記念日・年中行事
○ビキニ・デー
1954年のこの日、太平洋上ミクロネシアのビキニ環礁でアメリカ軍が行った水爆実験によ
り、静岡県焼津[やいづ]市のマグロ漁船第5福竜丸が死の灰を浴びた。乗組員全員が被曝
し、久保山愛吉無線長が半年後に死亡、この日をビキニ・デーとして反核の集会が行われる
ようになった。
○未来郵便の日
未来に向けて発信し、5年後、10年後の指定した日に届く未来郵便制度を発足した長野県
下水内[しもみのち]郡栄村の栄村国際絵手紙タイムカプセル館と、その運営を手掛ける絵
手紙株式会社が制定。日付は3と1で「みらい」と読む語呂合わせから。「未来に届く大切な
メッセージ」という公募展などを開催。
○ファミリーファーストの日
「ライオンズマンション」で知られ、マンションの分譲、不動産販売、都市開発などを手掛ける
株式会社大京が制定。家族思いの象徴としてライオンのブランド名を掲げる同社は、いつも
「家族の幸せを第一に」と考え、商品やサービスの提供を心掛けている。そんな「Family
First(ファミリーファースト)」の気持ちの大切さを広く伝えるのが目的。日付は「Family Fir
-st]のブランドタグラインを初めて(1)立ち上げた3月(3)と、家族みんな(3)のことを一番
(1)に想う気持ちの語呂合わせから。
○切り抜きの日
内外切抜通信社が制定。1890年のこの日、各種の新聞等から顧客の必要な情報だけを
切り抜いて提供する日本初の切抜の会社。日本諸新聞切抜通信が設立された。
○デコポンの日
日本園芸農業協同組合連合会が制定。1991年のこの日、柑橘類の一種・デコポンが熊本
県より初めて出荷され、東京の青果市場で取り引きされた。デコポンの美味しさを全国にPR
するのが目的。
○防災用品点検の日
防災アドバイザーの山村武彦氏が提唱。関東大震災の起きた9月1日のほか、3月1日・6
月1日・12月1日の年4回。
○未唯mieの日
コンサート、CD、舞台、テレビ、ラジオ、CMなど多方面に活躍するアーティストの「未唯mie
」。その記念日を作りファンとの交流を深めることを目的に、元ピンクレディの「ミー」こと根本
美鶴代さんが制定。日付は3と1で「未唯mie」と読む語呂合わせから。
○再石灰化の日
食品、医療品、化粧品などの事業を手掛ける株式会社ヤクルト本社が制定。自社製品のハ
ミガキ「薬用アパタイトS.E.<ナノテクノロジー>」の活用を通して、歯の大切さや口の中の
健康を訴える日とするのが目的。日付は同製品に配合されている薬用ハイドロキシアパタイ
トが歯のエナメル質にできた初期虫歯を再石灰化することから、3と1を「再」と読む語呂合
わせから。
○労働組合法施行記念日
1946年のこの日、労働者の地位向上を図る「労働組合法」が施行された。
○マーチの日、行進曲の日
「行進曲」と「3月」が同じmarchというスペルだから。
○豚の日
1972年に、アメリカのエレン・スタンリー、メアリー・リン・レイブ姉妹が、最も利口で役に立
つ家畜の一つである豚への感謝を込めて制定したといわれる。アメリカ合衆国各地で豚の
品評会が行われる。
◇お雛まつり(京都市上京区・宝鏡寺)
毎年、本堂にて華やかにひなまつりが行われる。11時から30分の予定。例年は島原太夫
による舞の奉納、和楽器演奏が行われる。
◇石段ひなまつり(群馬県渋川市・伊香保温泉の石段街、3月1~2日)
早春の伊香保を彩る風物詩。平成3年3月3日午後3時33分に行われたのが、この祭りの
始まり。美しいひな衣装を身に付け、ほんのり薄化粧をした子ども雛たちが、石段に勢揃いす
る。1日(土)13時からは伊香保の保育園児、2日(日)13時からは公募した園児が登場。
2日(日)は「平和の日・ひな祭りの集い」、日本ペンクラブ所属の作家による講演を徳富蘆花
記念文学館で開催する。
○枚岡[ひらおか]神社梅花祭(大阪府東大阪市出雲井町・枚岡神社)
境内に紅梅・白梅500本を植栽している。2月上旬~3月上旬に見頃を迎える。府の名勝
「枚岡梅林」は2001年に「かおり風景百選」にも指定され、梅花祭で梅林の梅花が献花さ
れる。
□真如堂大涅槃図公開(京都市左京区・真正極楽寺真如堂、3月1日~31日、9:00~
16:00)
涅槃会は、釈迦入滅にあたる陰暦2月15日のこと。日本では月遅れの3月15日に「涅槃
