前進あるのみ

真面目で何事にも一生懸命に前向きにをモットーに頑張るのみ!

初参戦 病み中走行ツールド新城レポ その1

2012年07月09日 | Weblog

7月7日、土曜日・・・この日は私達が初めて愛知県というところに脚を踏み入れる記念すべき日となった。

私は色々かつて旅行にも行ったけど、愛知県はまだ行ったことがなかった。だからある意味、レースで
ワクワクというより、愛知県に行ける・・ということが嬉しかったかも・・・
そして、この日、明け方は大阪は凄い雨。バケツを大量にひっくり返したかのように突然ザバザバ~という
豪雨。おまけに雷も鳴る。オイオイ、大阪、警報出てるって・・驚

これは、私達を愛知県に行かそまいとしてるのか?苦笑 大雨洪水警報発令中の中、予定より早めに起きざるを
得なかった私達。雷も鳴るから安眠妨害ではよ起きたっちゅうに!困

そして、旦那の心配は、高速道路は無事行けるか?という心配だった。え?もし高速止まってたら行かれへん
やん 泣 その心配もあったけど、何とか行けそう・・

そして大阪といえど、私の住んでるところは大阪も南の方、どちらかというと和歌山の方が近いぐらい。
そこから、今回向うところは愛知県でもどちらかというと静岡に近い方。愛知の右下辺りに位置する場所。

実に大阪から片道280kmもの距離があるではないか。驚
私は車で寝ようと思えば寝れるけど、旦那は運転しなければならない。何度も眠気覚ましにガムを食べながら
頑張って運転してくれたことに感謝である。喜

そして、大阪は土砂降りの中出発したものの、道中は降ったりやんだりを繰り返す。
そしていよいよ、私達は初の道路、名古屋方面へと突入していった。喜
東名高速。テレビではよく聞く高速だけど、初めて脚を踏み入れた瞬間だった。喜








そして名古屋に入り、さらに奥へと進んでいく私達。
3車線ある広い道。
幸い、この日は全然渋滞もなく、(まあ、朝の出発が早かったからね。)すんなり行けたことは良かった。


そしてさらに進むこと約100kmほどかな?
分岐点にさしかかる。新城または豊橋方面。

当然私達は新城方面へと向かって行くのだった。

地図を頼りに進んでいく。
と言っても全て道は旦那任せ。
私は安心して乗っている。喜






会場へ着いたけど、第一・第二駐車場は朝から既に別のレースが行なわれているため、入れず、第三駐車場へと
車を止める。そこから約1kmほど、自転車で走行し、受付会場へと入っていく。

無事受付を済ませ、ゼッケンをもらって、さー、もう一回駐車場へ帰ろう・・としたときだった。
突然又雨が降り出したではないか。驚


あわてて私達はスタッフがいるテントへと隠れた。苦笑







路面もベタベタ状態。
予報では愛知県新城市は9時に傘マークがついていた。
ほんと、最近の予報って当たるよね。当たらんでもいいときに・・・苦笑
けど、予報では私が出走する時間帯は降ってないはず!だから問題はそれまでに路面が乾くかどうかの
心配はあった。

今降ってきても仕方あるまい・・と楽観的な感覚だった。

旦那もおちょけて記念撮影。笑
お手上げ~~~~みたいな・・笑


朝5時に出発し、新城についたのは9時前ぐらいだったかな。
約4時間の道のりだった。

そして雨がようやくやんだところで再び駐車場へと戻っていった。






そして、こんなときでないとやらない固定ローラー。
私はいきなり走ったら凄くしんどくなるのがわかっているため、心臓をびっくりさせない意味で、少し身体を
暖める。

普段走っていない私なのに、こんなときだけ固定ローラー。苦笑

いかにも普段も走ってます・・・みたいな・・・

いやいや、最近全然走ってなかったんだって・・・
なんと言ってもまだ病み中のため、体力消耗しきっている私。消化不良もまだあり、食欲不振で力も
出ない。
そんな中、やっぱりレースは参戦する。







