記念日・年中行事
○ミュージックの日
音楽家関係の労働者団体・日本音楽家ユニオンが1991年に制定。制定の目的は、クラブなどで
働く演奏家たちの存在をアピールするため。日付は3と19で「ミュー(3)ジック(19)」と読ませる
語呂合わせから。
日本の音楽文化と音楽家の現況について広く理解を求め、その改善の為の支持を得ようと全国
各各地でさまざまな活動が行われる。
○カメラ記念日
1839年年のこの日、フランスのルイ・マンデ・ダゲールが写真機を発明した。
この写真機は「ダゲレオタイプ」と呼ばれ、長時間露光させるため写真機の前で長い間じっとして
いなけれならなっかたが、大変な人気を集めた。
○立庁記念日[神奈川県]
慶応4(1868)年のこの日、明治政府が幕府から接収した神奈川奉行所を横浜裁判所に改め
た。この裁判所は裁判だけでなく、一般行政も行う現在の県庁に相当するものであることから、神
奈川県庁ではこの日を「立庁記念日」としている。
○ミックの日
不動産などを手がける株式式会社三春情報センターが制定。同社は英語表記で「Miharu
Information Center」となることから、その頭文字をとってMic(ミック)と呼ばれる。日付は3と
19から「ミック」と読む語呂合わせから。ホームページのURLもMicに因んで319.jpとなっている。
○Jリーグヤマザキナビスコカップ開幕
コエビソウ(小海老草) shurimp plant/ shurimp bush
【花言葉】「真の友情」「ひょうきん」「おてんば」「女性の美の極致」
【概要】
コエビソウ(小海老草、学名:Justicia brandegeana=Beloperone guttata)はキツネノマゴ
科ジャスティシア[キツネノマゴ]属の半耐寒性常緑低木。メキシコ原産。(小海老)草と呼ばれる
が実際は木である。日本では道端の雑草としてごく普通なキツネノマゴ(J.procumbens)と同属
である。
和名の由来は、赤褐色や黄褐色の花のように見える重なり合った苞を小海老に見立てたもので
ある。英名もシュリンプ・プラント(shurimp plant)やシュリンプ・ブッシュ(shurimp bush)。
以前は同じ科のベロペロネ属(Beloperone)に分類されていたので、その名残で園芸では旧属
名ベロペロネと呼ばれることが多い。Beloperoneはギリシア語の「belos(矢)+perone(帯・と
め金)」が語源で、雄蕊の先端に付く2つの葯が帯状の膜で繋がれて矢のような形になることに由
来する。種小名のguttataは「斑紋のある」という意味である。
属名Justiciaはスコットランドの植物学者J. Justiceの名から来ている。種小名brandegeanaは
はアメリカの植物学者「ブランデジー(T.S.Brandegee)の」という意味である。
【特徴】
樹高50~150cm。葉は卵形で、対生する。
開花期は5~11月で、暖地では周年開花する。 「苞」と呼ばれる赤褐色(または、黄褐色など)の
葉が鱗状に重なり合い湾曲し、エビの胴体のような「花序」を作り、実際の花はその間から顔を覗
かせるように咲く。花色は白で細長い唇状(筒状)花、紫色の斑点が入り、花序の付け根から先端
に向かって順に咲く。花びらは大きく上下に2つに裂け、上になっている方の花びらの先に2つ黒っ
ぽく見える葯の様子がエビの目玉のように見える。
花の後できる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
http://livedoor.blogimg.jp/hotmagazine/imgs/4/e/4eba2b89.jpg
・花
http://sorairo-net.com/plant/05/2008/640/049.jpg
【詳しい育て方】
■主な作業
放っておくと上へ上へと伸びてバランスが悪くなる。春に茎が伸びてきたら先端の芽を摘んで脇か
ら芽を出させる。そうすることで横にも広がりができて草姿が整う。気温が高い時期は茎葉がよく
茂るので、積極的に行う。
寒さで葉が落ちてしまった株は、株元近くで茎をバッサリと切り戻す。別に切り戻しをしなくても春
に芽を出すが、茎の高い位置から芽を出してアンバランスに茂る。春の目覚めはゆっくりで、気温
が十分上がってから芽を出すので、さほど作業を急ぐ必要はない。
■栽培環境
一年を通してよく日に当てて育てる。日照不足になると茎が間延びしてひょろひょろした姿になる
上、花付きもよくない。真夏に直射日光に当てると葉が傷んでしまうことがあるので、そのような場
所では明るい日陰に移動させる。
冬越しの目安は3℃以上、霜や凍結に気を付ければ平地や暖地では屋外で大丈夫である。寒冷
地ではべランダや日当たりのよい室内で管理する。寒さで葉がすべて落ちることがあるが、根が生
きていれば春に暖かくなった時芽を出す。また、15℃以上あれば一年を通して花を咲かせる。
■水遣り
春~秋の気温が高くて生育がよい時期は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与える。常に土が湿
っている状態だと、根が腐って枯れてしまうことがある。また、ひどく乾かしてしまうと花色が悪くな
ったり、生育が悪くなることがあるので夏の水遣りには注意する。極端を避け、節度を守ることが
大切。冬は気温の低下とともに生育が緩慢になるので、水遣りは回数を回数を減らして乾かし気
味に管理する。
■肥料
肥料は控えめ、春~秋に液体肥料を月2回程度のペースで与える。肥料が多いと茎はよく伸びる
が、花付きが悪くなり、心なしかポキリと折れやすくなる。丈夫な植物で肥料を与えなくても生長し
てある程度花を咲かせるが、やはり株のボリュームや花数は肥料を与えたときに比べ劣る。
■用土
水はけのよい用土が適している。 赤玉土小粒6:腐葉土3:川砂1の配合土を用いる。
■植え付け・植え替え
鉢の中が根でいっぱいになると生育不良を起こすので、2年に1回を目安に一回り大きな鉢に植
え替える。適期は5月中旬~6月。
■ふやし方
挿し木でふやすことができる。適期は春5~6月、秋9~10月。
■病気と害虫
病気:特にない。
害虫:ハダニ、アブラムシ、カイガラムシ
ハダニは主に高温乾燥の環境下で発生する。葉の裏に付いて吸汁して植物を弱らせる。早めに
薬剤を散布して駆除する。また、ハダニは湿気が苦手なので水遣りのついでに葉の裏にも水をた
っぷりかけるようにすると発生がある程度予防できる。
アブラムシは主に春先から発生する害虫で、新芽や茎について吸汁する。見つけ次第薬剤を散布
して駆除する。
カイガラムシは薬剤が効きにくいので、古歯ブラシを用いて擦り落とす。
■まとめ
日当たりのよい場所に置き、霜や凍結を避ける
水遣りは乾燥させ過ぎず、多湿にせず、乾いたらたっぷりと与える
肥料は少なめ、冬は与えない