記念日・年中行事
○テレビ放送記念日
1953年のこの日、NHK東京放送局が日本初のテレビの本放送を開始した。
1953年2月1日午後2時、東京・内幸町の東京放送会館から「JOAK-TV、こちらはNHK
東京テレビジョンであります」の第一声が放送された。当時の受信契約数は866台、受信料
は月200円だった。
その年の8月には日本テレビ、翌1954年3月にNHK大阪と名古屋、1960年4月にラジオ
東京(現在の東京放送(TBS))でもテレビ放送が開始された。
○京都市電開業記念日
1895年のこの日、京都で日本初の路面電車が塩小路東洞院通[ひがしのとういんどおり]
~伏見町下油掛間[しもあぶらかけま]6.4kmで営業を始めた。
初期の市電は運転手の側に「電車の先走り」と言う少年を配置し、停車の度に前後の安全を
確認していた。
東京の市電は1903年に営業開始された。
○LG21の日
株式会社明治が発売しているLG21乳酸菌(正式名称:Lactobacillus gasseri OLL27
16株、ラクトバチルス・ガゼリOLL2716株)を使用した「明治プロピオヨーグルトLG21」の
PRを目的とした日。日付は「LG21」に因んで2と1から。
LG21乳酸菌はピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)を撃退する作用がある。
○ニオイの日
イヤなニオイを消し去る消臭商品の普及を目的に、ニオイについて考える日をと、消臭スプ
レーの代表的製品「ファブリーズ」を手掛けるP&Gの「ファブリーズ暮らし快適委員会」が20
00年に制定。生活上のニオイの研究や意識調査などを行っていく。日付は「に(2)お(0)い
(1))の語呂合わせから。
○ガーナチョコレートの日
菓子メーカーの株式会社ロッテが制定。自社の代表的な人気商品であるガーナチョコレート
のPRが目的。日付はガーナチョコレートが誕生した日(1964年2月1日)から。ガーナミル
クチョコレートは日本で一番売れているチョコレートと言われ、赤いパッケージが印象的なチ
ョコレート。
○琉球王国建国記念日
1425年、中国・明王朝の宣徳帝が琉球王国の尚巴志[しょうはし]を王として認定した書簡
が、琉球の交易記録書『歴代宝案』の中にあり、2月1日と記録されている。これが琉球王国
が対外的に認定された日付が確認できる最古の文書であることから沖縄県観光事業協同
組合が制定。当日は琉球村で神事と芸能イベントなどを行う。
◇プロ野球キャンプイン
日本のプロ野球ではペナントレース開始前の全球団が一斉に2月1日から1か月間、選手・
監督・コーチが合宿して全体練習を行う「春季キャンプ」を行う。
◇二月礼者[にがつれいじゃ]
正月に年始回りをできなかった人が、2月1日に回礼にまわる風習。
◇重ね正月、一夜正月
数え年では正月に年齢が変わるが、この日は正月後最初の1日であることから、2度目の正
月として厄年の人に仮に一つ歳をとらせ、早く厄年をやり過ごそうとする風習が広く行われて
いた。
◇長崎ランタンフェスティバル2014皇帝パレード(14:00~16:30)
2014年の皇帝役は、長崎観光名誉大使の片岡鶴太郎。
皇帝パレードのコース
中央公園⇒築町商店街⇒鉄橋⇒浜市アーケード⇒鍛冶市商店街⇒アルコア仲通り⇒諏訪
小学校⇒ベルナード観光通り⇒大丸前⇒銅座観光通り⇒湊公園
◇池田あめ市(長野県北安曇郡池田町、2月1日~2日))
毎年恒例の伝統行事で白装束を纏った子どもたちが、市神様と町内を練り歩くことで有名な
「池田あめ市」。会場のスペースゼロ(2丁目)では、物産販売、うどんや焼き芋、唐揚げなど
の飲食ブースあり。また、あめ市参加店で1000円の買い物ごとに1回抽選をひくことができ
、大吉、中吉、小吉、末吉で大抽選会の数が変わる。2月2日12:30より「餅つき大会」餅の
振る舞い。両日各日50本限定で豚カツ入り太巻き販売。
◇カリコボーズのひなまつり(宮崎県児湯郡西米良村各所、2月1日~3月3日、各施設で
開催時間が異なる)
村全体でひなまつり!