無駄な抵抗・・・・・・とわかっていながらも、形だけでも血の巡りを良くしておかなきゃね。苦笑

軽く30分ぐらい踏んだかな?
少し踏むだけでもゼーゼーハーハー ・・・ 汗
いかに最近踏んでなかったかがよくわかるウォーミングアップだったね。苦笑


そして実際のコースを試走できる時間となったため、私達は又会場へと戻っていった。

そしてそのときに出会った人物・・・・それは・・・








今年全日本TTで見事優勝したというレディゴージャパンの伊藤杏奈選手。
すぐに私はわかった。ジャージでね。

高校2年生というから驚きだ。
私はすぐに近寄っていって挨拶し、今回初めて愛知県に来てこのレースに参戦する旨を伝えた。

すっかり意気投合し、色々お話させてもらう。

聞く話では、中学時代はしばらく自転車から遠ざかっていたという。高校になって又本格的にトレーニングを
したのだというから驚きだ。
この年代って努力次第でいくらでも伸びしろがあるんだよね。私がちょっと記録を伸ばそうとするのは
一苦労だけれど、中学・高校時代、そして20歳代に鍛えようとすればすぐに伸びていく。
伊藤選手もまさにそんな感じだった。

そして話させてもらうと、とっても気さくな人でしゃべりやすい人だった。
愛嬌たっぷりで、凄く感じのいい人だったのだ。喜

早速私は写真を撮らせてもらった。喜






そして色々話している様子を旦那が写真を撮ってくれていた。

何と言ってもしゃべりだしたら止まらない私だからね~ 笑

私はてっきりレディゴージャパンに登録している選手は、皆でいつも揃ってトレーニングしているものだと
ばかり思っていた。
けど、実際には個人で練習してるんだって。驚

レース会場で顔を合わすぐらいなんだとか・・・
そうなんだ~って思ったね。

そう考えると、よくモチベーションを下げずに練習できるなー・・・って感じだった。
私なんか自分に甘いから一人だとすると、これぐらいでいいや・・・ってなってしまうんだけど・・・

やっぱり集中力が違うんだろうね。苦笑






そして、病み中だということ、それにちょっとでもついていけたら・・・ということをアピール。

冗談で、離れかけたら待って~って言うから待ってくださいね・・・と笑いながら言った。
とにかく面白く、楽しい時間を過ごせた。喜








そして出走前、召集場所にちょこちょこ女の人が集まってくる。

見るからに皆速そうな人たち・・・

旦那いわく、皆速そうやで・・・と脅しをかける。苦笑
あら~~ もしかしてビリかな~と私もオドオド・・・
しんどかったらヒョロヒョロ走るわ・・・と私。







そしてレースが始まるころは、路面も幸い乾いていた。喜
何と運がいいことだ!喜

そしてもう1人、トライアスロンをしているという凄い人。TAKAHASHIさんと話する機会があった。喜
愛知県在住でこの大会の常連さん、そして連勝を重ねるとっても速い人。

後で聞く話では、トライアスロンの中でも速くて、有名な人だったとは・・・・驚


けど、私はそんな人とも話する機会があるだけでも嬉しかった。
世の中にはこんなにも速い人もいて、私みたいにヒョロヒョロ走る人もいる。
けど、レースとして一緒に走れることに私は喜びを感じていた。

TAKAHASHIさんもかつて、レースにインフルエンザのさなか、走ったことがあるんだって。驚
そしてそのときはさすがにしんどかった・・・と・・・・
私が今風邪を引いてる最中なんだと話すると、その話をしてくれた。
たとえインフルエンザでもDNSしない人。私と同じような境遇、いや、私より状況がひどい境遇でも
頑張って走る人が近くにいたのだ。驚

