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夏至の日

2012-06-21 08:10:22 | 雑記

 今年は6月21日が「夏至の日」、1年で昼間が1番長い日です。 でも日の出が最も早く、日の入りが

最も遅くなるわけではない。日本では日の出が最も早くなる日は、夏至の日より1週間ほど早く、日の入り

が最も遅くなる日は1週間ほど後になる。 昼間の長さは太陽の高さで決まる。つまり、太陽が高いとこ

ろを通過すれば、それだけ空を横切る時間が長くなるわけだ。日の出。日の入りの長さもだいたい昼の長

さで決まる。昼間の長さが長ければ、それだけ日の出は早く、日の入りは遅くなる。 しかし夏至をはさん

で前後約1週間は、日の出・日の入りともに日々遅くなっている。

 その理由は(1)太陽の通り道(黄道)と天の赤道が23.4度傾いているので、太陽が天の赤道に対して

動く速度が一定でない。 (2)地球の公転軌道が楕円なので、太陽の日々の進みが一定でないこと。

 ところで、スナック(菓子)の日は、夏至の日にちまき(角黍カクショ)を食べる風習にちなみ制定された

と言われているがはっきりしない。そもそもスナック菓子と粽(ちまき)とどういう関係があるのか疑問であ

る。

 日本は稲作中心でちょうど夏至の頃が1年で一番忙しい時期にあたり、全国的には夏至を祝う風習・

祭りは見られない。一部地域では稲の根がタコ(蛸)の足のようによく張るようにと夏至の日にタコを

食べる風習が見られる。

 それに対しお隣の国中国では、夏至の日に麺・粽・ワンタンを食べる風習がある。夏至の頃はちょうど

麦の収穫の時期に当たるため、古くから収穫を祝い、祖先を祭り、災いを払い、豊作を願う習慣があっ

た。新麦ガ収穫されて初めての夏至の日に麺を食べる風習は、新物を食べるという意味もこめられて

いる。