コズモと読んでください COSUMO

株式、債券、為替、投資信託を主に

NYダウ続落で始まる、一時200ドル超安 半導体株安響く 北米 2024年3月11日 23:29

2024-03-12 05:05:35 | 日記
NYダウ続落で始まる、一時200ドル超安 半導体株安響く
北米
2024年3月11日 23:29


【NQNニューヨーク=矢内純一】11日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落して始まり、午前9時40分現在は前週末比103ドル61セント安の3万8619ドル08セントで推移している。前週末に続いて半導体株の下落が投資家心理の重荷となっている。12日には2月の米消費者物価指数(CPI)の発表があり、買いを控える雰囲気もある。ダウ平均の下げ幅は200ドルを超える場面がある。

ダウ平均の構成銘柄ではないが、エヌビディアが一時4%弱下げた。人工知能(AI)向けの半導体の需要拡大を背景に急ピッチで上昇した後で、持ち高調整や利益確定の売りが出やすくなっている。ほかの半導体関連やハイテク関連の銘柄にも売りが波及し、ダウ平均の構成銘柄ではアマゾン・ドット・コムとマイクロソフトが下落している。

ボーイングの下落もダウ平均を下押ししている。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル電子版が9日に「1月初旬のアラスカ航空が運航するボーイング製小型機『737MAX9』の事故を巡り、米司法省が刑事事件の捜査に乗り出した」と報じたのが株価の重荷となっている。

12日に2月の米CPI、14日には2月の米卸売物価指数(PPI)と米小売売上高が発表される。来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えており、今後の金融政策の判断にも影響する経済指標の内容を見極めたいという市場参加者も多い。

個別では、アメリカン・エキスプレスとキャタピラーが下げている。ゴールドマン・サックスも安い。一方、アップルとナイキが高い。

ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も続落して始まった。アドバンスト・マイクロ・デバイスなど半導体株が下げている。半面、アナリストによる目標株価の引き上げが伝わったネットフリックスが高い。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