前進あるのみ

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病み中でも走るか~驚 はりちゅうロード参戦 その1

2012年07月02日 | Weblog
普通走らんやろう~って言われそう・・・苦笑

けど、私にしたら、風邪、いつまで居座っとんねん!はよ出ていけ~と追い出したくなるこの気持ち。
19日の晩から熱を出し、声を枯らし、おなかもとおし・・・いいことないっちゅうに・・
で、大人しくしてたんだよ。全然走らず、薬を飲んで又仕事に行く。けど、声が誰かわからんぐらい枯れてるため、
電話は私宛の電話しか取らず、他の電話は全て同僚に取ってもらう・・・

2週間こんなことを繰り返し、はりちゅうロードも真剣迷う。走ってヘロヘロになるのはわかっている。
しかし、私の走りたい魂が心の叫びをうったえる。
しかも当日雨の予報。散々、旦那にも、ほんまに走るん?と聞かれ、私自身正直悩んでいた。
でもね、薬を飲んで大人しくしてても一向に良くなる気配もなく、せっかく大人しくしてるのに意味ないやん・・
これやったらいっそのこと走った方が楽になるんちゃうか・・・という気になってくる。
金曜の晩、少し3本ローラーをやってみた。土曜日、一日様子を見る。ちょっと身体的に楽になり、おなかを
とおしてたのもおさまったではないか。
多分、汗をかき、血の巡りを良くしたことで、身体の中の悪いものが出ていって、良くなったんじゃない?と
考える。
相変わらず、ちゃんと薬を飲んでおき、よっしゃ!走るだけ走ってやる・・と決める。
雨が降っても風邪を引かない私。だから、雨が原因で悪化することは考えなかった。

それに、今日、(7月2日)あれだけ微熱のあった私だけれど、晩に熱を測ると平熱に下がっているではないか。
やっぱ走った方が調子よくなるのかも・・と思ったね。もし、微熱がまだ続いてたら医者行くつもりでいた。
けど、まだ無理はしないからね~


ということで、結局はりちゅう(兵庫県播磨中央公園)行って来たからレポするね。喜

早朝5時半過ぎ、雨の中家を出る。このときはまだ小雨程度だった。

7時半過ぎ、思ったより早く会場に着く。
まだ辺りは閑散としているけど、しっかり雨は降っている。











受付をする担当者も一人だけ?驚

ちょっと寂しいね。







はりちゅうも何回か走ったことあるけど、コースは大会主催者によって、2コースあるんだよね。
前、加東サイクルロードレースに参戦したときは、今回のコースとは違うルートだった。

2時間ソロで走ったレースと一緒になるんだとか・・・
ははは、あんまりはっきりコース覚えてないんだけど、走ったらわかるやろう・・と臨機応変な私。

とりあえず、会場入りした私を撮ってもらったのが下の写真。

多分大阪でも雨降ってるんだろうなー・・・今日のチーム練は中止かな~?と思いながら撮ってもらった。








そして私も早速受け付けを済ませる。
今回は私だけのエントリー。
旦那は膝の心配があり、今回はやめとく・・とのことで、アッシー君の役目だった。






走ってるときに見つけやすいように、旦那も元チームジャージを着て、サポートしてくれる。喜







私の走る前にも違うカテゴリーで走る選手がこのあと、続々と集まってくる。

この時もずっと雨は降っていた。

時折強く降ったり、少し小康状態になったり・・・・そんな感じを繰り返していた。
しかし、時期は6月末・・・
雨が降って、濡れたとしても寒くない気候。

何度も雨の中を走った経験のある私はそれをちゃんと心得ていた。
雨なら雨なりの走りをする。要はいつもより安全な走りを心がける・・・これが何より一番大切なこと。
それは熟知していた。









とりあえず、私は車に戻り、とりあえず身体を暖めて血の巡りを良くするため、ローラーを踏む。
今回持ってきてるのは3本じゃなく、固定ローラーの方。
はて?使うのは何ヶ月振り?笑 こんなときでないと使わない固定ローラー。
走るのも久々やっちゅうに・・・苦笑

