記念日・年中行事
○猫の日
英文学者の柳瀬尚紀氏らによる「猫の日制定委員会」が1987年に制定。ペットフード工業
会が主催。「ニャン(2)ニャン(2)ニャン(2)」の語呂合わせ。全国の愛猫家からの公募でこ
の日に決定した。猫のコンテストなどの行事が行われる。
○ディズニーマリーの日
1970年に公開されたディズニーアニメ「おしゃれキャット」に登場する子ネコのマリー。人気
キャラクターのマリーの魅力をさらに多くの人に知ってもらおうと、ウォルト・ディズニー・ジャ
パン株式会社が制定。パリに住む貴婦人に大切にされている「貴族ネコ」のマリーは真っ白
な毛にピンクのリボンが愛らしく、母親ネコの美しいダッチェスの3匹の子ネコのうちの1匹で
、音楽家を目指すベルリオーズ、画家を目指すトゥルーズという兄弟を持つ。日付はこの日
が「猫の日」として知られていることから。
○猫背改善の日
パソコンやスマートフォンなどの普及で、日常生活で背中が丸まっている猫背の人が増えて
いることから「猫背改善スタジオきゃっとぱっく」が制定。猫背を改善し。肩こりや腰痛などの
予防、姿勢を良くすることで前向きの人生を送ってもらうのが目的。日付は、数字の「2」が
猫背の人を横から見た状態と似ており、2月22日が1年で最も2が多く並ぶ日ということと、
季節的にも寒く、首をすくめて猫背になりやすいため。
○食器洗い乾燥機の日
日本電機工業会が制定。食器洗い乾燥機によって食後のゆとりができ、夫婦団欒の時間が
できるといことから「ふう(2)ふ(2)にっ(2)こり」の語呂合わせ。
○ヘッドホンの日
ヘッドホンの情報サイト「ヘッドホンナビ」が制定。ヘッドホンが左右2チャンネルの出力を持っ
ていることから、2が重なる日を記念日とした。
○おでんの日
新潟県のラジオ番組「クチこみラジオ越後じまんず」が2007年に制定。おでんを食べる時に
「フーフーフー」と息を吹きかけることから「フー(2)フー(2)フー(2)」の語呂合わせ。
○ひざイキイキの日
ひざ関節症に効果的なヒアルロン酸製剤などの製造・販売で知られる医薬品・医療機器メー
カーの生化学工業株式会社が制定。ひざの健康を維持して、元気な生活を送れるようにと
の願いが込められおり、ひざの病気やその治療法についての正しい情報を発信して行く日
に。日付は、ひざは英語で「knee(ニー)」なので、2と22で「ニー(2)ニー(2)ニー(2)」の
語呂合わせから。
○頭痛にバファリンの日
頭痛に悩む20代、30代の女性を応援する日として、解熱鎮痛薬のトップブランドの「バファ
リン」を製造販売するライオン株式会社が制定。「バファリン」は頭痛や生理痛、腰痛などの
日常的に起こるさまざまな痛みや急な発熱を効果的に和らげる。日付は2と22を「バファリ
ン」のサウンドロゴである「頭痛にバファリン♪♪」の「頭痛に」と読んだ語呂合わせから。
○世界友情の日
ボーイスカウト・ガールスカウトの創始者ベーデン・パウエル(B-P)夫妻の誕生日に因ん
で、1963年のボーイスカウト世界会議で制定し、1965年から実施。
○行政書士記念日
日本行政書士会連合会が制定。1951年のこの日、行政書士制度の根幹となる「行政書士
法」が公布されたから。 行政書士の自覚と誇りを促すとともに、組織の結束と制度の普及を
図ることが目的。
○駅すぱあとの日
日本初の交通機関の最適な経路を提供する案内ソフト「駅すぱあと」。これを開発・販売する
ソフトウェア会社である株式会社ヴァル研究所が制定。日付は「駅すぱあと」が始めて発売さ
れた1988年2月22日を記念して。
○竹島の日[島根県]
2005年3月16日の島根県議会で記念日を定める条例を制定。
1905年のこの日、日本政府が日本海上の島・竹島を島根県の所管とする旨を公示した。
