記念日・年中行事
○サウナの日
サウナおよびスパに関係する調査研究、サウナとスパの正しい知識の普及などを行ってい
る公益社団法人日本サウナ・スパ協会が制定。サウナは気持ちよく発汗して、交感神経や
副交感神経に作用することで精神の安定に効果がある。サウナで疲れている人々に健康な
生活を送って貰うことが目的。日付は3と7で「サウナ」と読むごろあわせから。
○メンチカツの日
コロッケやメンチカツをはじめとして、各種の冷凍食品の製造販売を手掛け、全国の量販店
、コンビニ、外食産業などに流通させている香川県三富市に本社を置く株式会社「味のちぬ
や」が制定した日。日付は関西ではメンチカツのことをミンチカツと呼ぶところも多く、3と7で
「ミンチ」と読む語呂合わせから。また、受験シーズンにメンチカツを食べて受験に勝ってほし
いとの願いも込められている。
○十歳の祝いの日[ととせのいわいのひ]
10歳の節目を迎えるこどもたちの健全な成長を願い、未来像を描いてもらう日をと、京都市
に事務局を置く「十歳の祝い普及促進協議会」が制定。七五三のようなこどもの成長を祝う
行事である10歳の「二分の一成人式」「立志式」にならい、通過儀礼のひとつとして和装、洋
装の晴れ着を着る機会の提供、親子の絆、地域でこどもを守る風土の醸成などが目的。日
付は3月は年度替わりの月で、対象のこどもの多くが10歳を迎え終わることと、3と7を足す
と10になることから。十歳を「ととせ」と読むことで日本らしさ、祝いの日らしさ表現している。
○消防記念日
1948年のこの日、「消防組織法」が施行された。
明治以来消防は警察の所管とされていたが、これにより、条例に従って市町村長が消防を
管理する「自治体消防制度」となり、各市町村に消防本部j・消防署・消防団の全部または一
部を設置することが義務付けられた。
これを記念して、2年後の1950年、国家消防庁(現在の消防庁)がこの日を消防記念日と
した。
○東京消防庁開庁記念日
1948年のこの日、「消防組織法」の施行によって「東京消防本部」が警視庁から分離独立
して誕生した。
約2か月後の5月1日に、警察組織の警視庁に合わせて「東京消防庁)と名称を変更した。
なお、東京消防庁は東京都の行政機関であり、国の行政機関である消防庁とは別のもの
である。
○警察制度改正記念日
1948年のこの日、警察の制度が改正され、国家警察と地方自治警察が設置された。
○ソチ2014パラピック冬季大会開幕(日本時間8日)
○「あべのハルカス」グランドオープン
3月7日、大阪府大阪市「あべのハルカス」が全館グランドオープンとなる。60階建て、地上
300mという日本一の高さを誇る「あべのハルカス」は、大坂の新名所として人気を集めそ
うである。
「あべのハルカス」の名称の由来は「あべの」は大阪市阿倍野区の「阿倍野」、「ハルカス」は
「晴るかす」。それは「晴れ晴れとさせる」という古語。いろんな施設を楽しんでもらい、晴れ晴
れとした気分を味わってもらいたいとの願いが込められている。
ニリンソウ(二輪草)
【花言葉】「予断」「ずっと離れない」
【概要】
ニリンソウ(二輪草、学名:Anemone flaccida)はキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。
東アジア(樺太、朝鮮、中国(北部・東北地方)、ウスリー地方、日本)に分布する。主に湿潤
な山地の林床や周辺部に生育する。
茎の上に2個の花を付けるという意味で「ニ輪草」と名付けられたが、実際には1輪、3輪の
ものある。春植物(スプリング・エフェメラル(spring ephemeral)で、林床が暗くなる6月頃
ニ地上部は枯れてしまう。
属名アネモネ(Aemone)は、ギリシア語の「anemos(風)」が語源で、「風の花」の意味。英
名はウィンドフラワー(wind flower)である。その由来は、「春風が吹く頃に開花するから」
「種子は長い毛を有し、風によって運ばれるから」である。種小名フラクシダ(flaccida)は「柔
軟な、柔らかな、ふにゃふにゃした」という意味である。
中国名を鵝掌草[ガショウソウ]といい、葉の形を鵞鳥の足形に譬えたものである。葉は食用
になるが、同じキンポウゲ科の有毒植物トリカブト(鳥兜、Aconitum)の葉とよく似ているの
で誤食の危険がある。
【特徴】
草丈15~30cm、根際から生える葉には長い柄があり、3つに深く裂ける。菱形をした両脇
の裂片も2つに裂けて、更に細かく切れ込む。茎に付く葉は柄がなく茎を抱いて3枚が輪生
し、深い切れ込みがある。
開花期は4~6月で、普通は2本の花柄を伸ばし、先端に径2cmくらいの白い花を付ける。
ただし、花柄は1本のときも3本の時もある。花の色は淡い紅色を帯びるものもある。花弁
のように見えるのは萼片で、5~7枚くらいである。花の真ん中にはたくさんの雄蕊と10本く
らいの雌蕊がある。
花の後にできる実は痩果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの
)である。
・2輪のニリンソウ
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/fe/Anemone_flaccida_two
・蕾
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/04/Anemone_flaccida_bu
・花(白い萼片)
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/00/Anemone_flaccida01.
