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sptakaのブツブツDiary

sptakaさんは、毎日ブツブツ発言しています。

11月20日(日)ボキャブラ不足

2005-11-20 22:33:29 | マスコミ・メディア
 使用できる言葉が少ないというのは、マスコミ人において恥ずかしいことだと思っている。最近「視野に入れる」という言葉が乱用されていて気になる。「進む円安、120円台も視野に」「楽天、TOBも視野に」「高橋尚子は北京も視野に」と、1日だけでもいくらでも目に付く。
「視野に」というのは、多分比喩表現だと思う。決してそれが視界に入っているわけじゃないのだが、「それも含めて考えている」ということを、短い言葉で処理している。しかし円高は、120円台も「予測され」だと思うし、TOBは「含めて考え」で、北京は「挑戦したい」なのだが、すべて「視野に」ということになる。比喩表現は本来分かりやすくするためなのだが、抽象言葉一つに置き換えるだけで、むしろ分かりにくくなっている。
 かつて標語で「50キロオーバー、一発取り消し」というのがあって、汚い警察用語の乱用は止せと問題になったことがある。免許取り消しの「一発」というのは、違反の常習者に対して、警察が使う業界用語で、つまりそれは隠語でもある。いくらかは普遍化したとはいっても、上品な言葉であるはずがない。じゃ、「一発人生」なんていう、愚かな言葉もどこかにあるのか。どう考えても、健康ドリンクの飲み屋のCMか、時速200キロで高速飛ばしている薄頭しか思いつかないのだが。

9月14日(水)講談社ノンフィクション

2005-09-13 22:50:06 | マスコミ・メディア
 知り合いの奥野修治(司)のおっさんが、講談社のノンフィクション賞とったらしい。ノンフィクションは、30年位前に設定されて、当初は「南京大逆のまぼろし」(文春)なんて、話題作もあったのだが、途中で「女子プロの内幕」が取った頃に、私程度の者にも笑われて改善し、今少しまた権威が出てきた。でも賞金100万円だって、安いけど。いくら評判がよくても、スポーツごときが賞取りになるのは、やっぱり違うね。Jリーグ立ち上がったときに「狂気の左サイドバック」で、ベルディの左サイドが評価されたけど、マニアには評価が高かった。でもスポーツノンフィクションという別のジャンルだと思える。
さてこの人登山はやらないけど、10年位前には一緒にパラなんてやってたね。伊豆とか箱根とかよく飛んでいたよ。昨年の取立て山遭難を福井放送でラジオドラマ化したのも、この人だったね。つい先月も、いきなり山口百恵を書くなんていいだしたのも、このおっさんだ。ナンパ方面にも趣味があるというのは、さすがに雑誌出身だけに親しみがある。
 賞取ったテーマは沖縄の密貿易だというんだが、戦後のドサクサなんだなあ。
 マラソンの瀬古選手の亡くなった監督も、早稲田のマラソン監督でありながら、何もしなくて何だか金持ちだったんだよ。どうしてだと私も思っていたのだが、実は中国から引き上げてくるときに、悪さして儲けたんだよね。当時はどうも小ざかしいのは一攫千金やっていた。
 戦後東京で食いものがないときに、誰もがヤミ米買って食っていたんだよ。それは本当はいけないんだけど、まともに政府の統制経済に従った裁判官だったか、餓死したというのは有名な話だ。昭和21年頃は、谷川岳に登山に行っていた連中も、帰りがけに農家から米買ってきて、東京まで運んで売っていたのだ。ものすごく儲かったらしい。どうなんだろう、仕入れの10倍くらいになったのだろうか。そういうドサクサの一攫千金が、M資金だったり、小佐野、児玉の巨額不透明資金だったと私は思っている。角栄は少し時代が新しいが、あれもこれを応用したような、利権誘導のヤミ資金で政治を支配して、賄賂有罪になったまま死んだよな。
 今でもきっとどこかにヤミ資金作りはあるだろうとは思うのだが、ホリエモンみたいに合法で十分に儲けられる時代でもあるようだ。
 小泉が劇場内閣で300人も当選させられたのは、彼は誰にも借りがなくて総理大臣になれたからだ。かつては角栄、小沢に借りがあって、自民党はいつでもヤミ将軍に支配されていた。細川なんて明らかで、今政治引退して陶芸家だというんだけど、何だかお笑いでしかないよ。ところが貧乏小泉は、まったく違う方法で総理になって、今回の選挙にも大勝した。かつてよりも理想だと思える。
 ヤミ資金というのは、いつも戦争を背景にして育ってくる。日本はあれから60年も経過して、ヤミ資金のルートが細くなっているのかもしれない。それでまともになってきた。せいぜい思いつくのは、中央アジア辺りからの覚せい剤ルートくらいで、こんなので儲けている連中は、くだらない連中だと思える。それでもヘロインの密売は、仕入れの1万倍だかに化けるようで、北朝鮮はこれで食っている。仕入れから売値の大化けは、ギネスにも掲載されていたと思うが、やはりヘロインらしい。続いて高額所得者を見れば分かるように、エステ、パチンコ。おかしな社会だ。
 沖縄の密貿易は、それが大勢を救った自由な民営化であり、儲けたお金を有効に使ったらしい。そんなおとぎ話も、そろそろ時代と共に薄れていく。
 おっさんの賞取りは、少なくとも雑誌業界にあの頃まではまだちゃんとした記者が存在していたという証明にはなり、今後はこういう人が出ないとなれば、雑誌業界は益々廃れていくだけ。