桃の節句が近付くと、西米良村ではひな祭り一色に染まり始め、村所商店街や西米良温泉
ゆた~と、川の駅「百菜屋」、湖の駅、菊池記念館、おがわ作小屋村などの施設で華やかな
雛飾が見られる。お手製の竹や西米良の特産品のほおづきで作った雛飾、折紙で作った下
げ雛などなど、村内各所で、きらびやかに彩られる。
ところで「カリコボーズ」とは春の彼岸から秋の彼岸にかけては水に住み(「かっぱ」と呼ばれ
る)、秋の彼岸から春の彼岸にかけては山に住む(「かりこぼう」あるいは「カリコボーズ」と呼
ばれる)水神様のこと。ホイホイと鳴くことからイメージキャラクターとして「ホイホイ君」と名付
けられた。
◇安藤家の雛祭り(山梨県北アルプス市安藤家住宅、2月1日~4月7日、休館日は2月
11日を除く毎週火曜日と2月12日※最終入館は16:00)
大正、昭和初期、昭和40年代、昭和50年代の各時代の雛飾や絵雛、茶室には北アルプス
市発祥の小笠原礼法による上巳「じょうみ]の節句飾が展示される。築約300年の古民家
が女の子の健やかな成長を祈る心が形になった多数の雛飾りで華やかに彩られる様は一
見の価値あり。
◇修善寺梅まつり(静岡県伊豆市修善寺梅林、2月1日~3月10日※露店出店は10時~
15時 梅の開花に合わせて延長される場合あり)
修善寺温泉の背に当たる北側の山間部一帯に位置する修善寺自然公園内に修善寺梅林
がある。樹齢100年を超える老木から若木を合わせて約200種1000本の紅白梅が植え
られている。園内には岡本綺堂の「修善寺物語」記念碑を始め、6本の文学碑や茶室「双皎
山荘[そうこうさんそう]」があり、散策には事欠かない。また、高台からは、今年世界遺産に
認定された梅越しの富士山が望める絶景が広がる。
◇鹿寄せ(奈良公園・飛火野(2月1日~3月16日※月曜日は除く、10:00~10:15)
鹿寄せは奈良公園の飛火野[とぶひの、とびひの]と呼ばれる場所で行われ、ナチュラルホ
ルンを吹き始めると、その音色に誘われて森の奥から沢山の鹿が集まってくる様子が楽しめ
る。奈良でしか見れない長閑な風景。
※碧梧桐忌、寒明忌[かんあけき]
俳人・河東碧梧桐[かわひがしへきごとう]の1937年の忌日。
「蕎麦白き道すがらなり観音寺」
「赤い椿白い椿と落ちにけり」
「ミモーザを活けて一日留守にしたベッドの白く」
○建設産業の労働時間短縮推進キャンペーン(2月1日~4月30日)
※※※2月1日~2月28日※※※
○省エネルギー月間
「資源のエネルギーを大切にする運動本部」が1977年に制定。資源エネルギー庁が実施。
○北方領土返還運動全国強調月間
北方領土の日(2月7日)を含む1箇月間。
○海外移住推進月間
○薬物乱用事犯取締強化月間
○職場における健康診断推進月間
全国労働衛生団体連合会と中央労働災害防止協会が実施。
○相続登記はお済ですか月間
日本司法書士連合会が2002年に制定。
※※※2月1日~2月7日※※※
○生活習慣病予防週間
厚生労働省が主催。
寒冷期で脳卒中が多発することから。
生活習慣病とは、「癌」「心臓病」「脳卒中」等30歳以上の世代から発生しやすくなる病気の
総称で、以前は「成人病」と呼ばれていた。その原因の大半が長年にわたる生活習慣にあり
、子供の頃から予防に気を付けなければならないことから、「生活習慣病」と名前が改められ
た。
マーガレット(モクシュンギク[木春菊]) marguerite(マーガリート)
【花言葉】「秘めた愛」「誠実」「真実」「恋占い」
【概要】
マーガレット(モクシュンギク[木春菊]、学名:Argyranthemum frutescence)はキク科モ
クシュンギク属の半耐寒性多年草。原産地はモロッコ沖のカナリア諸島。日本には明治時代
渡来した。高温多湿、寒さに弱く日本の気候では育てにくく当初は温室での栽培がメインだ
った。大正時代、露地での栽培法が確立され、温暖な太平洋沿岸での切花用に栽培される
ようになった。和名は、枝や茎に木質化する性質があり、若葉が春菊に似ていることから来
ているが、あまり使われない。また、主にフランスで改良されたことからパリ・デージー(Paris
daisy)とも言われる。
マーガレットの名前は、ギリシア語のマルガリーテス(真珠)が語源で、白い花姿に由来す
る。属名のArgyranthemumはギリシア語の「argyros(銀色の)+「anthemon(花)」が語
源で、花色が白であることに由来する。種小名のfrutescenceはラテン語で、「低木状の」と
いう意味である。
【特徴】
草丈50~150cmで、葉は羽状に切れ込み、互生する。
開花期は12月~7月、白い可憐な花を咲かせる。中央の管状花は黄色である。花径は5
cmくらいである。次々に花を咲かせて長く楽しめることから、広く親しまれて身近な花になっ
