記念日・年中行事
○上野動物園開園記念日
1882年のこの日、東京・上野に日本初の動物園として、上野動物園が開園した。開園当初は、
水牛、猿、鷲などが人気を集めていたという。入場料は、平日で1銭、日曜日は2銭だった。
○電卓の日
日本事務工業会(現 ビジネス機会・情報システム産業協会)が1974年に日本の電卓生産台
数が世界一になったことを記念して制定。
1964年3月18日にシャープが国産初の電卓を発売したことを記念し、記念日は覚えやすいよう
に3月20日とした。
○サブレの日
クッキーの一種であるバター風味とサクッとした食感のサブレ。ココナッツサブレやセサミサブレ、
バターサブレなど人気のサブレを製造販売する大阪堺市内に本社を置く日清シスコ株式会社が
制定。日付は3と20で「サブレ」と読む語呂合わせから。
*セサミ:ゴマ(胡麻)のこと
○LPレコードの日
1951年のこの日、コロンビアレコードよりLP(Long Play)レコードが「長時間レコード」の名前で
発売された。
○相続・贈与の日
彼岸の時期でもあり、先祖を供養するために家族が集まる機会が多いこの時期に、相続や贈与に
ついての知識を深め、家族で話し合うきっかけにと、NPO法人・不動産継承支援ネットワークが制
定。高齢化社会が進行する中で、相続や贈与の準備、対策を行うことの大切さをアピールするの
が目的。春の彼岸の時期の3月20日と秋の彼岸の時期の9月20日を「相続・贈与の日」に制定
している。
□清盛神社祭(広島県廿日市市・清盛神社)
平清盛公の命日にあたる3月20日に遺徳を偲び、神事を執り行う。11時~。祭典後、厳島神社
高舞台で舞楽が奉納される。
◇真桑人形浄瑠璃上演(岐阜県本巣市)
300年の長い歴を持つ人形浄瑠璃。20日(木)19:00~、21日(金・祝日)12:30~。「艶容
女舞衣」「真桑譽義農源七郎」をはじめレパートリーは約20ある。
○第36回全国高等学校柔道選手権大会(東京・日本武道館、3月20・21日)
3月20日(木)男女個人戦
開場6時 / 開会式9時 / 試合開始9時20分 / 表彰式16時30分
男子個人戦(60㎏級、73㎏級、81㎏級、90㎏級、無差別級)
女子個人戦(52㎏級、57㎏級、63㎏級、70㎏級、無差別級)
ミツマタ(三椏) oriental paperbush
【花言葉】「強靭」「意外な想い」「壮健」「永遠の愛」「肉親の絆」
【概要】
ミツマタ(三椏、学名:Edgeworthia chrysantha)はジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉低木。中
国中南部、ヒマラヤ地方原産。皮は和紙の原料として用いられる。日本へは17世紀以前)に渡来
したと言われている。四国や九州では野生化したものが山地に生育している。
ミツマタは、その枝が必ず三叉、即ち三つに分岐する特徴があるため、この名があり、三枝、三
又とも書く。中国語では「結香(ジエシィァン)」[黄瑞香(フゥァンルェイシィァン)」、「夢冬(モンドン
)」などと称している。
属名Edgeworthiaはイギリスの植物学者「エッジワース(M.P.Edgeworth)」の名から来てい
る。種小名chrysanthaは「黄色の花の」という意味である。
【特徴】
樹高1~2m、本年枝は三つ又になって出る。黄褐色ではじめ伏せ毛がある。葉は互生し、長さ5
~20cm、幅2~5cmの長楕円形または披針形。先は鋭形、基部は楔形。縁は全縁。両面に絹
毛があり、裏面に多い。葉の表面は鮮やかな緑色、裏面は粉白色。葉柄は5~10mm。
開花期は2~4月で、葉の展開前に開花する。枝先の頭状花序に小さな花が30~50個付く。花
は両性で、花弁はなく萼が目立つ。萼筒は長さ8~15mm、先は4裂する。萼片の内面は鮮黄色
、外面は白く絹毛が密生する。わずかに甘い香りがする。雄蕊は8個で、4個は萼頭の口部から見
える。
花の後にできる実は核果(水分が多く中に種子が1個ある)。緑色で有毛。萼筒が宿存して周りを
包む。種子のように見えるのは堅い内果皮に包まれた核。核は紡錘形で長さ4~5mm、中に種
子が1個ある。
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・枝が三つ又になる
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・葉
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・果実
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園芸品種:アカバナミツマタ
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【詳しい育て方】
■主な作業
剪定:特に定期的に行う必要はないが、枝が張ってきたら邪魔な枝を11~2月、開花前に間引
く。
■栽培環境
日向~明るい日陰まで幅広く植えることができるが、若い苗木のうちは直射日光が当たらない方
がよく育つ。西日の当たらない場所や、高木の株の下で木漏れ日が当たる場所がよい。水はけが
よく肥沃な土を好む。
■水遣り
鉢植えや庭植えでも植え付けてから1年未満の株は土の表面が乾いたらたっぷり与える。庭植え
で1年以上たつ株は水遣りは必要ないが、雨が少なく土の表面が乾くような場合はたっぷり水を
与える。
■肥料
庭植えは1月~2月中旬頃に寒肥(元肥)として有機質肥料を株元周辺に埋めておけば、そのほ
かは必要ない。鉢植えは3月に化成肥料を株元に追肥する。
■用土
水はけがよく有機質の多い肥沃な土を用いる。(たとえば赤玉土中粒1:桐生砂中粒または日向
土中粒1:完熟腐葉土または完熟バーク堆肥2の割合で混ぜたものなど)。植え付ける鉢も駄温
鉢やテラコッタなど空気を通す素材を用い、根腐れを起こさないようにする。
■植え付け・植え替え
3月~4月上旬が適期。水はけよい場所に盛り土をして植え付ける。幼木のうちは移植もできるが
成木になり根が張った株は移植が難しくなる。庭植え、鉢植えともに植え付けたり植え替える時に
植穴または鉢底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として施す。
■ふやし方
タネまき:6月下旬に熟した果実を採取し、中にある黒いタネを取り出す。タネは乾かないうちによ
く水洗いしてから湿らせた砂に混ぜてビニール袋に密閉し冷蔵庫で保存する。翌年の3月中旬~
4月に取り出し、もう1回流水でタネをよく洗ってから乾燥しないうちにまく。
■病気と害虫
特にない。
■まとめ
できるだけ日によくあてる
剪定する場合、枝は付け根で切る
移植は嫌う