記念日・年中行事
○サンゴの日
「さん(3)ご(5))」の語呂合わせと、珊瑚が3月の誕生石であることから。
世界自然保護基金(WWF)が1996年に制定したといわれる。沖縄県各地で沖縄ダイビン
グ協会などの団体を中心に、海浜・海中の清掃活動が行われる。
沖縄・慶良間諸島が31番の国立公園として指定される。那覇市の西にある慶良間諸島は
大小30あまりの島々からなり、多様なサンゴが生息する透明度の高い海で知られる。水深
30mより浅い沿岸部を海域公園地区に指定、土石の採取などの開発行為が厳しく制限され
る。
・旬香周島おきなわサンゴの日記念沖縄まつりinサンシャインシティ(東京・池袋サンシ
ャインシティ・噴水広場、3月5日~3月9日、10:00~18:00)
http://www.sunshinecity.co.jp/event/e387.html
○産後ケアの日
尿漏れなど産後のトラブルを改善し、その予防と健康のために、産後ケアの大切さを知って
もらおうと、尿ケア専用品のパイオニアである「ポイズ」を販売する日本製紙クレシア株式会
社が立ち上げた「産後ケア」の日実行委員会が制定。出産を経験した全ての女性たちが産
後トラブルから開放され、いつまでも内面から美しく、毎日がもっと楽しく、もっと心地よく過ご
せるようにとの願いが込められている。日付は3と5で「産後」と読む語呂合わせから。
○三幸の日
新潟県新潟市に本社を置く三幸製菓株式会社が制定。三幸製菓はあられ・おかき・おせん
べいの製造販売で知られ、ソフトせんべいの「雪の宿」、おせんべいの「新潟仕込み」など、
数々のヒット商品を持つ。2009年に新工場を操業したことから、社名でもあり、企業理念の
「三つの幸せ」をアピールするのが目的。日付は3と5で「三幸」と読む語呂合わせから。
因みに「三つの幸せ」は一.消費者に幸せ 一.お取引先に幸せ 一.会社と社員に幸せ
○ミスコンの日
1908年のこの日、時事新報社が全国から「良家の淑女」を対象に写真を募集し、その審査
結果を発表した。これが日本初のミスコンテストとなった。
1等に選出されたのは小倉市長・末弘直方の四女・ヒロ子で学習院除し部3年に在学中だっ
た。彼女の兄が彼女の承諾なしに応募したものだったが、コンテスト参加は学習院で大問題
となり、彼女は退学処分となってしまった。
○スチュワーデスの日
1931年のこの日、東京航空輸送が実施した日本初のスチュワーデス採用試験の結果が
発表された。「エアガール」の名前で応募され、2月5日に試験が行われた。140人の応募
に対し、合格者は3人だった。
○安藤百福の日
世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」、世界初のカップめん「カップヌードル」などを
発明し、「インスタントラーメンの父」と呼ばれる安藤百福[あんどうももふく]。日本はもちろん
、世界の食文化に革命を起こした安藤の「人間にとって一番大事なのは創造力であり、発
明、発見こそが歴史を動かす」との熱い思いを伝えたいと、日清食品ホールディングス株式
会社が制定。日付は安藤の誕生日の1910年3月5日から。2010年の生誕百年を機に制
定。
○キリンチャレンジカップ2014(東京/国立競技場、17:40キックオフ予定)
SAMURAI BLUE(日本代表) 対 ニュージーランド代表 ※TBS系列で全国に生中継
ヤグルマギク(矢車菊) cornflower
【花言葉】「幸福感」「繊細」「教育」「信頼」「デリカシー」「優雅」「独身生活」
【概要】
ヤグルマギク(矢車菊、学名:Centaurea cyanus)はキク科ヤグルマギク属の耐寒性一年
生植物で、越年草のものもある。ヨーロッパ南部、地中海沿岸原産。日本には明治の中頃に
入って来たとされる。
和名の由来は、花の形が鯉幟に添える「矢車」に見立てたもの。和名でヤグルマソウ(矢車
草)とも呼ばれるが、ユキノシタ科のヤグルマソウ(矢車草、学名:Rodgersia podophylla)
と混同しないようにヤグルマギクと呼ばれることが多い。因みにユキノシタ科のヤグルマソウ
の由来は、小葉の構成が「矢車」に似ることによる。
種小名のcyanusは「浅葱色の、薄い藍色の」という意味。属名の「Centaurea」はギリシア
