記念日・年中行事
○いのちの日
2011年3月11日に発生した東日本大震災では多くの命が失われた。命の尊さを思い、命
の大切さを考え、震災で学んだことを風化させることなく災害に備えようと「災害医療を考え
る会(Team Esteem)」が制定。災害時医療を改善を図るとともに、9月1日に防災訓練が
行われるように、3月11日には健康、医療、災害時の体制などを考える機会を設けたいとの
思いから制定された。
○世界おかあちゃん同盟の日
戦争被曝国として」「もう核はいらない」と世界中にメッセージを発信し、おかあちゃんたちが
行動を起こす日をと、岐阜県羽鳥市の「世界おかあちゃん同盟」が制定。全ての生きとし生
けるものが幸せであることを祈る日。「おかあちゃん」とは母性のこと。日付は東日本大震災
にともない福島第一原子力発電所で事故が発生した2011年3月11日に由来する。
○東日本大震災の日(正式名称まだ未定)
2011年3月11日14時46分18秒、東日本の海底を震源とする巨大地震(東北地方太平
洋沖地震)が発生。地震の規模はモーメントマグニチュード(Mw)9.0で日本周辺における
観測史上最大の地震である。この地震により、場所によっては波高10m以上、最大遡上高
40.1mにも上る巨大津波が発生し、震災による死者・行方不明者は18,524人(2014年
1月10日時点)で、太平洋戦争後最悪となる。2012年から政府主催の犠牲者追悼行事が
行われるようになった。
http://www.asahi.com/articles/ASG3461QRG34UTFK00S.html
○パンダ発見の日(厳密にはジャイアントパンダ発見の日)
1869年のこの日、中国・四川省ムービン(現、宝興県)の民家で、伝道中のフランス人神父
アルマン・ダヴィッド(Armand David)が、白と黒の奇妙な毛皮を見せられた。これが、欧米
でジャイアントパンダが知られるきっかけとなった。
ダヴィドはジャイアントパンダのレプリカ標本をパリの自然歴史博物館に送り、その1年後の
1870年に、研究を進めたミレー・エドワードがAiluropoda-melanoleuca(アイルロポダ・
メラノレウカ)という学名を付けた。属名Ailuropodaは、古典ギリシア語「ailouros(猫)+
「pous;語幹pod-(足)」の合成語。種小名melanoleucaは、同じくギリシア語「melas;語
幹melan-(黒い)+leukos(白い)」の合成語で、「白黒の」といった意味合いである。
なお、この日を「パンダ発見の日」とするのは日本独自のことであり、学術的には正確な話で
はない。パンダの生物学的発見はレッサーパンダが先であり、体格が大きい種が新たに発
見されたことによって元々「パンダ」と呼ばれていたいたものが小さいパンダの意味で「レッ
サーパンダ」(lesser panda)、大きい方が「ジャイアントパンダ」(giant panda)と呼び分け
ることになり、さらに後者の方が有名になるにつれて「パンダ」の名が後者の略称のように認
識されるに至った。
パンダは「竹」を意味するネパール語「ポンヤ/ポニヤ( ponya)」に由来し、「ポンヤ」が「パン
ダ」に変化したという説と、「手のひら」を意味する「パンジャ(panja)」に由来するという説が
あり、前者が有力とされているが、未詳。
中国語では、パンダを熊猫(シュンマオ)、ジャイアントパンダを大熊猫(ターシュンマオ)、レ
ッサーパンダを小熊猫(シャオシュンマオ)と呼ぶ。
○コラムの日
1751年のこの日、イギリスの新聞『ロンドン・アドバイザーリテラリー・ガゼット』が、世界初
のコラムの連載を始めた。
コラム(colum)の原義は「円柱」のこと。新聞・報道雑誌・ニュースサイトなどで掲載されるニ
ュース以外の記事。つまり、個人的分析や・意見が含まれている記事で、評論やエッセイの
他、人生相談や「おすすめ○○」などといったものも含まれる。コラムの執筆者をコラムニストと
いう。
□岡寺山継松寺初午大祭(三重県松阪市、3月11日~3月13日)
厄落としの寺として有名な岡寺山継松寺[おかでらさんけいしょうじ]。厄年の人のみならず、
大勢の参拝客で境内は賑わいを見せる。
※宋淵忌
禅僧・俳人の中川宋淵[なかがわそうえん]の1984年の忌日。
「ひたすらに風が吹くなり大旦」
「元日の海へ出て舞ふ木の葉かな」
「秋晴れや火口を落ちる砂の音」
ユキヤナギ(雪柳) Thunberg’s meadowsweet
【花言葉】「愛嬌」気まま」「自由」「殊勝」
【概要】
ユキヤナギ(雪柳、学名:Spiraea thunbergii)はバラ科シモツケ属の落葉低木。別名にコ
ゴメバナ(小米花)、コゴメヤナギ(小米柳)など。花が散ると地面に小米(砕いた米)をまいた