図」がかけられ法要が行われることも多い。公開される涅槃図は、縦6m、幅4mの極彩色
が施されたもので、1709年、浄土門の高僧・厭求[えんぐ]らによって制作された。一昨年
からの大修復を終えて公開される。画面下部全域には多くの動物ヤ魚類、昆虫などが手向
けの花をくわえたり、手に持ったりして釈迦の死を悼んでいる様子が描かれ、その数は127
種類にも及び、涅槃図では日本最多であろうとされている。
○2014FISフリースタイルスキーワールドカップ猪苗代大会
テレビ放送(予定)
3月1日 16:00~16:54
BS放送:BS-TBS(全国) 他
モーグル予選・決勝(男女)
07:30 リフト始動/入場開始 ※ダフィコース
09:05~12:10 男女予選
13:10~13:20 ショーケース
13:30~14:45 男女決勝
14:50~15:00 表彰式
15:40~16:10 記者会見(男女1位~3位)※ウィングタワー1F
○サッカーJ1開幕
http://www.j-league.or.jp/schedule/
※三汀忌、微苦笑忌
小説家・劇作家・俳人の久米正雄[くめまさお]の1952年の忌日。
俳号の三汀[さんてい]から三汀忌、久米正雄が微笑と苦笑を合わせて作った造語「微苦
笑」から微苦笑忌と呼ばれる。
※※※3月1日~3月7日※※※
○春の全国火災予防運動
消防庁が主唱して1950年から実施。1927年3月7日の丹後地震による火災を反省して
作られた。前期・後期の2期に分け、前期は行楽シーズンに先駆けて車両・駐車場・駅舎・車
庫・山林等を対象に行われ、後期は一般火災予防運動として春先の火災が多発する時期を
前にして注意を促している。
○車両・船舶火災予防運動
運輸省(現在の国土交通省)と消防庁が主唱。
○山火事予防運動
林野庁と消防庁が主唱。
○春の建築物防災週間
建設省(現在の国土交通省)と消防庁が主唱。
○子ども予防接種週間
日本医師会・日本小児科医会・厚生労働省が2004年から実施。
4月からの入園・入学を前に、保護者の予防接種の関心を高めるために3月の最初の1週
間とした。協力医療機関で予防接種の相談や診療時間外の予防接種が行われる。
※※※3月1日~3月31日※※※
○自殺対策強化月間
2010年から政府が実施。例年、3月が自殺が最も多くなることから。
○婦人運動月間
○道路交通環境整備強化推進月間
○生命保険見直し月間
生命保険を契約したものの納得できない部分のある人が多いことから、最適な保険への見
直しの啓蒙を目的にほけんの窓口グループ株式会社が制定。生命保険の販売・勧誘が増え
る11月とともに3月をその月間としたのは2011年3月11日に東日本大震災が発生したこ
とから、大切な家族を守るための生命保険を見直してもらいとの願いが込められている。
○春の防犯運動(3月1日~5月31日)
アンズ(杏子/杏) apricot
【花言葉】「臆病な愛」「疑惑」「乙女のはにかみ」
【概要】
アンズ(杏子/杏、学名:Purunus armeniaca)は、ヒマラヤ西部~フェルナガ盆地にかけ
ての地域(中国東北部)を原産とするバラ科サクラ属の落葉小木である。アプリコット(apri
-cot)と英名で呼ばれることもある。別名カラモモ(唐桃)。中国北部で形成された東亜系の
品種群には、ウメとの交雑の痕跡がある。
アンズは中国名「杏子」の唐音。中国では「杏」は木の名前、「子」は実を表す。日本へアン
ズが渡来したのは大和時代といわれ、『万葉集』『古今和歌集』には「カラモモ(唐桃)」の名
で出てくる。漢方ではアンズの種子を「キョウニン(杏仁)」といい、咳止めの原料とする。
果樹の品種としては、朝鮮半島経由で日本へ伝わった「東亜系」と中央アジア・ヨーロッパ方
面へ伝わった「欧州系」の2つに大きく分けられる。東亜系はウメに近く果実は酸味が強く、
主に加工向き。一方欧州系は甘みが強くそのまま食べられる他、加工用にも適する。
ウメと似ているが、樹形が直立していることや、樹皮に縦に筋が入ること、また萼片が反り返
ることで区別できる。
固い殻を覆ったタネの中には滴形の白くて平べったい核(仁)があるが、その部分を粉にした
「杏仁霜[きょうにんそう]」は杏仁[あんにん]豆腐の風味付けに用いられる。
属名のPrunusは「plum(スモモ)」を意味する。種小名armeniacaは「杏色の」という意味。
【特徴】
