さてさてお待ちどうさんでった。
14日、昼からのパレードが無事終わり、一旦静けさを取り戻したかに思えたこの日・・・んなわけはない。笑
まだまだ浜の方では元気にだんじりがあちこちで活動するのさ。
浜の方へ行ってる途中、筋海町(すじかいちょう)のだんじりが向かってきた。
まといを持ったお兄さんたちが先頭を歩き、続いて子供会のちびっこたちが綱の前の方を持つ。
続いて中学生女子が続き、やがて青年団へと続いていく。
笛の合図で歩いたり走ったり・・・
追い役の人の合図で青年団が動く。
走る前のピピーッの合図で太鼓や笛の速さも変わり、青年団が一気に力強く綱を引っ張る。
正にコンビネーションが大切。
そう、だんじりは1人1人の綱を引くタイミングで大きく動きが左右されるのだ。
そして私はいつもならカンカン場近くで見るのだけれど、この日は珍しく少し大阪側で見ていた。
ゆっくり見るなら絶対ここはお勧め。
やりまわしを見たいならカンカン場のところがお勧めだけれど、私はゆっくり写真を撮りたかった。
それに毎年見てるからたまには落ち着いただんじりを見たいなーと思ったのも、カンカンの方に行かなかった理由と
なる。
エンジ色のハッピの紙屋町。
そして近くに中北町(なかぎたちょう)が来たと思ったら休憩のために近くで立ち止まった。
その横を通り過ぎる大工町(だいくまち)。
だんじりのルールとしては、よその町が休憩してるところの横を通るときは、一旦鳴り物を全てやめて通り過ぎる・・と
いうおきてがあるんだよ。
通り過ぎると又すぐに笛や太鼓を鳴らす。
昔はけんか祭りと言われたぐらい、喧嘩が絶えなかったとか・・・
今ではそんなことはないはずだけどね。
昔、道幅が狭かった時代にはすれ違いがあったとか・・・その際に、自分とこのだんじりが一番や・・・と言い張り、
それが発端となって喧嘩が始まったんだとか・・・
今ではすれ違いはないからね。
続いて藤井町のだんじりが通り過ぎていった。
よっしゃ・・・そろそろ行こか~~~~~
と皆一斉に立ち上がる。
そして休憩を終えた中北町が動き出す。
と、だんじりの横にしがみつくように何人もの人が群がっているではないか。
しかし、これも意味があるのさ。
この先のカンカン場で左に曲がるため、遠心力がかかる。
その際、だんじりが傾くのを防ぐため、人が左側に群がり、体重を一気にかけることによって、だんじりが転ぶのを
防ぐのだ。
いわば、人が重しの変わりになるんだよね。
そして昼の曳行(えいこう)も4時を廻り、そこここで各だんじりが休憩で端に止まっていた。
だんじりが動かないけれど、人は絶えず移動するため、ごったがいしているのがわかる。汗
紙屋町のだんじりがすぐ近くで休憩中、中央分離帯を隔てて向こう側でもだんじりが休憩中。
その間をすり抜けるかのように1台のだんじりが走って行った。
タイミングよく写真が撮れた。喜
と、そこで1人の人が私に近づいてきた。
パッと見ると、なんと、私に気付いてくれた自転車仲間のななしさんだった~~~~
ワー、久しぶり~~~~
と、私は一気にテンションが上がった。喜
だってだって、ほんと、久々なんだも~~~ん。
久しくチーム練に顔を出していなかったななしさん。
色々忙しく、おまけに大阪マラソンが控えているため、なかなかチーム練に顔を出せないでいるようだった。
けど、ほんと、久々に会えてよかった。
最近メールでやりとりはしていた。
そして、だんじり祭りで会えたらいいね・・・と言ってたとこだったのだ。
まさか本当に逢えると思っておらず、けど、元気そうなななしさんの姿を見れて私は嬉しかった。
又チーム練に顔を出すと言っていた。
期待してまっせ。ななしさん。喜
そして救急車が近くにいるとき、我が実家のある町、別所町のだんじりが通り過ぎた。