□太子会
622年のこの日、聖徳太子が斑鳩宮で薨去[こうきょ]した。聖徳太子ゆかりの法隆寺・広隆
寺(3月22日)、四天王寺(4月22日)等では聖徳太子の威徳を偲ぶ法会が行われる。
推古天皇30年2月22日という忌日は『上宮聖徳法王帝説[じょうぐうしょうとくほうおうてい
せつ]』に記述されている日付であり、『日本書紀』では推古天皇29年2月5日となっている。
◇秋吉台山焼き・野火の祭典
2月16日に予定されていたが雨天のため、22日に延期された(雨天順延)。
◇勝山左義長まつり(福井県勝山市、2月22~23日)
勝山左義長まつりは一番(ふれ)太鼓を合図に始められる。市街地の各町内に12基の櫓を
立て、その上で赤い長襦袢姿の大人たちが子どもを交えながら、三味線、笛、鉦の伴奏と
「蝶よ花よ~」の囃子唄に合わせ大鼓を叩きながら浮かれる。そして祭りの最後を飾るのが
「ドンド焼き」で、各家から集められた正月の松飾りや、しめ縄をご神体に結び付け、弁天緑
地に集められ、御神火によって一斉に焼かれる。これによって、その年の五穀豊穣と鎮火が
祈願される。
○第26回昭和新山国際雪合戦(北海道壮瞥町・昭和新山、2月22~23日)
日本古来の遊び雪合戦にルールをつけて、冬のスポーツとして成立させた雪の祭典。フィン
ランドでは欧州選手権が行われるほど。チームは9名(出場者は7名)の選手と1名の監督
により編成。白煙たなびく昭和新山の麓で、全国各地の予選を勝ち抜いた精鋭152チーム
が熱い戦いを繰り広げる大イベント。
○JAPAN CUP 2014第31回全国犬ぞり稚内大会(北海道稚内市、2月22~23日)
「南極物語」に出演したタロとジが稚内市に贈られたことをきっかけに開催されるようになっ
た。「犬たちの甲子園」とも呼ばれ、国内有数の規模を誇る。競技種目も多彩で、人犬一体
の見事な様子は観客を興奮の渦に巻き込む。大会2日間は稚内駅前バスターミナルより送
迎バスが運行予定。昨年は本州からの参加者も見られた。
□総本山善通寺大会陽[だいえよう](香川県・善通寺、2月22~23日)
400年以上の歴史を持つ伝統の祭典。22日には大会陽法会が御影堂で厳修される。23
日には東院、五重塔で五穀豊穣、除災招福を祈願して稲穂投げが行われるほか、これに合
わせて各種イベント行事が盛大に催される。
※風生忌
俳人・富安風生[とみやすいふうせい]の1979年の忌日。
「みちのくの伊達の郡の春田かな」「よろこべばしきりに落つる木の実かな」
ムクゲ(木槿) rose of Sharon
【花言葉】「繊細美」「尊敬」「柔和」「信念」
【概要】
ムクゲ(木槿、学名:Hibiscus syriacus)はアオイ科フヨウ属の落葉低木。原産地は中国
やインドで、中近東にも自生している。日本へは奈良時代に薬用として中国から渡来したと
考えられている。かつては和歌山県や山口県に自生種があったとする説もある。
中国名の木槿(ムーチン)を「もくきん」と音読みし、木槿[むくげ]、木槿花[もくきんか]と呼ば
れるようになった。また、「類聚名義抄」には「木波知須[きはちす]」と記載されており、単に
波知須[ハチス]とも呼ばれる。韓国の国花であり、9世紀の新羅が自らを「槿花郷」と呼んで
いた。朝鮮語で「無窮花[ムグンファ]」という。
属名のHibiscusは、ギリシア語由来で「Hibis(ヒビス:エジプトの女神)」の名から来ている
という説があり、大形のゼニアオイ属につけられた名である。種小名のsyriacusは「シリア
の」という意味である。
【特徴】
樹高は2~4m(剪定しないで放置すると10m以上」になる)。幹はよく分岐し株立ち状にな
る。樹皮は灰色で丈夫で折れにくい。材は水気が多く、柔らかい。