ようになることから名付けられた。古来はこの花が岩の上に好んで生えるので「岩柳」と呼ば
れていた。和名「雪柳」は、白色の小花が雪が降りかかったように群がり、葉がヤナギに似て
いることに由来する。
中国原産(平安時代渡来)という説もあるが、日本原産であると考えられている。中国名は
「噴雪花」。
属名Spiraea(スピラエア)はギリシア語「speira(螺旋・輪)」が語源で、一説にはこの属に
果実が螺旋状をなす存在があるとか、別にギリシア語の「花輪」が語源で、この属の植物が
花輪に用いられた故事からともいわれ、未詳。種小名はスェーデンの植物学者シュンベリー
(Karl Peter Thunberg、リンネの弟子)の名に因む。
【特徴】
樹高は100~150cm、葉は披針形で互生する。葉の先端は尖り、縁には鋸歯がある。若
枝は褐色で短毛を密生するが、古くなると無毛。
開花期は4月、前年枝の葉腋に、無柄の散形花序を多数付ける。花は白色で2~7個/花
序になる。花弁は5個、雄蕊は20個、雌蕊は5個。花柄の基部に数個の苞がある。
http://pcweb.hobby-web.net/7103/0311304b.jpg
・花
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・葉
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http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/a0/8cf7f27000f0fd654b2222dc20
・実
nifty.com/photos/uncategorized/d060413yukiyanagi_1.jpg
【園芸品種】
”フジノピンキー’
花弁の外側がピンク、内側が白色のため、蕾のときに最も濃いピンク、開花すると白とピンク
が混じって薄いピンクに見える。
http://www.e-ainichi.co.jp/wp-content/uploads/hujinopinky03-l.jpg
・オウゴンユキヤナギ
新葉が黄色く、だんだんと緑色に変化する。
http://kawasakimidori.main.jp/webzukan/zukan_gazou/yukiyanagi_hinsyu2.
【詳しい育て方】
■主な作業
剪定: 秋、翌春に咲く花芽が分化するので、5月、花後に剪定する。枝が多数出て風通しが
悪くなると病害虫が発生しやすくなる。まあ田、細い枝には花がつきにくくなるので、枯れ枝
や細い枝も基部から切り除く。地際から刈り込んでも、夏までに枝が伸び、翌年も花が咲くの
で、数年に1回、地際から刈り込み剪定する。
■栽培環境
剛健で生育がよい花木なので、どんな土壌にも適するが、開花させるためには、日向に植え
ることが必要である。また、風通しのよい場所を選ぶ。大きくなるので鉢植えでは栽培しな
い。
■水遣り
極端に乾燥する夏の高温期と植え付け直後以外必要ない。小苗を鉢植えにしている場合は
乾いてからたっぷりと与える。
■肥料
1月上旬~2月下旬に寒肥を、5月に花のお礼肥えとして、緩効性の化成肥料または油粕と
骨粉を7:3の割合に混ぜたもの株元に施す。
■用土
有機質に富んだ水はけのよい土を好む。できれば植え付ける前に堆肥を混ぜ込んでおく。
■植え付け・植え替え
2月中旬~3月下旬と10~11月が植え付けの適期。根鉢より一回り大きな植え穴を掘り、
腐葉土や少量の完熟堆肥などを混合して植え付ける。根鉢の周りに十分に水を注ぎ、棒な
どでつついて、根と土を馴染ませて植え付ける。秋に植え付けるときは根際から伸びる枝を
切っても構わない。植え替えは特に行う必要はないが、株分けを行うときや株を他の場所に
移動させるときに行う。丈夫な植物なので掘り上げる際に多少根を傷つけても枯れることなく
簡単に根が付く。適期は2月中旬~3月下旬。
■ふやし方
挿し木:落葉している3月上旬~下旬に、前の年に伸びた枝を長さ10cmほどで切り取り、
赤玉土や挿し木用土に挿す。たっぷりと水遣りして、風の当たらない日陰で乾かさないように
管理すれば、4~5月に新芽が出て、発根する。
株分け:植え付け適期の2月中旬~3月下旬、または10上旬~11月下旬に株を掘り上
げ、枝4~5本を1株として。スコップやハサミで分割する。
■病気と害虫
病気:うどんこ病
粉をまぶしたように葉が白くなる。剪定して風通しをよくし、予防する。
害虫:アブラムシ類、カイガラムシ類
枝が密生して風通しが悪くなると発生する。剪定して風通しをよくし、予防する。
■まとめ
株分けでふやすことができる
株分けは掘り上げて地際から出ている枝が同じ本数になるように2つに分ける。ぱりっと2つ
に分けた際、多少根は傷んでも根付くのでそれほど心配は要らない