記念日・年中行事
○ボブスレーの日
1938年のこの日、札幌で日本初の全日本ボブスレー選手権大会が開かれた。
○レトルトカレーの日、ボンカレーの日
大塚食品が制定。1968年のこの日、日本初のレトルト食品である「ボンカレー」が発売され
た。2008年に発売から40周年となったが、今も多くのカレーファンに愛され続けている。
○黄ニラ記念日
岡山の特産として、和食、中華、洋食で広く使われている黄ニラを、より多くの人にアピール
しようと全国農業協同組合連合会岡山県本部(JA全農おかやま)が制定。日付は2月が黄
ニラの最盛期であり鍋物などへの需要期であること、そして「にっ(2)こりい(1)いニ(2)ラ)」
の語呂合わせなどから。
○ダーウィンの日(Darwin Day)
『種の起源』を著わしたチャールズ・ダーウィンの1809年の誕生日。
○ブラジャーの日
女性下着などを中心とした衣料品のトップメーカーである株式会社ワコールが制定した日。
日付は1914年2月12日に、アメリカのメアリー・フェルプス・ジェイコブ(Mary Phelps
Jacob)がハンカチをリボンで結んだだけのブラジャーの原型となるものを考案して、特許を
申請したことから。これに因みワコールでは「ブラジャー検定」「ブラリサイクルキャンペーン」
などを行っている。現在は日本ボディファッション協会が実施している。
○ペニシリンの日
1941年のこの日、イギリスのオックスフォード大学附属病院が、世界で初めてペニシリンの
臨床実験に成功した。
※菜の花忌
小説家・司馬遼太郎[しばりょうたろう]の1996年の忌日。
好きだった花に因んで「菜の花忌」と名付けられた。
これとは別に3月12日の詩人・伊東静雄の忌日も「菜の花忌」と呼ばれている。
司馬遼太郎:『梟の城』で直木賞受賞。代表作:『竜馬がゆく』『燃えよ剣』『国盗り物語』『坂の
上の雲』など。
レンギョウ(連翹)golden bells
【花言葉】「戸惑い」「豊かな希望」「叶えられた希望」」「希望」
【概要】
レンギョウ(連翹]とは、広義にはモクセイ科レンギョウ属(学名:Forsythia)の総称(それら
の品種改良で作られた園芸品種も含める)。狭義にはレンギョウ属の種の一つ、Forsythia
suspensa)の和名を指す。一般には広義の意味で称されることが多い。
属名のForsythiaは、19世紀初頭にイギリスの王立植物園の監督官を務めた園芸家ウィリ
アム・フォーサイス(Willium A.Forsyth)の名に因む。
レンギョウ(連翹、Forsythia suspensa)
モクセイ科レンギョウ属の落葉性低木広葉樹。中国原産。別名レンギョウウツギ(連翹空木)
、古名はいたちはぜ、いたちぐさ。日本には300年前薬用として渡来。英名はゴールデンベ
ル(golden bells,golden bell flower)。種小名suspensaは「枝垂れる」という意味であ
る。
和名のレンギョウは漢名の「連翹」の音読み。ただし、レンギョウの中国名は「黄寿丹」で、
「連翹」はトモエソウ(Hypericum ascyron)もしくはオトギリソウ(Hypericum erectum)
を指す言葉である。伝来時にこの種を誤って「連翹」としたことから、日本では「レンギョウ」と
呼ばれるようになった。「連翹」の「連」は実が枝に並んでいることを表し、「翹」は雉が尾羽を
広げて飛び立つ様を表した字で、ここでは茎が高く直立していることを表す。
別名の連翹空木は、枝の中が空洞なことと、「トモエソウ」と区別するために、呼称した。
【特徴】
樹高1~3mまで育ち、半蔓性の枝は湾曲して下に垂れ、地面に接触すると、そこからも根を
出し新しい株ができる。枝は丈のような節を持つ。また、枝の髄が早期に消失するため、節
の部分を除いて中空になる。
まだ、葉が芽吹く前の早春(3~4月)、2~3cmの黄色い花が、細い枝に密に多数開く。花
冠は筒状で深く4つに裂け、下向きに花を付ける。雌雄異株で、雄株には雄花、雌株には雌
花が咲く。
その花が咲き終わる頃、入れ違うかのように今度は緑色の葉(長さ3~10cm、幅2~5
cmの長卵形。葉先は鋭尖で、葉縁にはまばらな鋸歯がある)が対生に芽吹き、それが秋に
なると濃緑色、くすんだ黄緑色、紫色と順に変色し、最後に落葉する。
花の後にできる実は果で長さ約1.5cmの長卵形、種子には狭い羽根がある。実は漢方
薬として用いられる。
