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2月23日「富士山の日」 誕生花:コブシ

2014-02-23 00:17:37 | 雑記

 記念日・年中行事

○富士山の日

オンラインを通じて、全国一斉に富士山の見え具合をネット上で報告し合うなど、富士山をテ

ーマとした活動を活発に行っているパソコン通信NiftyServe内の「山の展望と地図のフォー

ラム(FYAMAP)」が1996年1月に制定。これとは別に、山梨県河口湖町が2001年12月

に、静岡県が2009年12月に制定。日付は2と23で「富士山[ふじさん]」と読む語呂合わ

せと、この時期は富士山がよく見えることから。 

○富士見の日

長野県富士見町観光協会が制定。日本の象徴「富士山」を望めることから名付けられた富

士見町が、より地域に愛される町名となるようにと願いが込められている。日付は2と23で

「富士見」と読む語呂合わせから。

○ふろしきの日

京都ふろしき協会が制定。日付は「つ(2)つ(2)み(3)」(包み)の語呂合わせから。

○妊婦さんの日

妊娠している女性(妊婦さん)に対して、もっと思いやりの心を持って接しようと、2009年5

月23日に「BABY BABY BABY!」という映画を全国で公開する東映株式会社が制定。

映画は出産をテーマとしたエンターテイメント作品で、大ヒットした「ナースのお仕事」のキャ

スト、スタッフが手掛けたもの。日付は2と23で「妊婦さん」と読む語呂合わせから。

○税理士記念日

1942年のこの日、「税理士法」の前身である「税務代理法」が制定されたことから日本税理

士会連合会が制定し。国民・納税者の申告納税制度の普及・定着を図り、税理士制度の意

義をPRすることを目的とし、この日には各地で無料税務相談が行われる。

○ロータリー設立記念日

1905年のこの日、アメリカ・シカゴで青年弁護士ポール・ハリスが友人3人とともに世界ロ

ータリークラブを設立した。ロータリークラブは「会員同士の親睦を深め自己啓発を進めなが

ら自分の職業を活かして世界や地域に奉仕して行く」を目的としている。現在では161の国

や地域に約3万のロータリークラブがあり、約120万人の会員がいる。

○ハンドメイドの日

子供から大人まで手作りの楽しさを、クラフト作品の良さを知ってもらうことを目的に、手作り・

クラフトの総合情報検索サイト「手作り市場あ~てぃすと」の運営、クラフトイベント、体験教室

の企画運営をしている神奈川県横浜市に本拠を置く有限会社アドバンスネクストが指定。日

付はハンドメイドの2つの手、10本の指を使って創ることから2月と10月、それから「サンデ

ーフォアクラフト」(クラフトのための日曜日)の言葉から、フォアを数字の4と見立てて、第4

日曜日としたもの。

○八坂神社太々神楽「だいだいかぐら](栃木県宇都宮市・八坂神社)

八坂神社に伝わる太々神楽は、もと出雲の古社佐太神社に起こった出雲流神楽の流れを

くむと伝えられている。出雲流太々神楽は、京都に伝わり京都の神楽の家元を経て全国各

地に広がった。八坂神社の神楽は、神官の葭田[よしだ]氏が江戸時代・寛政年間に神田明

神に出向き太々神楽の技能を伝承してきたものといわれている。毎年春祭は2月の最終日

曜日に奉納、午前10時から神事、午前10時30分から午後3時まで演舞の予定。

□大田原[おおたわら]藩主墓前祭(城鍬舞)(栃木県大田原市光真寺、2月23~24日)

大田原氏の菩提寺である光真寺では1545年、大田原備前守資清[すけきよ]が創建した

寺院。歴代藩主の墓前祭の後、城鍬舞[しろくわまい]が奉納される。天文年間、大田原資清

は築城にあたり、領内6か村の農民に工役させ、竣工すると彼らに酒饌を振舞った。その

時、神石村(上石上)の農民藤兵衛が、酔いに乗じて手にしていた鋤鍬を持って舞い出し、

同席の各々も鍬を叩いて囃した姿が非常に面白かったため、城主資清の興をひいた。これ

が城鍬舞の始まりとされている。

□五大力尊仁王会[ごだいりきそんにんのうえ](京都市伏見区・醍醐寺)

「五大力尊仁王会法要」を9時から営む。金堂において座主を導師として一山の僧侶が出

仕。また、同時刻から不動堂前の護摩道場で「柴燈護摩[さいとうごま])が夕刻まで焚かれ

る。金堂前の特設舞台では、12時から巨大な鏡餅を持ち上げて力を奉納する「鏡上げ力奉

納」が行われる。[女性の部」に引き続いて13時頃からは「男性の部」。※参加申し込みは

当日各部が始まる30分前まで。

□鹿児島神宮初午祭(鹿児島県霧島市・鹿児島神宮)