・葉(左上の細い葉がトリカブトの葉)
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/f9/Anemone_flaccida03.j
・イチリンソウとニリンソウとサンリンソウの違い
http://homepage1.nifty.com/yamanobora-/spring_b2.htm
【詳しい育て方】
■主な作業
花がら摘み:花がらを長くつけておくと灰色カビ病の原因となる。落ちた花がらはこまめに取
り除く。
■栽培環境
「春植物」なので、鉢植えも庭植えも木もれ日ができる環境を好む。鉢植えは、春、花が咲く
までは明るい環境で管理する。花が終わって葉が固まるころからは、やわらかい木洩れ日と
緩やかな風が流れる場所に移動させる。花後早くに直射日光などで葉が傷むと、翌年の開
花が望めないので、1日でも長く美しい葉を保てる環境を作る。葉の枯れる頃からは棚下な
どに移動させ、涼しい環境で夏越しさせる。激しい凍結には弱いので、冬は落ち葉でマルチ
ングしたり、棚下など強い風を遮れる場所に置いたりする。
庭植えでは、落葉樹の周りの緩い傾斜が好ましく、有機質の多い土に植え込む。土は落ち
葉などでマルチングして強い凍結を防ぐ。
■水遣り
鉢植えは、生育中は毎日朝1回水を与える。地上部が枯れるころから2~3日に1回とし、休
眠中は多湿を避けて、常に用土に湿り気がある程度に水を与える。
庭植えは晴天が続くときは水遣りをするが、それ以外は自然の雨にまかせる。
■肥料
肥料により生育の良否が左右される。良い花を咲かせるには窒素分の多い肥料は避け、リ
ン酸、カリが多いものを中心に施す。
植え付けの際に、元肥として緩効性化成肥料を1株あたり数粒施す。鉢植えの場合、イチリ
ンソウの根茎は鉢の中をぐるぐる回るので、元肥は根茎が当たりにくい鉢底部に入れる。芽
が動き始める3月頃から葉が枯れ込むまで置き肥をし、同時に2週間に1回リン酸の多い液
体肥料を施す。鉢植えも庭植えト同様である。
■用土
根茎が過ごしやすい場所を探して鉢の中を這い回るので、浅鉢よりやや深めの鉢が好ましく
、通気性と水はけの良いものを選ぶ。
用土は市販の山野草用培養土で十分に育つ。または、赤玉土小粒5:鹿沼土小粒4:軽石
小粒1を配合して使う。
■植え付け、植え替え
植え付け、植え替えともに休眠中の秋の彼岸前後が好ましい時期である。生育期の春に入
手したものは、そのまま管理して秋を待って植え替えるか、株や葉を傷めないようにそっと抜
き、根の間に用土を入れて植え替える。植え替えは毎年か2年に1回行う。秋の彼岸頃ま
でには翌年の芽も充実しているので株分けを兼ねて行う。
■ふやし方
株分け: 植え替えの際に株分けを行う。この時期には鉢の中が地価茎でいっぱいになって
いる。あまり細かく分けずに、塊でほぐすように株を分ける。
タネまき:5月末頃、手で触ると自然にタネがほぐれる頃採りまきする。翌春に発芽し、開花
までには最短で裳4~5年を要する。
■病気と害虫
病気:炭そ病、灰色かび病、白絹病
芽出しの頃炭そ病が見られる。葉が褐色に枯れてくると要注意。また、低温多湿寺に灰色か
び病も見られる。茎葉にかびが発生し、突然溶けるように腐ってきたら要注意。庭植えの場
合は白絹病にも注意する。
害虫:アブラムシ、ナメクジ、アオムシ
地上部がある時期にアブラムシがよく付く。ナメクジやアオムシによる食害も見られる。見つ
け次第捕殺する。
■まとめ
春植物の生育サイクルをよく理解する、初夏から半日陰で管理
肥料を好む
夏の多湿と冬の凍結には気をつける