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・雄花
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・雌花
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・葉(単葉)
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・枝
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シナレンギョウ(支那連翹、金鐘花、Forsythia viridissima)
中国原産。枝は直立していて枝垂れない。4月、葉とほぼ同時に明るい黄色の花を開く。雌
雄異株で、雌花は雄蕊2個、花柱は雄蕊より長い。葉は単葉で対生、長楕円形で上部に不
整の鋸歯がある。葉の先端部のみ鋸歯がある。
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・花
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・葉
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チョウセンレンギョウ(朝鮮連翹、Forsythia ovata=F.koreana)
シナレンギョウの変種とされる。朝鮮半島原産。葉が出る前に枝から直接花を咲かせる。葉
縁全体に鋸歯がある。葉幅や花冠の裂片がシナレンギョウより太い。
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・花
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・葉
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【詳しい育て方】
■季節・日常の手入れ
花の終わった直後に古い枝や今年花の咲かなかった弱い枝を根本から切り落とす。年月を
経ると樹全体の勢いが弱まり花付きが悪くなる。5年に1回くらいはすべての枝を1/3くらい
残して切り詰める(枝全体の2/3を切り落とす)。今年伸びた新しい枝の中に7~8月頃には
もう花芽が作られているので(咲くのは翌年の春)夏以降は枝を切り落とさないようにする。
■日当たり・置き場所
厳しい暑さにもよく耐えるので一年を通して日当たりのよい場所で育てる。日当たりが悪い
と枝が弱々しく伸びて、花付きも悪くなる。日陰の栽培は適さない。
冬の寒さにも強く、北海道でも外で栽培が可能。特に冬越しのための作業は必要ない。
■水遣り・肥料
ある程度湿り気のある土壌を好む。地植えにしているものは植え付け直後はたっぷりと水を
与える。それ以降は真夏以外は特に与える必要はないが、乾燥しやすい土壌なら一年を通
して時々水を与えるか、乾燥防止のために株周りに腐葉土やワラを敷く。鉢植えの場合は土
の表面が乾いたらたっぷりと与える。
肥料はそれほど必要ない。植え付ける際に堆肥を混ぜ込んでおき、追肥として花の終わっ
た後と9月に1回ずつ化成肥料を株元にばらまく。
■用土
水はけがよく有機質に富んだものがよい。赤玉土小~中粒7:腐葉土3の割合で混ぜた土を
使用する。地植えの場合は堆肥を十分混ぜ込んでおくとその後の生育が違う。
■植え替え・植え付け
鉢植えは大きくなってきたら徐々に大きな鉢に植え替えていく。いきなり2回りも3回りも大き
な鉢に植え替えると根が十分発育しない上に根腐れを起こしやすい。地植えの場合は一度
植え付けると植え替えの必要はない。庭の事情で他の場所に移し替える場合は落葉してる
時期(ただし真冬は除く)に行う。鉢植えの適期も同様。
植え付けの適期は真冬を除く11~3月に行う。地際からたくさんの枝を伸ばすので深植え
にはせずに、山高に土を盛って植え付ける。こうすることで水はけがよくなる。
■ふやし方
挿し木と取り木でふやすことができる。挿し木の方がより簡単。
挿し木は新しい枝が出てくる前、2~3月が適期。枝を20cmの長さに切り取って、それを湿
らせた川砂に挿しておくと根が出てくる。生長は早く、春以降は十分日光に当てて育てると
、枝数はまだ少ないものの、翌年の春から花を付ける。
■かかりやすい病害虫
病気は特になし・害虫:カイガラムシ
■まとめ
日当たりのよい場所で育てる
植え替え、植え付けは落葉期間中に行う(真冬は除く)