TAKAHASHIさんも話してみたらとっても話やすく、気さくな人だった。

こうして知り合いが増えていくのって私はとっても嬉しい。
そして又どこかのレース会場で会えるかもしれないんだもんね。
縁は大事にしていきたい。







前にはジュニアカテゴリーの人が並び、その後ろにレディースが並ぶ。
私はスタートの直前までTAKAHASHIさんとお話させてもらい、すっかり和やかモード。

ロードレースの場合、あまりスタート地点で他の選手と話することがないんだけど、(皆ピリピリモードに
なってるときが多いため)、今回はそんなことなくって良かった。

私も全然緊張せず、この場にいたのだ。







ジュニアカテゴリーがスタートし、いよいよ私の出るカテゴリーの出発の時間が刻一刻と近づいてくる。

けど、私はこの場になっても緊張せず、むしろ走れることが嬉しくてなぜか私は笑っている。笑







そして10周、このコースを廻るのがレディースに課せられた距離だった。

いよいよスタート。

出だしからサッとTAKAHASHIさんが前に出る。
その後、すぐに伊藤杏奈さんが後ろにつく。

その後ろに私はついて走っていた。






少しでもこの人たちについていきたい・・・
それが私の希望だった。

けど、予想以上にスピードが速い。

ワー、こんなスピードで維持できるんかな?

練習不足の私にはとてもこんなスピードでずっと行けるとは思えない。格が違いすぎる。
レベルの高さを痛感する。

コース上には500mぐらいの距離の登りがある。標高じゃないよ。距離だよ。
けど、この登りが脚にくる。元々登りの弱い私は回を重ねる毎に登りがきつくなる。






しばらくついていってたけど、あえなくもう無理!と離れてしまう。
後ろにいたPITというチームの人が私を追い抜かす。
あー、やっぱり練習してないからついていこうにも脚がいうことをきいてくれない。泣






そしてここから単独一人旅となった。

私の思っていたクリテは、僅差で最終週回まで競り合って、最後ゴールスプリントで勝負が決まる・・という
予想をしていたんだけど、このクリテは力の差が歴然としており、結局単独で走るというレース展開に・・・

どうせ単独で走るなら、カメラにピースサインでいい顔撮ってもらおう・・とニッコリピース。

ははは、これ、レースの最中なんだけど・・・・苦笑







走ってる途中で晴れてきた。良かった。
雨だとそれだけでいやな気分になるものの、晴れてたらまあいいか・・みたいな・・・・

そして、このとき、旦那に後ろとはかなり差があるからこのまま行ったらいける・・と励ましをもらう。

そして7周目に入ったときぐらいだったかな?先頭のTAKAHASHIさんと伊藤さんにラップされてしまう。

速い!やっぱりついていけない・・・・

私はすぐに自分のペースに戻して走り続ける。

しんどくても走り続けることが私の目標。途中でやめてしまうのは悔しかった。
病み中でも走ろうと思い立った私。どうしても完走だけはしたかった。

だからしんどくても、どんなに脚が動かなくても走り続けよう!と強い意志を持っていた。





そしてラスト1周!とスタッフの人に声をかけられ、よし、ラスト1周や・・と踏ん張る。
登りでは脚が残っておらず、ヒョロヒョロと登る。力なく登るけど、あとは下ってゴールを踏むだけだ!

よし、ゴールが見えてきた。

そして私のレースは終わった。







あー、走りきれて良かった~~~

私はゆっくり走っていた。
そして後ろから女の人がお疲れ様でした~~~と声をかけてくれる。
私もお互いの健闘をたたえあった。

病み中でも走りきったこの爽快感、こんな私でも走りきれた・・という喜びを旨に、旦那の元へと
帰ってきた私。

その様子を写してくれたのが下の写真。喜






旦那が言うには、もっとヘロヘロで走るかと思ってた・・とのことだった。
練習不足にもほどがある状況で挑んだレースだったからね。

今回も色んな勉強ができた経験となった。

そして、実質走った選手の中では4位だったわけだけど、伊藤杏奈選手は登録選手のため、
表彰からは除外されることとなっていた。

ということは・・・・・・?驚


レース後も再び杏奈選手と再会でき、又色んな話で盛り上がった私達。

そしてまだレポは続く。
今日はここまで。

又ね~