神話にでてくる半人半馬の怪物「ケンタウルス(Centaurus)」族の賢人ケイロン(Chiron)
が薬草に用いたことから付けられた。
英名のコーンフラワー(cornflower)は、種子が穀物に混入して外国に運ばれることから来
ている。もとは麦畑などに多い雑草だった。
【特徴】
草丈30~100cm、葉は無柄で互生し、茎の下の方に付くは葉は幅の広い倒卵形で、上の
方に付く葉は線状の披針形である。葉の裏や茎には白綿毛が密生する。
開花期は4~6月(9月下旬播種)で、花の色は青、白、紫、黄色などで、キク科独特の頭状
花だが、舌状花はなく筒状花のみからなる。周りに付く小花は直径1cmほどで雌・雄蕊を
欠き、漏斗状になる。中心の小花は花冠より長い雌・雄蕊を持つ。花びらの先は不規則に裂
ける。花後にできる実は痩果である。
http://pcweb.hobby-web.net/0011/2050b.jpg
・中心の花には雄蕊、雌蕊がある
http://matsue-hana.com/Graphics/lgal/43451.jpg
・外周の花には雄蕊・雌蕊がない
http://matsue-hana.com/Graphics/lgal/43454.jpg
・葉
http://www.geocities.jp/nisi175812/yagurumagikuD.JPG
http://matsue-hana.com/Graphics/lgal/43456.jpg
・実(種子)
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/f2/d68c2144c5ba52600c7fb0817a
【詳しい育て方】
■主な手入れ
切花用にする品種は草丈がよく伸びる。茎がしっかりしている場合はよいが、強い風が吹く
と倒れてしまうことがあるので倒れないように支柱を立てた方がよい。また、よく茂ると風通し
が悪くなりウドンコ病が発生する。あまり茂る過ぎるようなら(根本まで日が差し込まないくら
い)茎を切って風通しをよくする。
■栽培環境
日当たりと風通しの良い場所で育ててしっかりとした株にする。寒さに強く、庭植えの場合寒
さが来るまでにしっかりと根が張っていれば霜に当っても痛むことはないが、寒風はできるだ
け当たらない場所で育てた方がよい(寒冷地ではたてず[ヨシズ]などを使って風除けを行
う)。鉢植えなどを室内に取り込んでしまうと暖かすぎて茎が伸びきってしまうので外で管理
する。冬寒い方が茎のしっかりした株になる。
■水遣り
適度な水遣りを要求される。水を遣りすぎて常に湿っているような状態にしておくと根腐れを
起こすので、土の表面が乾いてから水を与えるようにする。乾燥しすぎても弱ってしまうので
水切れを起こさせないようにする。
■肥料
少ない肥料でもよく育つ。肥料を与えたら与えた分だけ栄養を吸収してしまう。だから肥料が
多いと草丈が伸びすぎて葉が茂りすぎ茎が柔らくなりすぐ倒れてしまう。植え付ける前に土に
緩効性の粒状肥料を混ぜ込んでおけば十分である。追肥は開花中に様子を見ながら液体
肥料を与える。
■用土
水はけがよいことを重視する。庭植えする場合はじめじめした場所では育たないので川砂な
ど水はけがよくなるようなものを混ぜ込んでおく。鉢やプランターに植える場合は赤玉土小粒
6:腐葉土3:川砂1の割合で混ぜた土を使用する。川砂の代りに小粒の軽石やパーライトを
使用してもよい。
■植え替え・植え付け
開花後梅雨明けの頃には枯れてしまうので植え替えの必要はない。
花壇やプランターなどへの植え付けは10月中にはやってしまう。これは、本格的な寒さが来
るまでに根を十分に張らせておくと耐寒性が増すためである。風通しを良くするために20
cmくらい間隔をあけて植え付ける。3月になると花の咲いた苗が出回るが、そのような苗は
3月頃に植える。
■ふやし方
タネをまいてふやすことができる。発芽温度は18℃前後なので9月下旬~10月が適期(
寒冷地では春まき)。庭や鉢に直接まいて間引きながら育てても、箱などにまいて一度仮植
えして、本葉が8枚くらいのときに定植してもよい。
■病気と害虫
病気:ウドンコ病
害虫:ダニ類
■まとめ
肥料は控えめに
過湿にすると根腐れの原因になる
風通しをよくしてウドンコ病の発生を抑える