8月5日(金)久米宏の弊害、未だに生きる

2005-08-06 09:27:31 | マスコミ・メディア
 NHKの夜7時のニュースがガキ向けレベルになって、まったく面白くねえ。「スペースシャトルの野口さんは、このタイルを取り替えました」。ああそうかい。「ちょっとこっちを見てください。はがれた部分はこちらです」。ってねえ、俺はシャトルのお宅じゃえねよ。どこで事故があったか、お前がしゃべれば足りるのだが、これじゃ、予備校の授業だろ。
 というのも、Nステで久米が模型使い出して、ニュースが売れる、分かりやすくなったといわれたのは、10年前だ。その頃のゆとり学生レベルにちょうどよかったのかもしれないねえ。ちょっと前の尼崎の事故でも、模型は一ヶ月もNHKのスタジオにあったよ。あんなの、写真で一回見ればそれで十分なのに。ということは、他の肝心のニュースを報じていないってことになる。時間の無駄遣い。だからNHKの受信料は、地上波だけは払うけど、BS見てても払わない。どうせ同じ番組のBSと、地上波と、デジタルの使いわまし。
 そういう考えは、対価支払いなんだってね。義務的に誰もが払うのではなくて、見ない人は払いませんと。だんだん時代はそうなる。お天気のなからいさんという寄り目のお姉さんがいるけど、いかにもNHKのオヤジ趣味。俗に中年殺しと言われるキャラだよ。水商売だったら、相当モテルらしい。そういうのがミエミエだってのも、払わない理由だけどね。

7月23日(土)松崎敏弥ちゃんさあ、もうちょっと大人になれよなあ

2005-07-23 01:36:28 | マスコミ・メディア
7月23日(土)松崎敏弥ちゃんさあ、もうちょっと大人になれよなあ
 松崎さんは皇室記者である。70歳くらいかもしれない。大ベテラン。テレビにも登場する。そして少し前は私も関係ある光文社の週刊誌Jで契約記者もやっていた。今も定年後は、不定期にやっているはず。
 顛末は今週の週刊新潮である。マスコミのチョンボを扱った中に、88年にJが、皇室記事の大ミスして、発売せずに回収。3億円近くを無駄にした。
 今週の新潮はその話を蒸し返して、嫌がらせ報道する。いつも私もやっている。ところが、松ちゃんは、その顛末を高見の見物していたように「よく覚えていますよ」と、その雑誌にコメントした。彼は今でもこのJとは、関係があるのに。
 あのさあ、当時のミスは、多分彼の部下に相当する人が、入稿の段階で、写真の裏焼きをしてしまったものだけど、その責任は皇室チームの一人として、松ちゃん自身にも責任があったと、誰もが思っていることなんだよ。外野がそのときポロしたために、試合は負けたのかもしれないけどさあ、野球は9人全員の責任でしょ。もっと点数入れられなかったバッターに責任あったし、相手に点与えてしまった投手にも責任あるよ。しかも彼は現在ベテラン記者としてテレビにでているということは、その貴方のベテラン業績の大半支えていたのは、Jの契約記者という立場だったからでしょ。せめて、責任の一端は自分にもあるとか、お恥ずかしくて詳細は話せないとかして、適当にコメントするのが大人の対応だと思うのに、恥ずかしげもなくペラペラしゃべってしまうということに、お祖父さん記者のデリカシーの無さ感じるんだよ私は。
 J編集長は現在48歳で私とタメだから、共に松ちゃんの息子世代だよ。だから誰も怖くて注意できないよ。あとは編集部を離れて編集局だとか、その上の役員だとかが、注意できるくらいだけど、私は息子であっても、ダメだよと、注意したいねえ。老いては子に従えとも言うでしょ。
 仮に今はJを離れているのかも知れないけど、育ったところに後ろ足で砂掛けるような行為は、大人として晩節汚しますよ。しかも特定の一件に関しての、個人攻撃みたいなことをさ。私はこの件賛成しません。