けどね、私はウォーミングアップなしでいきなり走るのはタブーなんだ~
いきなり走って心拍上げたら、後でえらい目にあうのがわかってるから・・・風邪でなくても咳が出ておさまらない
状態に陥る。だから、少しでも身体の中から暖めておく必要がある。ヒルクライムの場合は、ウォーミングアップなしで
走ることも多いんだけど、サイクルロードレースの場合は少しでも回す必要があるのだ。

レースに勝ち目はないのは100も承知。ひょっとしたら途中でDNFの可能性も秘めていたぐらいだからね。汗
情けないけど、それが今の自分に課せられた状況。力は出ないことはわかっている。それでも私は走りたかった。
今の自分の状況を素直に受け止めたかった。
けど、この最悪な状況をきちんと記録しておき、次に走ったときにどうなってるか?それも大事なんだよね。
まあ、今回の記録はあてにはならないけれど・・・
今回の記録を最低ラインとして設けよう。










そしてスタート時間が迫ってきた。

相変わらず雨は降り続く。これも仕方あるまい。雨には驚かない。だって雨を覚悟して来ているのだから・・・

けど、元から勝負を狙わない私はある意味、気楽だった。
これが、順位を狙う・・・とかだと、凄く緊張したりして、身体が硬くなるのだろうけど、今回はただ走るだけで
良かった。だからある意味、とても気楽だったね。

ただ、雨だから下りカーブには細心の注意を払おう・・・ぐらいな感覚で挑んだね。








そう、私はただ走るだけで満足だった。だって、今までまともに走ってないんだから、ただ走れるだけで嬉しかった。

たくさんの男の人に混じって、小さい私がいる。
そう、今回のレース、男性と一緒に走るのだ。
勿論女の人もいる。雨だからDNSか・・と思ってたら、意外や意外・・・何人か女の人がいるのが確認できる。

あれ?やっぱり雨でも皆私みたいに走るんや・・・と思ったね。
けど、皆知らない人ばかりだった。
それに声が声だけに、今回は私からは話しかけるのをやめておいた。苦笑


そしていよいよレースが始まる。

最初はローリングスタートで、スタッフ役となったマトリックスの選手を追い抜かしてはいけないルール。
そしてやがて本当のスタートが始まるのだった。









1周約3kmのコース。にしても、私には1周がとても長く感じたね。

最初が一番きつい登りになり、少し下って又登りがある。その後、ずっと下るんだけどこれもテクニカルさを要求
される。狭い道で下りカーブになってたりするんだよね。しかも雨で路面が当然ベタベタ状態。
後ろにつこうとするも、よけいにタイヤのハネが飛んでくるからスリップストリームも使えやしない。
仕方ないからいつもの戦法は使えず、単独一人旅。

ただ、本当に落車には気をつけながら走る。

1周目、何とか走り終え、旦那の前を通過。よっしゃ・・・1周は何とか走りきれた。私は思ったね。
まだとりあえず今は大丈夫だよ・・のサインをするため、カメラ目掛けて私はピースポーズ。


そして2周目に突入していく・・・・
2周目もまだしっかり雨が降っていた。

普段登ってないわ走ってないわで、2周目の登り、結構脚にきていた。ウ~~~力が入らん・・・みたいな・・・

けど、まだ走れる・・・ということを実感。







正直、私も自分で、自分におかれた身体の調子がどんなか、わからずに走っていた。果たして本当に完走する体力は
あるのかどうか?
情けないけど、今、私に立たされてる状況はそんな感じだったからね。
普段ならはりちゅうは余裕で走れるコース・・・余裕で・・・ってちょっとオーバーだけど、普段走っている私には
普通に走れるコース。だって2時間ソロで走ったことのある私だよ。
それが、今は4周、無事走れるかどうか?のレベルとは情けないけど、それが現実なんだよね。

ほんと、しんどかったら途中でやめようとさえ思いながら走ったこの日だったから・・・


また旦那の前に戻ってきた。

まだ大丈夫だから走るよ・・・のサインをアピールするため、やっぱりカメラにポーズ。


そして3周回も終え、いよいよ最終周回の4週目に突入。

よし、こうなったら完走してやるぞ・・・
普通ならこんなことは考えるレベルじゃないんだけど、病み中の私が考えたことはこんなことぐらいだったね。
プライドも何もかも捨て、考えたことがこんなことだった。