葉は互生し、葉身は卵形、浅く3裂する。葉の縁には粗い鋸歯があり、裂片が多数あるよう
に見える。
開花時期は長く6~10月にかけて咲く。ハイビスカスやフヨウ(芙蓉)の仲間で一日花だが
夏の間中ずっと咲き続ける。花の色は白、ピンク、赤などで、花径6~10cmくらいの5弁花
である。雄蕊は合着して筒状になり、柱頭がその先から出ている。
江戸時代に多くの品種が開発され、基本の一重のはかに半八重や八重の品種がある。
花の後にできる実は果である。冬には果は目立ち熟して5裂し、長い毛がある種子が
風で飛ばされる。
・樹形
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/5/5c/Hibiscus_syriacus_form.jpg
・花と蕾
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/0f/Mukuge.jpg
・雄蕊と雌蕊
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/b7/%E6%9C%A8%E6%
A7%BF%2BDscf8245-31_%28raeltw.blogspot.com%29.jpg
・葉
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/2/2c/Hibiscus_syriacus_leaves.jpg
【園芸品種】
・’日の丸’(Hibiscus syriacus ’Himomaru’)
http://hanakoyomi.sunnyday.jp/mukuge-hinomaru040717.jpg
・’鳥取花笠’(H.cyriacus ’Tottorihanagasa’)
http://hottime.sakura.ne.jp/mukuge/428.JPG
・’大徳寺白’(H.cyriacus ’Daitokujishiro’)
blog.jp/photos/sharon/mukuge0daitokujishiro20130731.jpg
【詳しい育て方】
■主な作業
春に伸びた枝にその年の花芽を作るので、落葉期の11~3月に樹形を見ながら剪定を行
う。よく萌芽するので、刈り込むこともできる。枝が伸びた後も5月までに行えば、夏に花を咲
かせる。
■栽培環境
花を咲かせるせるためには日当たりのよい場所に植え付ける。水はけがよければ土壌は特
に選ばないが、夏の乾燥を極端に嫌うため。腐植質に富んだ水もちのよい場所が適してい
る。生育旺盛ですぐに大きくなるので、鉢植えでは一般に栽培しない。
■水遣り
特に必要ない。夏期に極端に乾燥していれば与える。
■肥料
開花する7~9月に、緩効性化成肥料を少なめ(基本量の1/3程度)に追肥すると花付きが
よくなる。また、寒肥として12~1月に、固形の油粕などの有機質肥料を施す。
■ 植え替え・植え付け
植え付けの適期は落葉期の12~3月。根鉢より一回り大きな植え穴を掘り、腐葉土やピー
トモス完熟堆肥などをすきこんでから植え付ける。花芽はその年伸びた枝に付くので、植え
付け時に短く剪定しても構わない。
■ふやし方
挿し木で簡単にふやすことができる。適期は葉の出る前の3~4月。前年伸びた枝を15cm
の長さに切り、赤玉土小粒や市販の挿し木用土に葉が触れる程度の間隔で挿す。5~6月
と9月下旬~10月に、その年伸びた枝を利用して、挿し木を行うことも可能である。
■害虫
ハマキムシ、カミキリムシ、アブラムシ
・ハマキムシの駆除
http://www.youtube.com/watch?v=8IftRmYKciU
■まとめ
剪定は基本的に落葉期に行う。
日当たりと水はけさえよければ土質は選ばない。
ハマキムシが発生しやすいので注意する。