先週の旅の余韻が残るなか、今週は、北東北地方(秋田、青森)へ出張だ。
東北新幹線の「こまち」は、観光客で満席だ。盛岡で「はやぶさ」と切り離し、田沢湖線を走り出すと、指定席の車両は多く人が立ったまま乗車するほどの混雑だった。
仕事を終えて、レンタカーで今夜の宿泊地に向かう。まだ午後4時前だというのに、日暮れが早く、辺りは暗くなっていた。夕食は、少し遅くなりそうだが、慌てることはない。
チェックインが遅くなり、19時からこの店で少し遅い夕飯⁇それとも呑み会…。店の名前の意味は、「末っ子」の方言らしい。
店内の様子は、昭和を感じる品物が壁一面に飾られてる。見ているだけで、昭和生まれの人は懐かしか思うのでは…。
お通しのポテトサラダを生ビールで…。
「青森しょうがみそおでん」青森ならでは郷土料理。青函連絡船に乗る客に身体を温めるためにと屋台のおかみさんが、おでんに生姜入り味噌をかけて出したのがはじまりとか…。
「ほたて貝焼き」普通の帆立焼ではなく、小さいほたてを貝殻で焼き味付けをして、卵とじ風にしたもので、なかなか美味い。
「みず炒め」たたくとネバネバになるミズの炒め物シャキシャキ感の歯触りがなんとも言えない。
ビールの後、青森県弘前市の三浦酒造が醸すの「ん」、六花酒造が醸すの「じょっぱり」を飲み、次は、黒石市の中村亀吉酒造が醸す「玉垂」ニ合を注文。先週から飲む機会が多いので、少し控えめにしないとな。
「イガメンチ」イカのげそ叩いてミンチにして、タマネギ、にんじんなどの野菜を加えて、小麦粉でまとめて揚げた、津軽の味だ。
「イガメンチ」イカのげそ叩いてミンチにして、タマネギ、にんじんなどの野菜を加えて、小麦粉でまとめて揚げた、津軽の味だ。
イカと言わないのが良いね。
「鉄板バラ焼」発祥は、今から約50年前の三沢米軍基地前の屋台と言われ、同じ文化圏の十和田市に広まり、今では十和田市民に愛され、ソウルフードになっている。青森のB級グルメ。ご飯が欲しいかも。
「さもだしのずるずる」キノコのモタシとめかぶと和えたもの。粘りとずるずる感、ミョウガと食用菊の彩りがまた良い。
「牛すじとモツの煮込み」普通なら牛すじとモツは別々の煮込みがあるのに、コラボされてしまった煮込みだ。これもまた、日本酒似合う。酒も肴も美味い青森に乾杯。
翌朝、散歩をしながら、青函連絡船メモリアルシップ「八甲田丸」を眺めてきた。