続いて下野町(しものちょう)のだんじりが元気良く通り過ぎる。
中央分離帯のところでだんじりを見るななしさんを隠し撮り~~~ 喜
お姉さんたちとななしさんはだんじりを見に来ていた。
続いて沼町(ぬまちょう)のだんじりが来た。
この時点で5時を少し廻っていた。
もう来ないだろうと私は自転車を置いている方向へ歩き始めた。
すると、もう一台、中之濱町(なかのはまちょう)のだんじりが来た。
岸和田では、この町をなかんば・・・と言う。
そして一旦実家へ戻り、夕食をよばれた。
親戚や姉妹が揃って大人数で食卓を囲む。
賑やかだった。
旦那も仕事から解放され、実家へとやってきた。
少し団欒し、明日(15日)の晩は恐らく凄い風と雨でだんじりが動かないかも・・・ということで、迷った結果、
夜のだんじりを見に行くことに・・・・喜
旦那は昼間仕事に行ってたため、晩のだんじりが今回初めて見るだんじりだった。
行ったとき、丁度別所町のだんじりがこちらに向かってゆっくり進んできていた。喜
いくつもの提灯をぶら下げて着飾るだんじり。
夜は提灯があるため、走らない。
ゆっくり進む。
だから見る側としてもゆっくり落ち着いて見れる。
だんじりの後ろにもたくさんの人が群がってゆっくりだんじりについていく。
だんじりがゆっくりと方向を替えたところで写真を撮ってもらった。
私が着ているTシャツ、これは別所のTシャツ。
実はこのデザインは去年から・・・だったかな・・・
なんか風呂敷みたい。汗
はっきり言って前のデザインTシャツの方が好き。
あんまりこのTシャツは不評なんだけど、町(ちょう)のデザインしたTシャツだからいた仕方ない。汗
続いて春木南のだんじりがこちらに来た。
提灯には各町の名前が書かれている。
私たちは商店街の方へと歩いて行った。
丁度上町(うえまち)のだんじりが商店街を通り抜け、方向転換しようとしていた。
そしてゆっくりと和歌山側へ方向転換したところを撮影。
商店街に入ると、続いて沼町(ぬまちょう)のだんじりが近くに来ていた。
私は再びだんじりをバックに写真を撮ってもらう。
明るかった商店街から再び暗い夜の世界へとゆっくり進んで行く沼町のだんじり。
続いて南上町(みなみうえまち)のだんじりが来た。
この町も最近だんじりを購入した町。
岸和田といえど、全ての町にだんじりがあるわけではない。
野田町や、上野町など、町にだんじりのない地域もあるんだよ。
別所も最近まではなかった。
春木南のだんじりを中古で買って、だんじりの仲間入りを果たした。
昔々はあった。しかし、当時曳いていた人が町のお金を使い果たし、だんじりを曳かなくなったんだとか・・・
けど、何十年の時を経て、町総出でだんじりの運動をし、それが実って見事再びだんじりを持つことが出来た。
こうして歴史が又刻まれることになったのだ。
続いて藤井町のだんじりが来た。
提灯に、一文字、藤という文字だけが刻まれている。
そして近くにだんじりグッズの店を発見。
ちょっと立ち寄ることに・・・
そこで色々なグッズを見る旦那。なんか嬉しそう・・・・笑
中には結構お客さんも入っていた。
そこで買ったもの・・・
それはだんじりの各町の載ったタオル・・・そして別所の靴下を買った。
靴下は早速翌日に履いた。
そしてだんじりの本もサービスで入れてくれていた。どれどれ・・中をちょいと拝見。
すると、だんじりの各名称が載ったページや・・・・
だんじりの写真などがたくさん掲載されていた。
さらに別のページには各町のだんじりの写真も・・・・
グッズを買わなかった人、残念。
私たちはちゃんとグッズを買ったからこの本ももらえたんだよ~~~ 喜
こうして1日目のだんじり祭りは終わった。
さて、2日目はだんじりは見れるのだろうか???
まだレポは続くよ~~
お楽しみに~~~~