た。現在ではシュンギク(春菊)と交配して作り出された黄色の花や桃色の花もある。また、
一重咲き、八重咲きと形状もさまざまである。
【主な園芸品種】
・’サマーメロディー’
鉢花として出回る八重咲き品種。流通量が多い。ピンクのグラデーションが美しい。
http://sano567.la.coocan.jp/ks-sousyun/photo005.jpg
・’キバナマーガレット’
黄花で大輪のマ-ガレットを指すが、小輪の’在来黄’をキバナマーガレットと呼ぶこともある。
http://hhana.biz/haru/tikaku/kibanamargret.jpg
・’サンデーリップル’
鉢植え向きの早生品種。分枝性がよく、コンパクトにまとまる。暑さに強い。
http://haru-sumire315.cocolog-
nifty.com/blog/images/2009/04/24/223480.jpg
【詳しい育て方】
■季節・日常の手入れ
草丈が伸びるとどうしても倒れやすくなる。支柱を立てるか株元に土を盛って倒れないように
する。また、供丈が15cm程度になったら新芽を摘み取って脇芽を出させるようにする。その
方が枝数も増してバランスのよくなり、結果として花数も多くなる。
年数を経た古株に翌年新しい枝葉を出させるためにも、9月頃に草丈の半分くらいにばっさ
りと刈り込むとよい。鉢植えのものも長く伸びすぎたものに関しては切り戻しを行うがあまり晩
秋に行うと翌年の開花が遅れることがあるので、作業は9月いっぱいまでには終わらせる。
■日当たり・置き場所
一年を通して日当たりのよい場所で育てる。高温多湿に弱く夏が近付くにつれて生育が衰え
て花付きが悪くなる。また、大きな株ほど夏越しは難しくなる。鉢植えで置き場所が変えられ
るのであれば真夏は直射日光に当たらない風通しのよい明るい日陰で育てる。
寒さにも弱く霜に当ると枯れてしまうので、寒冷地での露地植えはまず無理である。冬はで
きるだけ日当たりのよい暖かい場所で育てる。夜間だけ室内に取り込んでもよい。
露地植えは株元に敷きわらや腐葉土などを厚く被せて防寒対策を行う。寒冷地では本格的
な寒さが来る前に周りの土ごとごそっと株を掘り上げ鉢に移し替えて凍結や霜の避けられる
場所で育てる。
夏も冷涼な寒冷地では夏の花付きが抜群によい。また、元々性質は強いので環境が合えば
あまり手間もかからず丈夫に育つ。
■水遣り・肥料
水遣りは必ず土の表面が乾いてから与える。やや乾燥気味の土壌条件を好む性質があり
、その方が根の生育も促されて全体的に育ちがよくなる。水の遣り過ぎによる過湿には気を
つける。一年を通してこの水の遣り方は変わらない(冬は乾きにくいので回数は減る)。
肥料は春の開花期、5~7月に1000倍に薄めた液体肥料を2週間に1回与える。気をつけ
たいには窒素分の多い肥料を与えると葉ばかり茂って肝心の花付きが悪くなるということで
ある。肥料は少なめでも育つので、やり過ぎには気をつける。
■用土
水はけのよい砂質の土が適している。水はけの悪い場所だと生育も悪く花付きもよくない。
鉢植えの場合は赤玉土5:腐葉土3:川砂2の配合土を使う。
■ 植え替え・植え付け
露地植えにしているものは2~3年に1回植え替えを行う。その方が花付きがよくなる。鉢植
えの場合はできれば毎年一回り大きな鉢に植え替える。植え替えの適期は霜の心配がなく
なる4~5月頃である。
■ふやし方
挿し木でふやすのが一般的な方法である。適期は5月若しくは9月。芽の先を7~10cmの
長さに切り取って、葉の数が3枚か4枚になるように下の葉を取り除く。その後、水を入れた
コップに2時間ほど浸けて吸水させてから、湿らせた川砂に挿す。日陰で乾燥に気をつけて
管理する。
上手くいくと1ヶ月くらいで根が出てくるので、春挿しは6~7月に、秋挿しは霜や凍結に注意
して暖かい場所で管理して翌春に、鉢や庭に植え付ける。春挿しは上手に育てると秋から花
を楽しむことができる。
■かかりやすい病害虫
病気:立ち枯れ病 害虫:アブラムシ、センチュウ、ハダニ
立ち枯れ病は茎葉に斑点ができてその後枯れてしまう病気で、高温多湿の梅雨期から夏に
かけて発生しやすい病気である。連作していても発生しやすい。発病した場合、根本的治療
は望めないので株を抜き取って処分する。
アブラムシ、ハダニは見つけ次第、殺虫剤で駆除する。放っておくとどんどん増えて生長に支
障を来たす。
センチュウは根に寄生する害虫で外側からは発見できない。根に瘤を作って生育を衰えさせ
たり根を腐らせたりと厄介な害虫である。根に寄生してしまったからでは薬剤は効かない。薬
剤を土に散布することによってある程度被害を防ぐことができる。
■まとめ
高温多湿と寒さに弱い
砂質の水はけのよい土を好む
肥料はやや控えめがよい
http://www.youtube.com/watch?v=6GoPikweH60