五穀豊穣・畜産振興・厄払いなどを祈願する祭り。鈴かけ馬と呼ばれる、首にたくさんの鈴と

背中に花飾りを飾付けた馬が踊り連を引き連れ、お囃子に合わせてマンボのようなステップ

を踏み参道を進む。2013年は23頭出場した。

 コブシ(辛夷)kobushi agnolia

【花言葉】「友情」「歓迎」「信頼」「負けん気の強さ」

【概要】

コブシ(辛夷、拳、学名:Magnolia kobus)はモクレン科モクレン属の落葉広葉樹の高木。

早春、他の植物に先駆けて白い花を梢いっぱいに咲かせる。別名「田打ち桜」。早春の山野

に咲き遠くから目立つので農家は春の作業の目安とした。遠くから見ると桜のように見える。

花を咲かせる時期が桜より早いことからヒキザクラ、ヤチザクラ、シキザクラなどと呼ばれる。

これらの呼称は北海道、松前地方を中心に使われる。

枝は太いが折れやすい。枝を折ると、芳香が湧出する。アイヌ語では「オマウクシニ」「オプケ

ニ」と呼ばれ、それぞれ「良い匂いを出す木」「放屁の木」という意味である。

果実は集合果で、握りこぶし状のデコボコがある。この果実の形状がコブシの名前の由来で

ある。漢字表記「辛夷」は漢名からであるが、中国では「木蓮」を指す。

古名は「コブシハジカミ」で、「ハジカミ」はショウガ(生姜)の別名。コブシの生薬名「シンイ

(辛夷)」の「辛」と通う。

属名Magnoliaは、18世紀のフランスの植物学者マニョル(Pierre Magnol)の名に因む。

種小名kobusは和名コブシに由来する。 

【特徴】

九州、本州、北海道、済州島に分布する。ブナ帯を除き、山地や丘陵地の落葉樹林内に生

育する。

樹高18m、幹の直径は概ね60cmに達する。

葉は互生する。葉身は広倒卵形で表面は無毛、裏面は脈上に微毛がある。縁は波状あるい

は全縁。葉の質は薄い紙質で、先が急に尖る。

3~5月に、展葉の前に枝先に直径6~10cmの芳香のある花を咲かせる。花は純白で基

部は桃色。へら状の花弁は6枚、萼片は3枚で小さく外側に軟毛を密生させる。雌蕊は真ん

中にたくさんあり、緑色をしている。雄蕊は橙色で、雌蕊を取り囲むようにしてたくさんある。

花の下に1枚葉が付くのがコブシの特徴。

果実は5~10cmで、袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)が結合してできて

おり、所々に瘤が隆起した長楕円形の形状をしている。10月頃に熟し、集合果が裂けて赤

い種子を白い糸で垂らす。

・樹形

http://www.tsugaike-kh.com/home/hutoi_report2/20100508-5.jpg

・葉

http://nopanoniwa.jp/woody_plant/Magnoliaceae/kobusi1.jpg

・花

http://www.ffpri-kys.affrc.go.jp/tatuta/jumoku/tre94fl.jpg

・果実

http://www.geocities.jp/ir5o_kjmt/kigijpg/kobusi9w.jpg

http://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/9ce01b72759e4811e86e5ce

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http://www.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/pict/kobushi_mi3.jpg

【詳しい育て方】

■主な作業

自然に広卵形の樹形になるが、形を整えたい場合は、花後新葉が出る前に剪定を行う。伸

び過ぎた枝や混み合った枝は、基部から2~3芽残して、外側を向いている芽の上で切り取

る。枯れ枝や、枝の途中から出て真上に勢いよく伸びている徒長枝は基部から切り取る。

枝を切った場合は切り口から雑菌が入りやすいので癒合剤を塗っておく。

木が大きくなると隔年開花(2年に1回しか花を咲かせない)の症状が出ることがある。花芽

が極端に多く付いた時は秋~冬にかけて蕾を半分くらい摘み取ってやると、それ以降は毎年

花をつけることが多い。

■栽培環境

大きく育つため広い場所が必要である。良好に生育させて花を咲かせるためには、日当たり

のよい場所に植え付ける。腐植質に富み、水はけのよい土壌が適している。コブシは根が粗

く細根が少ないので、成木の移植は困難である。将来の大きさを考えて、植え場所を選ぶ。

大きく育つため肺植えには向かない。

水遣り

植え付け後、しばらくの間は水を与えるが、その後は必要ない。

■肥料

若木の場合は、生長期の5月、充実期の9月中旬~下旬、休眠期の1月に、緩効性化成肥

料や固形の油粕を施す。9月は窒素分が少ない肥料を施す。成木の場合は5月と1月に施

す。コブシは生長していくにつれ根を広範囲に張る。また、肥料を吸う力も強いので木が十

分生長してしまったら特に追肥をしなくてもよく育つ。 

■用土

腐植質に富んだやや湿潤な土壌で良く育つ。土質はあまり選ばないが、痩せ地や乾燥すろ

場所は適さない。痩せ地だと十分に生長できず、花付きが極端に悪くなる。

■植え付け

落葉期の1月~3月上旬に行う。元肥として腐葉土や完熟堆肥などをすき込み、根を切らな

いように注意しながら根鉢を1/3ほどくずして、深植えにならないように植え付ける。

ふやし方

タネをまいて育てる。適期は9~10月。熟した果実から採種する。果皮と果肉を水洗いして

きれいに取り除き、赤玉土小粒単用で3.5号程度の鉢に2~3粒まく。春に発芽し、本葉が

3~4枚になったら2.5~3号鉢に1本ずつ鉢上げする。

■病気と害虫

害虫:カイガラムシ、カミキリムシ

カミキリムシの幼虫が幹に穴をあけて食害することがある。

まとめ

日当たりのよい湿潤地を好む

木を小さくしたい場合は剪定を行う

成木になると肥料はほとんど必要ない