樹高5~10m、樹皮は赤みを帯びた灰褐色でひび割れている。若い枝は赤紫を帯びた褐色
で無毛。葉には2~3cmの葉柄があり広卵形~卵円形で互生する。葉の先は短く尖り、縁
には細かい鋸歯があり、大きく波打つ。葉脈の基部には毛があるが、他は無毛。葉柄は無毛
でウメより長く、腺点があるものもある。
開花期は3~4月頃で、前年の枝につき、葉の展開前に咲き始める。花径は3cm程度で、
花の色は淡い紅色で、花弁は5枚げ、形は丸い。萼は5枚、濃い紅紫色で、背面には多少な
りともしぼ(皺)があり反り返るのが特徴である。
結実期は6月頃で、果実は直径3cmくらいの球形の核果[石果](水分を多く含み中に種が
1つある)で、有毛、表面には溝があり、黄橙色に熟する。
・花
http://net1010.net/kujoyama/wp-content/uploads/2013/03/p130319-
http://mutsumi4u.synapse-blog.jp/photos/mutsumi4u/p1000536.jpg
http://net1010.net/kujoyama/wp-content/uploads/2013/03/p130319-
・葉と実
http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/74/0000353074/17/img4abb64b7zik
http://www.nn.zennoh.or.jp/fruits/assets_c/2013/04/sinm01-thumb-
・樹皮
http://net1010.net/kujoyama/wp-content/uploads/2013/03/p130319-
【詳しい育て方】
■主な作業
冬の選定:適期は12~2月。長い発育枝を間引いたり、20~30cmに切り詰めたりする。
夏の剪定:適期は7月下旬~8月。木を大きくしたくない場合は、長く伸びそうな新梢を摘心
したり、切り詰めたりすることにより、コンパクトに収めることができる。
人工授粉:実付きが不安定な場合は、人工授粉を試す。
摘果:実付きが多い場合は摘果をする。品種にもよるが、結果枝の長さ10~15cm当たり
1果程度に間引く。
■栽培環境
日光を好むので、庭植えの植え付け場所、鉢植えの置き場所とも日当たり良好な場所を選
ぶ。
■水遣り
鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与える。庭植えの場
合は、土質にもよるが、苗木や植え付け直後の木を除けば水遣りはほとんど必要ない。ただ
し、夏の日照りが続くような場合は与える。
■肥料
庭植えは2月10月に、鉢植えは2月、5月、10月に、有機質肥料か速効性化成肥料を施
す。
■用土
水はけ、水もちがよいことが大切で、この条件さえ満たせば土はあまり選ばない。赤玉土小
粒7~8:腐葉土3~2の配合土を用いる。
■植え替え・植え付け
適期は12~3月。鉢植えの植え替えは、根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、、鉢
の大きさや生育具合にもよるが、通常は2~3年に1回は必要。
■ふやし方
休眠枝接ぎ:適期は2月中旬~3月中旬。台木にはタネをまいて育てたアンズを用いる。
また、豊後系のウメ(ウメとアンズの雑種)も台木にすることが可能である。
芽接ぎ:8月下旬~9月上旬が適期。台木は休眠接ぎと同様である。
■収獲・利用
苗木から育てると3~4年で収獲できるようになる。黄色く熟して柔らかくなった果実を収獲し
て、生食やジャムに加工する。ドライフルーツにする場合は完熟する手前、果実の表面がま
だ固めの内に収獲する。
■病気と害虫
病気:灰星病、黒星病、胴枯病、梢枯[しょうこ]病、黒粒枝枯病など
葉や果実に赤褐色、あるいは黒っぽい斑点を生じる灰星病や黒星病、幹や枝梢を枯らす胴
枯病、梢枯病、黒粒枝枯病の予防を徹底する。定期的に殺菌剤を用いて予防する。
害虫:シンクイムシ、アブラムシ類、コスカシバ、カイガラムシ類など。
主に実に入るシンクイムシ、幹に食い入るコスカシバ、新梢や枝などで吸汁するアブラムシ
類、カイガラムシ類に注意が必要。
■まとめ
剪定の基本は間引き剪定、時期は落葉期の冬
花後に摘果して果実の数を調節する
肥料は忘れずに与える
・アンズジャムの作り方