7月20日(水)さあて郵政民営化

2005-07-21 01:00:22 | マスコミ・メディア
 郵政民営化では、いろんなことが言われていますよ。参院で採決すれば衆院解散。いや可決する。いや、採決まで持って行かなくて継続審議。また再々修正案通して可決させる、その他。
 反対理由は99%まで法案に対してではなくて、小泉嫌い。私を大臣にしてくれないという、嘆き、反発、嫌がらせ。そういうのが、政局運営らしい。「でもカネには一応クリーンだというのが、歴代総理に比較して、支持率なお好調」の理由らしい。私もそちら側の考え。いずれ警察も自衛隊も民営化に近づく。駐車取締りの委託おじさんは、警察民営化だし、フランス軍隊から不明の斉藤某は、委託軍隊だった。時代はその方向。不明朗なグリーンピア津南も崩壊するらしいが、郵政など民営化して当然。クロネコとさっさと、堂々と勝負してみれ。
小泉の問題点は、「解散」ということを平気で口にするようになったこと。亀井や野党がわざと言わせたのかしら。夫婦喧嘩して「言うこと聞かないと離婚だぞ」と言ったら、この夫婦いずれ離婚します。人間は考えてもみもしないこと言われると「目が点になる」。小泉は全然点にならずに、見開いて「解散です」。どこか頭がおかしいと思われる。こういう人は、下品だと思うんですが。自爆テロをいつも腹に巻きつけて、「いうこと聞かないと爆破する」というのは、未必の行為と同じように思えますねえ。
亭主が、いや女房が、相手に「離婚届け」つきつけて、それでも飯作ってもらうようにしたとすれば、いずれ破綻するか、少なくとも円満な夫婦じゃない。いまさら思い出しますよ。4年前に小泉が総理になったときに「独身」というプロフィールがあって、しかし「子持ち」。そうなれば雑誌は「どうして?」と思う。あの離婚の過去のゴタゴタは、今とまったく一緒です。しかも参院の片山は、郵政は小泉にとって「初恋の人」だという。所詮人はプライバシーと同じ内容でしか仕事はできないし、キャラも変えられない。だからこそ有名人のプライバシーを報じるということは大事なことで、「自分の女房躾けられなくて、どうして国を収められるか」という野次は、実は間違っていない。
まあ反対している、新井、小林も、どうも顔つき品がないんだよなあ。左翼のアジ演説みたいな話方というか、いきり方。人は外見で判断しろというなら、やっぱり自民だねえ。

7月17日(日)デタラメなガン報道は信用するな

2005-07-17 01:14:56 | マスコミ・メディア
 一企業でアスベストが原因のガンで、30人死んだとかいうのは、本当なのか? ガンの原因は未だに分からないといわれているのに、このガンだけは原因が分かっているのか?にわかにはウソっぽい話に聞こえる。ガンの魔女狩り。
 アスベストは40年間の潜伏期間を経て、ガンが発病そうだ。ふーむ、サイコスリラー的な話だとすれば「羊たちの沈黙」から、すでに15年も経過していて、時代遅れのアナクロなスリラーだ。だったらすべてのガンの潜伏を100年にしてくれ。人生は安全に終わる。
 どこかの労災病院の医者が言っていたが、簡単に言えば、アスベストのガン危険性は、タバコくらいにも高いらしい。わずかにその程度。そんなに低いなら無害だと、喫煙している私には思える。
 また女性患者300人の調査によれば、アスベスト経験など記憶にないが、8割を越えているとも言われる。「だから60年代に流行った水俣病と同じくらいの世紀の公害だ」というのは、あまりにもデタラメ、短絡的でもある。
 要するに、所沢のお茶が汚染されていただの、かいわれ大根が危険だと同じように、このアスベスト問題は、実は実体も無く、意味もない可能性が大きい。
 大体石綿工場が粉塵被害で困っているというのは、あったりまえの話だ。それは自動車の排ガスと同じようなものだ。きれいな空気であるはずなのに、埃っぽい粉塵が飛び回っていると。それが亡霊のように今日また報じられて、ガンの原因であると。そういえば自動車の排ガスもガン原因だと言われた。魚のコゲもガンだと。あれは明らかにウソだった。
 アスベストのがん患者が、500人だ、800人だというのは、数字のまやかしに思える。40年間に800人なら、年に20人。その程度の数字くらいなら、北朝鮮に拉致された人数と同程度。わざと不安煽るようなニュースはよしてくれ。
 報道の何が正しくて、何が間違っているのか。タバコと同程度の危険性で、8割がアスベスト記憶がないというなら、これは無害ではないのか。ウソの始まり。危険はどこにも無い。そういうことを、あえて危険だと煽っているニセ医者がいたとしても、本人は罪は感じていない。「どっち道ないほうがいいのだから」と。「タバコを吸うと必ず死ぬよ」とウソを言ったとしても、それが40年後に間違いだったと明らかになったとしても、「タバコなど吸うより、吸わない方がいい」ととぼけて、間違いの責任逃れをする。過剰魔女狩り報道の根拠は、多分その程度だと思われる。
子供を騙すのと一緒だ。夜遅くまで起きているとおねしょをするよと、言われた。早く寝かせるため。アスベスト工場を撤廃させて、タバコを世の中からなくすために、医者その他が談合してウソついているとすれば、よく言われるように、天下の悪法作った禁酒法と同じこと。中高生の売春が問題だからと、姦通罪を復活させ、世の中から婚姻の自由を撤廃するのと同じで、怪しい共産国家を思い出す。