正直、旦那はもっとヘロヘロな状態で私がコースを走るだろうとふんでいたみたい。
それが意外としっかり力強く走ってたからびっくりした・・・とのことだった。
このことからも、普段、本当に走ってなかったかがわかるでしょ。苦笑








最初の人から周回遅れになると、3周でレースを終えなくちゃいけなかったけど、何とかラップされずに済んだ。
そう、3周終わってもまだトップの人の姿はなかったから、これで4周走れる!と思ったね。喜
勿論トップの人というのは男性の人だよ。

これで、後は完走するまで最後まで走れる・・喜 とにかく、私は走れる・・・ということだけで、それだけで
満足だった。普通はこんなレベルで喜んでたら駄目なんだよね。汗

そして、最終周回、懇親の力をこめて走っていた私だったけど、最後の最後で抜かれた人が・・・
パッと見ると何と女の人だった。あ!やばい!私はそれから踏もうとするも、力が入らない。
普段なら力強く踏んでスプリントをかける私だけど、肝心の力が入らない。しかもゴールは登り。

かなり詰めるも、あえなく私はその人の0.3秒差だったかな?でゴールした。泣

そう、最後、さされたのだ。グサッ!

下の写真がその抜かれた瞬間の写真。旦那が撮ってくれてた。
このあと、ラスト100mぐらいあるわけなんだけど、それが登りとなっている。
かなり差はつめたけど、身体に力が入らない私は、あえなく撃沈したのだった。泣
そりゃ、食べてないわ、走ってないわで、とっさの力が出るわけないやん・・・と自分で突っ込みたくなる。







けどね、何回も言うけど、DNSしようかどうしようか最後まで迷っていた私だったから、この場で走れたこと自体に
私は喜びを感じていた。

最後はヘロヘロ状態で記念撮影。

けど、このままで終わる私ではない。
今回はそりゃ、当たり前だけど散々な結果だった。けど、このままで終わるとは思うなよ~いつか絶対、絶対、絶対
見返してやるからな~
そして、又この場に立ってやろうじゃないの!

はりちゅうよ、それまで待ってろよ・・・みたいな・・・・

何とも強気発言。
けど、有言実行。してやったり!って言える環境を作ってやる。
そう、いつか絶対、絶対、リベンジしてやる!






そして、疲れきった私の、汚れた自転車を旦那が拭いて綺麗にしてくれていた。喜

私はヘタッっていた。苦笑

旦那には本当に感謝である。喜






今回、自分に立たされた境遇は最悪な状況だったわけだけど、少なくともレースに出ることによって、本当に
いい刺激をもらえる。本当に色んな勉強になる。だから私は積極的にどんなレースにでも参戦したいと考える。
まだ、未知の世界のレースもたくさんある。
例えばMTBダートコースや、シクロの世界なんかは、未知の世界。
それこそ体力や耐久力が物を言う。

ヒルクライムは私にとっては楽しいイベント。勝負に絡めるほど速くないのを知っているから・・・
それでも登りたい・・・そう、上に向って進むのみ。
決して後ろは振り向きたくないのが私の性格。前だけをひたすら見つめ、突き進む。それが私の性格なのさ。喜

風邪を引こうがどういう境遇であろうが、走るときは走る。けど、自分の限界は知ってるから、これはあかん!と
判断すれば素直に手を引くことも考える。そうでなければ、前に進むのみ。

明日に向って突き進む。
太陽が毎日上がるように、(今は梅雨で上がらないときもあるけれど)、自分の気持ちも前を向かないでどうする?
自分で努力しないと落ちる一方。
風邪とうまく付き合いながらすり抜けようぜ~
そしていつかぶきかましてやる!



そして、散々な私のレースが終わり、落ち着いてから携帯の着信とメールを見る。
なんと、くぅちゃんからの連絡が・・・
そしてこのあと、はりちゅうで遭えることに・・・・喜
その後、何と美山サイクルクラブのメンバーとも遭えることに・・・・喜

その模様は又今度~~

お楽しみに~~~~喜