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カレーライス、幸せのフレーズ

2017年09月20日 | 雑記帳
 この頃、頭の中で繰り返される「♪カレーライス、カレーライス♪」のフレーズ。その訳は…BSフジ「東京会議」という深夜番組。小山薫堂主宰で公開企画会議&エンタテイメント的内容だ。いくつかの企画を並行させて放送しているが、その中のひとつに「カレーライスのうた」がある。山形のとある店が起点だ。



 店の主人の口ずさみから歌をつくり、流行らせようという試みだ。つくった本人(当然素人)をメインボーカルにして、スタジオミュージシャンや歌手、俳優などを登場させ、ある面豪華な楽曲が試作的な形で作られている。会議参加者のそれぞれの発想が生かされ、なかなか楽しい。アットホームな雰囲気に憧れる。


 親しみやすいフレーズ、軽快な調子の「カレーライスのうた」を聴いていて、こんな感じの歌は前にもあったのかなと、Youtubeを見た。確かに「カレーライス」はいくつか取り上げられているが、やはり子供向けが多い。自分らの世代が懐かしがるのはかのフォークシンガー遠藤賢司の曲だが、どうにもシュールだ。


 国民食と呼ばれることがある「ラーメン」と「カレーライス」。この二つに対する個人の意識(というほどでも…)はそれぞれだろうが、外食と自宅での食という対比は浮かび上がる。市販のカレールーを使うにしても、カレーには「家」の個性が出る。また、加齢による味覚の変化?を感じさせる食べ物の代表でもある


 甘口から辛口、そして大辛へ。バーモントからカリーなどへ嗜好が変わる、それも成長か(笑)。そしてまた共通するのは、カレーとともによみがえる思い出の多さだ。家庭の食卓はもちろん、小学生の頃のキャンプ、サークル合宿などそんな場にはいつもカレーがあった。きっと「♪カレーライス」は幸せのフレーズだ。