記念日・年中行事
○月光仮面登場の日
1958年のこの日、ラジオ東京(現在のTBS)が国産初のテレビ映画『月光仮面』のテレビ放
送が始まった。
○鉄道ストの日
1898年のこの日、日本初の鉄道ストライキが実施された。
日本鉄道会社の機関士ら400人がストライキに突入し、上野~青森の列車が運休した。
○クロスカントリーの日
1977年のこの日、原野・森林等にコースを設定して走る競技・クロスカントリーの統一ルー
ルによる初めての大会がイギリスで開催された。
○第22回オリンピック冬季競技大会(2014/ソチ)閉会式(1:14~)
○第69回国民体育大会冬季大会(スキー)最終日
□汗かき地蔵まつり(三重県志摩市押切堂の山)
地蔵尊の汗の色を見て吉凶を判断。地蔵尊は吉事が起こるときには白い汗をかき、凶事が
起こるときには黒い汗をかくといわれている。周辺には屋台が並び、参拝者で賑わう。
※等伯忌
石川県七尾市で長谷川等伯を顕彰する市民団体「等伯会」が制定。長谷川等伯は安土桃山
時代から江戸時代にかけて活躍した能登・七尾生まれの絵師。代表作『松林図屏風』は国
宝に指定されている。日付は等伯の命日(慶長15年2月24日)から。講演会や作品鑑賞会
などを行い、その功績を顕彰し、威徳をしのぶ。
※南国忌
大衆作家・直木三十五[なおきさんじゅうご]の1934年の忌日。代表作の『南国太平記』か
ら「南国忌』と呼ばれている。
翌年、直木三十五の友人だった作家・文芸春秋社長の菊池寛が、純文学の「芥川龍之介賞
(芥川賞)」とともに大衆文学の分野の新人に贈る賞として「直木三十五賞(直木賞)」を創設
した。
※不器男忌
27歳で夭折した俳人・芝不器男[しばふきお]の1930年の忌日。
「永き日のにはとり柵を越えにけり」
「白藤や揺りやみしかばうすみどり」
「卒業の兄と来てゐる堤かな」
※丈草忌
江戸時代前・中期の俳人で蕉門十哲の一人・内藤丈草[ないとうじょうそう]の1704年の忌
日。
「ほととぎす啼くや枝も梅桜」
「柊にさえかえりわたる月夜かな」
「初秋やをのづととれし雲の角」
*(旧)大喪の礼
昭和天皇の大喪のため、1989(平成元)年2月24日は休日となった。
ツルニチニチソウ(蔓日々草) periwinkle
【花言葉】「楽しき思い出」
【概要】
ツルニチニチソウ(蔓日々草、学名:Vinca major)はキョウチクトウ科ツルニチニチソウ属
の常緑蔓性多年草または亜低木。別名ツルビンカ。ツルギキョウともいうが、キキョウ科にも
同名のもの(Campanumoea maximowicnii)があり、キキョウ科のものが標準和名であ
る。地中海沿岸地方(南ヨーロッパ、北アフリカ)原産。
和名は花の形がニチニチソウに似ていて蔓性植物ということで名付けられた。
属名のVincaはラテン語の「vincio(結ぶ)」が語源で、ラテン名称vincaperivincaが短くな
ったもの。しなやかな長い蔓を花輪に利用したことに由来する。種小名major(マヨール/マ
ジョール)は「大きい」という意味で、葉が大きいことから来ている。
【特徴】
草丈は蔓が長く伸びる(10~60cm)。葉や花が付く茎は直立する。葉は楕円形~卵形で
先端が尖り対生する。葉の質は肉厚で艶がある。
早春に新芽を出して蔓を50cmほど伸ばしそこに花を付ける。主な開花期は4~5月、茎の
先に付ける5弁花(正しくは花の根本は筒状の合弁花で先端が5枚の花びらになったもの)
でプロペラのようである。花の色は白~青紫色。柱頭は円盤状をしておりその上に毛のある
突起物がある。
葉に斑の入るフイリニチニチソウ(V,major’Variegata’)、葉の縁に黄白色の模様が入
る’エレガンティシマ’、葉に黄色い網目模様が入る’レティキュラータ’などの変種がある。
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・フイリツルニチニチソウ(斑入り蔓日々草、V.major’Variegata’)
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・ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草、V.minor)
ヨーロッパ原産で、ツルニチニチソウと比べると葉が小さく、開花期間が4~7月と長い。花
の付く茎は直立し、花の付かない茎は匍匐し節から根を地面に下ろし、盛大に増殖する。
八重咲きや葉に黄色や白の斑が入る変種がある。
http://image.rakuten.co.jp/chigusa/cabinet/01375442/01376120/0137849
http://blog-imgs-44.fc2.com/p/a/r/parurunikki/20110424204732311.jpg
【詳しい育て方】
■主な作業
蔓の伸びが早く蔓が密生して風通しが悪くなるとカイガラムシが発生することがあるので、
また広がりすぎるときは、伸びすぎた不要な部分は適宜間引いたり、切り戻しを行い整理。
斑入り品種から緑葉が出た場合は、早めに切り取る。
■栽培環境
ツルニチニチソウは日当たり~半日陰、ヒメツルニチニチソウは日当たり~日陰でよく育
つ。花付きをよくするには日当たりが望ましいが、斑入り品種は日陰の方が葉が美しく見え
る。乾燥に強い反面、土壌の過湿を嫌うので、水はけのよい土壌で育てる。ツルニチニチソ
ウはヒメツルニチニチソウに比べるとやや寒さで葉が傷みやすいので、葉を長く鑑賞したい
時は霜除けをする。
■水遣り
鉢植えの場合、用土が乾いたらたっぷりと水遣りする。庭植えの場合、根がしっかり張った後
は不要。
■肥料
植え付け時に元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜ込んでおく。その後は施肥をすると
茂り過ぎるので、追肥は不要である。ただし、鉢植えの場合は、肥料切れするすることがある
ので、花後に緩効性化成肥料や有機質肥料を施す。
■用土
水はけと通気性に富んだ土が適している。市販の草花培養土を用いるか、赤玉土小粒5:
腐葉土4:川砂1などの割合で配合した用土を用いる。
■植え替え・植え付け
3月下旬~5月上旬、及び9月下旬~10月下旬に、30cm程の間隔で植え付ける。株元の
節を埋めるように深植えする。
■ふやし方
株分けまたは挿し芽でふやす。
株分け:蔓が土に根を下ろしていたら、そこから切って苗にする。
挿し芽:たくさんふやしたいときは、初夏に伸長が止まって茎(蔓)が堅くなった頃、先端を切
って挿し芽用土に挿す。
■病気・害虫
特に問題となる病気・害虫はない。
カイガラムシが発生したら早めに薬剤をまいて駆除する。
■まとめ
よく広がるので植え場所をよく考える
水はけのよい土壌で育てる
茂りすぎたら適宜蔓を間引く