撮ってみた。なるほど、ウサギらしきものが見えたよ。
満月または新月と、楕円軌道における月の地球への最接近が重なることで、地球から見た月の円い形が大きく見えるということだそうだ。今夜は倍率の高いデジタルカメラを使って、逆光補正をうまく使って、撮ってみた。なるほど、ウサギらしきものが見えたよ。
二週間前の大雨は、南会津地域の河川に大きな爪痕を残していた。今日の目的地に向かう途中、車窓から目に飛び込んでくる景色は、来年の春までに、魚達が泳ぎ回れる流れに回復してくれるだろうかと、不安になるような光景であった。あと数日で、今年も禁漁期を迎える。この流れの何処かで、生きていて欲しいと願った。
上流部は、水量は多いが、以前の流れが残っている。何処かに、大水に負けず残っている魚達がいると信じて、川を眺める。
大石の点在する流れの巻き返しに、何度もフライを振る。
ヒレのはっきりした、岩魚がラバーレッグカディスを咥えた。
こんな魚があの大雨に耐えて、流れに居てくれたことが愛おしい。今年の渓流釣りも幕を閉じる。
今日の釣りメシは、何時もの店で「大もり」を注文。渓流釣りシーズンの締めにはもってこいかもしれない。
iwameさんはコンスタントに流れの筋から魚を釣り上げていた。
すっかり暗くなってから帰宅。秋分の日を過ぎると日が暮れるのは早くなる。そうそう、今夜は十五夜だ。食卓には、母親が参加した秋祭りの惣菜があった。赤飯があったので、渓流釣りシーズン締めくくりの祝いに…。「百年の孤独」で乾杯。
澄んだ秋の夜空に、中秋の名月が明るく輝いていた。
The journey gose on.
先週の9日と10日に降った大雨により、11日からの岩手釣行は中止になった。一度行こうと決心した、釣りへの想いは消えることなく、日帰り釣行に予定を変更して千曲川に行くこととなった。前夜の職場の飲み会で、帰宅が遅くなったこともあり、早朝の出発は眠くてたまらず、iwameさんに運転する車の中で白河夜船となっていた。下仁田で高速道路を降り、一般道を臼田方面に向かって走り、途中で朝食を食べることに・・・。国道254号線で朝7時から営業をしているラーメン屋で、朝ラー(ラーメンの並)を食べ、金峰山川を目指した。
ちなみ、朝食のラーメンはこれ!
群馬県と長野県の県境は雲に覆われていたものの、目的地に着く頃には見上げる空は、澄んだ秋空が広がっていた。最近は天気にも恵まれて、嬉しいくらいだが、いつまで晴れ男のままでいられるかと、内心思っているところだ。
金峰山川に向かう途中にある西川に架かる川上大橋と男山を望む。清々しい秋空が目の前に広がり、そろそろ禁漁の声も聞こえてきそうだ。
金峰山川を釣り上がるiwameさん。こんな良いロケーションなのに、一向に魚の気配が感じられない。確かに入渓ポイントの駐車スペースに車が停まっていたので、良いポイントは無理かと思い、竿抜けを狙うもフライに反応はなかった。
ほとんど、魚の反応もなく堰堤に着いてしまい。この区間はあきらめ下流に移動。黄葉にはまだ早い沢の木々をバックに記念写真。
林道にはいろいろなキノコや昆虫も飛び交っていた。下流のポイントで反応してくれた魚は、この時期によく反応してくれる新子の山女魚だった。
昼を過ぎ、この先でお昼を…と思って、最後に流した流れで出てくれました。大きなヒレの山女魚でした。
奥の流れで反応してくれました。「夏山女魚、一里一匹」なるほどなぁ〜。
ちなみに、今日の釣りメシは、レタスサラダにたまごサラダをつけ、チキンとタイカレーを温めて…。
昼食を取って、イブニング狙いで本流に移動。最後のチャンスをものにしようと粘ったのですが…。
堰堤下でライズを待つiwameさん。
昔は春先や秋にもよく通った流れ。その時の川とはずいぶん変わってしまった。この連休にあっても、釣り人はほとんど見当たらず、寂しさのみを感じさせる。感傷的になる秋の季節にはまだ早いのだろうが、時の流れが、釣り人のこの川への関心を変えてしまったのではないだろうか。ふと、哀しい気持ちになる釣行だった。
帰り道、佐久穂町の四ツ目屋さんで購入した酒。「渓流朝しぼり」名前につられ購入したが、アルコール分20度は珍しい。さすがにキレがある。
渓流という響き。若い頃に心踊らされたあの川の流れが、いつの日か戻ってくることを願ってやまない。
The journey gose on