記念日・年中行事
○服の日
2月9日の語呂合わせで「服」。衣類への関心を深め、服を着る楽しみを広げようと、全国服
飾学校協会、日本ファッション教育振興会などが1991年に制定した。「ファッションは幸せ
のコミュニケーション」のキャッチフレーズの下、定着を図ろうとしている。
○ふくの日
下関ふく連盟が1981年に制定。「ふ(2)く(9)」の語呂合わせ。
下関では、河豚[ふぐ]は「ふく」と発音し、「福」と同音であることから縁起の良い魚とされて
いる。
○とらふぐ亭の日
東京都新宿区に本店を置き「泳ぎとらふぐ料理専門店とらふぐ亭」を運営する株式会社東京
一番フーズが制定。同社は1996年の創業以来、多店舗展開と養殖事業などに取り組んで
おり、ふぐ料理をより身近なものにして、ふぐ食文化を発展させることが目的。日付は2と9で
「ふぐ」と読む語呂合わせから。毎年、ふぐ食文化を広く伝えるフォーラムなどを開催してい
る。
○福の日
「ふ(2)く(9)」の語呂合わせ。
○風の日
「ふ(2)く(9)」(吹く)の語呂合わせ。
○肉の日
「に(2)く(9)」の語呂合わせ。
○福寿の日
沖縄県那覇市で、健康、福祉、介護事業などを手掛ける株式会社琉球福寿が制定。「福寿
の島・沖縄」から世界に向けて、美しくていきいきとした健康福寿を意味する「福寿人生」の
素晴らしさを発信していくのが目的。日付は2と9と10で「ふくじゅ(福寿)」と読む語呂合わ
せから2月9日・10日の2日間としたもの。
○白馬そばの日(2月8・9・10日)
○漫画の日
漫画専門古書店「まんだらけ」が制定。
漫画家・手塚治虫の命日。
◇あえのこと(田の神送り)(石川県・柳田植物公園内合鹿庵[ごうろくあん]
ユネスコ世界無形文化遺産に登録された「あえのこと」。
奥能登一円の農家に残る「田の神様」への感謝を表す素朴な神事。「田の神様」は稲穂で目
が傷ついていると信じられている。12月5日に目の不自由な「田の神様」が当主によって田
んぼから家に迎え、入浴とご馳走を丁寧にふるまい、休んでいただく。翌年の2月9日に五穀
豊穣を祈りながら、神を送る農耕儀礼である。能登町では柳田植物公園内の合鹿庵で実演
され、あえのこと料理を楽しむことができる。
ギンバイカ(銀梅花) myrtle
【花言葉】「愛の囁き」「高貴な美しさ」
【概要】
ギンバイカ(銀梅花、学名:Myrtus communis)はフトモモ科ギンバイ属の常緑低木。
地中海沿岸原産。英語でマートル(myrtle)、ドイツ語でミルテ(Myrte)。属名からミルツスと
も呼ぶ。花が結婚式の飾りによく使われるので「祝いの木」ともいう。明治時代末期に日本へ
移入された。和名の由来は、花が銀色で梅に似ることから。ギンコウバイ(銀香梅)の別名が
ある。葉は揉むとユーカリに似た芳香を放つ。葉を肉料理の臭い消しに利用したり、酒に浸し
て香りを移したものを「祝い酒」に利用したりとハーブとしての一面を持っている。ハーブとし
ては「ギンバイカ」ではなく「マートル」と呼ばれることが多い。
属名のMyrtusはギリシアの女神「ミルシーヌ(Myrsine)」からきているとする説がある。種
小名のcomunisは「普通の」という意味である。
【特徴】
樹高1~3m、葉は5cmほどの卵円形~長楕円形で先が尖り、縁は全縁で、対生する。葉
には艶が当って、揉むと芳香がある。
下記は5~7月で、葉の脇に花形cmくらいの白い花をたくさん付ける。花弁は5枚で、葉の
真ん中にあるたくさんの雄蕊は花弁より長く目立つ。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、黒紫色に熟して白い粉を吹き
、食用になる。
http://yasashi.info/image/photo/0000-0279.jpg
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/004/729/84/N000/000/011/12458933
・ヒメギンバイカ(Myrtus communis 'Compacta'):枝葉が細い
http://www.zoezoe.biz/2010_syokubutu/gazou_l/l_2012/1206/l_120629_0
・バリエダカ(Myrtus communis 'Variegata'):葉に白い斑が入る
http://www.mesarbustes.fr/media/catalog/product/cache/6/image/9df78ea
b33525d08d6e5fb8d27136e95/m/y/myrtus_communis_variegata.jpg
【詳しい育て方】
■手入れ
樹形の輪郭から長く飛び出たような長く伸び過ぎた枝は樹形を乱す上に花付きも悪いので
先端を切り詰める。また、枯れた枝や重なり合った枝、逆枝(地面に向かって伸びる枝)もあ
れば切り落とす。
枝の張る生長速度と比較して幹の太りが遅いので枝葉が茂り過ぎると幹がそれを支え切れ
ずに最悪の場合おれてしまうことがある。茂り過ぎてバランスが悪いようなら枝を刈り込んで
全体を小さくして幹に負担をかけないようにする。
5~7月に花が咲いて、8月には翌年の花芽ができるので、剪定は基本的には花後すぐに
行う(花数は減るが、開花前の4月も適期)。秋以降の剪定は花芽ごと枝を切り落とすことに
なるのでできれば避ける。
■日当たり・置き場所
温暖な気候に適した植物で耐寒性はあまりない。関東より西の地域(関東を含む)なら地植
えで育てることができる。ただ、冷たくて乾燥した冬の風は苦手なので強い風の当たらない
場所がよい。庭に植えるなら日当たりの良い建物際が風も防げるので適していると言える。
日陰では生長が悪く花付きが悪くなる。よく日に当てて、寒風を避けることが花付きをよくす
るコツである。
■水遣り・肥料
鉢植えや、庭植えでも植え付けてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を
遣る。庭植えで植え付けてから2年以上経つ株は特に水遣りの必要はない。
肥料は2月頃に油かすか化成肥料を株元にばらまいておく。鉢植えは3月に化成肥料を株
元に追肥する。
■植え付け・用土
植え付けの適期は4月下旬~5月。水はけのよい肥えた土が適している。
■ふやし方
挿し木とタネまきでふやすことができる。
挿し木は7月頃が適期で、その年伸びた新しい枝を10cmの長さに切って用土に挿す。
タネまきは11月頃に熟した果実を採取してよく洗って果肉を取り除き、タネを採る。タネは乾
かさないように冷蔵庫に保管して翌春、3月下旬頃にまく。順調に育つとその年の秋には20
~30cmになる。
■かかりやすい病害虫
特にない。
■まとめ
寒風を避ける
剪定の適期は花後すぐ
日当たりを好む