コズモと読んでください COSUMO

株式、債券、為替、投資信託を主に

日経平均反発、終値276円高の3万2678円 国内株概況 2023年9月25日 9:11 (2023年9月25日 15:43更新)

2023-09-25 10:12:24 | 日記
日経平均反発、終値276円高の3万2678円
国内株概況
2023年9月25日 9:11 (2023年9月25日 15:43更新)

25日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに反発し、前週末比276円21銭(0.85%)高の3万2678円62銭で終えた。前週末の日銀の金融政策決定会合と植田和男総裁の会見を受けて、早期の政策の修正観測が後退し、海外短期筋が株価指数先物に断続的な買いを入れた。円安・ドル高の進行が支えとなったほか、前週に相場下落が続いていたため値ごろ感を意識した買いも入り、日経平均は上げ幅を300円強に広げる場面があった。

日銀は22日まで開いた決定会合で、現行の金融緩和策の維持を決めた。さらに、植田総裁は同日の会見で政策修正の時期について「到底決め打ちできない」と述べた。金融緩和の継続姿勢が改めて意識され、半導体などグロース(成長)株を中心に見直し買いが入った。一方、政策修正の思惑から先行して買われていた銀行株や保険株は売られた。

外国為替市場で円相場が一時1ドル=148円49銭近辺と、2022年11月以来の水準に下落したのも相場全体の追い風となった。前週の日経平均が週間でおよそ1100円下げていたため、下値では自律反発狙いの買いが入りやすかった面がある。

前週末22日の米株式市場でダウ工業株30種平均が下落した流れを受けて日経平均は朝方に下げに転じる場面もあったが、売りの勢いは続かなかった。

TOPIXは4営業日ぶりに反発した。終値は前週末比9.23ポイント(0.39%)高の2385.50だった。JPXプライム150指数は5営業日ぶりに反発し、8.39ポイント(0.82%)高の1036.44で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で3兆1720億円、売買高は12億6935万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1374。値下がりは412、横ばいは50だった。

エーザイや第一三共、東エレクが上げた。一方、トヨタや日立建機、川崎汽は下げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

最新の画像もっと見る

コメントを投稿